🪲【現場レポ】なぜ今年はこんなにカメムシが多い?
~インドカレー店の“玄関前地獄”で感じた異常発生のリアル~
🍛 玄関を覆うカメムシの群れ
つい先日のことです。
久しぶりにピックアップで立ち寄ったインドカレー屋さんに着いた瞬間、異様な光景が目に飛び込んできました。

お店のドア周辺に、びっしりと張り付くカメムシの群れ。
まるで「ここが越冬前の避難所だ」と言わんばかりに、照明の熱とカレーの香りに誘われて?集まっていました。
お店の中では、店員さんが困り顔でこう話していました。
「ここ最近ほんと酷くて…女性のお客さんから“気持ち悪い”ってクレームもあるんですよ」
確かに、虫が苦手な人にとってはあの光景はちょっとしたホラーです。
僕自身、ドアが開くたびに「一匹でもバッグに入らないでくれ…」と祈るような気持ちでピックアップを済ませました。
その帰り道、思わず考えてしまいました。
——今年、カメムシ多すぎませんか?
🌡️ 全国で報告される「異常発生」
調べてみると、僕の感じた違和感は気のせいではありませんでした。
全国的に「カメムシの大量発生」がニュースになっており、各地で例年を大きく上回る数が観測されています。
たとえば──
三重県では過去10年平均と比べて約78倍のカメムシが発生(チャバネアオカメムシ中心)。
出典:三重テレビニュース(2025年10月7日)富山県では平年の約2.5倍の異常発生が確認され、専門家が「今後さらに増殖するおそれ」と警鐘を鳴らしています。
出典:TBS NEWS DIG(2025年9月18日)福井県では稲の品質を下げる“斑点米カメムシ”が平年の2~3倍発生。
出典:福井テレビニュース(2025年9月6日)兵庫県ではコメの収穫や品質への影響を懸念し、県が全域に注意報を発令しました。
出典:毎日新聞(2025年7月25日)
農林水産省も7月時点で、
「斑点米カメムシ類の発生が全国的に多発するおそれあり」
と公式に発表しており、これはまさに“全国規模の注意報”といえる状況です。
出典:日本農業新聞 JACOM(2025年7月24日)
🔍 なぜ、今年はカメムシがこんなに増えたのか?
専門家の分析によると、
暖冬で越冬中の個体が多数生き残った
春から夏の高温で繁殖が活発化
秋の残暑と夜の照明で活動期間が長引いた
といった条件が重なったことが原因とされています。
つまり、2025年のように「冬が短くて夏が暑い年」は、
虫たちにとっては“ボーナスイヤー”というわけです。
その結果、僕たち配達員が街中で遭遇する“現場のリアル”にも直結しています。
飲食店の玄関、配達バッグ、車のドアミラー——どこを見ても小さな侵略者たちが潜んでいます。
🏍️ 第2章:現場での“カメムシ被害あるある”集
カメムシが増えすぎると、もはや「自然現象」ではなく「業務リスク」になります。
配達員として働いていると、この小さな虫たちに振り回される瞬間がいくつもあります。
🟢 バッグ侵入事件

秋口の夜稼働。
ドロップを終えて玄関先で、バッグを閉めようとしたその瞬間——
中から「カサカサ…」と不穏な音がしました。
恐る恐る開けてみると、保温バッグの隅に1匹のカメムシが入り込んでいました。
「いや、そこ温かいけどさ!」とツッコミたくなる状況です。
お客様に渡した後で本当に助かりました。
あの独特の臭いが付いたら、どんなに丁寧に渡しても地獄行きです。
🚗 車内臭地獄

軽自動車稼働のあるあるです。
夜の住宅街で1件終えたあと、何気なく車の窓を開けたタイミングで「ブーン」と飛び込んできた1匹。
反射的に叩いてしまった瞬間、あの“強烈な芳香剤(悪い意味で)”が車内に充満しました。
ファブリーズを3回噴射しても消えず、翌日の昼になっても残り香が漂い、
「これもう同乗してるな…」と悟りました。
🏠 ドアミラー包囲戦

夜のピックアップ先から帰ろうとしたら、
ドアミラーに複数匹で密着していたこともあります。
走行中に1匹が風圧で飛ばされ、もう1匹が車内方向へ…という恐怖の連携攻撃。
以来、配達終わりには“ミラーチェック”がルーティンになりました。
🍛 飲食店入口トラップ

前章のインドカレー屋さんのように、飲食店の明るい出入口はカメムシのホットスポットです。
夜になると看板照明や暖色ランプに引き寄せられ、ドアまわりにびっしり。
特に配達バッグを開け閉めするタイミングで侵入されやすく、
ピックアップ中にバッグ内へダイブされるケースが意外と多いです。
地味に精神を削られます。
💬 SNSでも共感続出
X(旧Twitter)でも、「今年やばすぎ」「カメムシ怖い」「なぜか家の中にいた」といった投稿が続出しています。
ニュースの数字だけでなく、体感レベルでも“異常”を感じている人が多いようです。
特に配達員や屋外作業の人たちにとっては、もう“秋の天敵”と呼んでも差し支えありません。
🧴 第3章:現場で実感した“カメムシ避け”対策まとめ

あの臭いと不意打ちに何度も泣かされてきた僕ですが、
ここ数週間、いろいろ試した結果「これは効く」と感じた対策をいくつか紹介します。
🌿 ① ハッカ油スプレーで玄関・車内をバリア化
カメムシはミント系の強い香りが苦手です。
玄関や車のドア周りにハッカ油スプレーを吹きかけておくと、明らかに寄りにくくなります。
🚗 ② サンバイザーにはさむ車用虫除けプレート
虫除けプレートといえば吊るすタイプが主流ですが、車用もあるんです!
サンバイザーにはさむだけの、車用虫除けプレートです。
ハッカ油スプレーとの合わせ技であらゆる虫を寄せ付けない!!
💡 ③ 照明の色温度を“電球色”に変える
虫は紫外線を多く含む白熱電球の光などに引き寄せられます。
LED電球に変えるだけで発生率がかなり違います。
🚪 ④ ドア・窓の隙間は“テープで封印”
カメムシは1cm未満の隙間にも平気で入り込みます。
すきまテープでドアやパッキンを補強するだけでも侵入率が軽減が期待できます。
🧴 ⑤ カメムシ専用忌避スプレーで「撃退より予防」
叩くと臭う。だからこそ「寄せつけない」ことが一番です。
カメムシ専用忌避剤を玄関や車のドアパネルに吹きかけると、数日間効果が続きました。
🌅 まとめ:虫も季節のサイクルの一部。でも備えは大事。

今年の秋も、まさに「カメムシイヤー」です。
暖冬・猛暑・残暑の三拍子が揃い、全国各地で記録的な発生が続いています。
飲食店の玄関を覆い尽くす姿も、
配達バッグに潜む一匹の不意打ちも、
どれも「気候の変化を最前線で感じる瞬間」かもしれません。
でも、仕事として街を走る僕ら配達員にとっては、
季節の風情より“臭い被害ゼロ”のほうが大事です。
虫を叩かずに避け、うまく共存しながら秋稼働を乗り切る。
それがこの時期、静かな“現場スキル”になっている気がします。
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配達の現場で感じたことを、誰かの役に立てばと思って書いています。
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