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ウィリアム・ピーター・ブラッティ『エクソシスト』宇野利泰訳 新潮社 1973.4  William Peter Blatty (1928-2017) The Exorcist (1971)  アミール・D・アクゼル『神父と頭蓋骨 北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展』早川書房 2010.6  Amir Aczel (1950-2015) The Jesuit and the Skull: Teilhard de Chardin, the Search for Peking Man (2007)

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Exorcist
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=508968935

ウィリアム・ピーター・ブラッティ(1928.1.7-2017.1.12)
『エクソシスト』
宇野利泰訳
新潮社 1973年4月刊
329ページ
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=508968935

William Peter Blatty (1928.1.7-2017.1.12)
https://en.wikipedia.org/wiki/William_Peter_Blatty

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Exorcist_(novel)

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Exorcist

https://ja.wikipedia.org/wiki/ウィリアム・ピーター・ブラッティ

明治大学文学部学生の頃(1973-77)、
映画
https://www.allcinema.net/cinema/2823

を観てから読みました。

マックス・フォン・シドー扮する
メリン神父登場のシーンを観た時には、
フランスの古生物学者でカトリックの思想家、
テイヤール・ド・シャルダンをモデルにした
メーキャップに笑ってしまいました。
笑っている人は、私以外には、
映画館にはいませんでしたけど。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ピエール・テイヤール・ド・シャルダン

テイヤール・ド・シャルダンについては、
『エクソシスト』公開時も現在も、
日本では知らない人の方が多いでしょうね。

私の場合、両親がカトリックで兄は神父になり、
実家の本棚にはみすず書房から刊行されていた
『テイヤール・ド・シャルダン著作集』
https://www.msz.co.jp/book/author/ta/15921/

https://ameqlist.com/sft/teihard.htm

が並んでいるという環境で育ったため、
映画のメリン神父を見た時に、そっくりだなぁと、
笑ってしまった訳です。

ググったらあった
メリン神父(マックス・フォン・シドー)https://stat.ameba.jp/user_images/20131125/16/it-never-stops/b0/91/j/o0458028012760679398.jpg

テイヤールの写真
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ee/Pierre_Teilhard_de_Chardin_01.jpg?fbclid=IwY2xjawHbKN1leHRuA2FlbQIxMAABHU8uhZcU4xye0aSGDx-XzhYgUBmVwSTQ607lAn25V9UthD1KUsTpSaWvVQ_aem_LRl8Wifv6d0aTboLiDXrbQ

この二枚の写真だと、そんなに似ていませんけど、
顔の長い感じがそっくりだと思ったのです。

テイヤールは、地質学者として北京原人の発掘に関わった人で、
映画も小説も遺跡の発掘現場シーンから始まりますから、
学者が多いイエズス会の修道士であるメリン神父の造形には、
考古学者でもあったテイヤールの人物像が利用されたのだろうと、
四十年前に思ったのでした。

新潮文庫 1977
https://www.amazon.co.jp/dp/4102160019

創元推理文庫 1999
https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488582012


https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000113752/

アミール・D・アクゼル
『神父と頭蓋骨
 北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展』
林大訳
早川書房 2010年6月刊
328ページ
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000113752/

「稀代の科学者にして、冒険家、思想家の顔を持つ異能の神父の生涯!
一流の古生物学者、地質学者にして、敬虔なイエズス会士であった
ピエール・テイヤール・ド・シャルダン神父(1881‐1955)は、
科学と信仰を融合させた独自の理論で知られる。
そこには若き日に経験した第一次大戦の、毒ガス漂う苛烈な戦場の記憶も
陰翳を添えた。しかし、その先鋭性ゆえに教会からは異端視され、
テイヤールはパリから異郷中国へと「流刑」に処される。
図らずもその中国で、彼は周口店における北京原人の発見に立ち会い、
「ミッシング・リンク」の研究に重要な貢献を果たすことになった。
戦時の混乱のさなかに消え去り、日本軍の関与も囁かれるこの原人骨は、
今日なお捜索が続く。
「流刑」以後のオルドス、ジャワ、インド、アフリカなどへの調査行、
銃弾をかいくぐって進むシトロエンのシルクロード横断遠征への参加……。それらの旅のなかで、テイヤールは絶え間ない教会からの圧迫に苦しみ、
女性芸術家との恋に悩みながらも、独自の思想を深化させていく。
その葛藤と思索は、戦乱に揺れる北京で主著
『現象としての人間』に結晶した。
ダーウィンからリーキー一家へと続くヒトの起源探究に巨大な足跡を残す
テイヤール。その劇的な生涯を描き、圧倒的な感興を呼ぶ
科学ノンフィクションの傑作。

プロローグ
第1章 晩餐会
第2章 進化のプレリュード
第3章 ダーウィンの飛躍的前進
第4章 石器と洞窟芸術
第5章 ジャワ原人
第6章 テイヤール
第7章 内モンゴルでの発見
第8章 アウストラロピテクスとスコープス裁判
第9章 流刑
第10章 北京原人の発見
第11章 テイヤール、ルシール・スワンと出会う
第12章 黄の遠征とモンゴルの王女
第13章 ルシール・スワン、北京原人を復元する
第14章 北京原人、姿を消す
第15章 ローマ
第16章 余波
第17章 化石の発見はつづく
第18章 北京原人はどうなったのか?
謝辞
付録1
付録2
訳者あとがき
ただならぬ知性と人間性 佐野眞一
参考文献
アミール・D・アクゼルの世界」

https://www.amazon.co.jp/dp/4152091398
「佐野眞一氏、感嘆!
「読む者にカラ元気ではない、掛け値なしに
本物のエネルギーを注入する本である」
北京原人の発見に、古生物学者として関わったイエズス会士・+テイヤール・ド・シャルダン神父(1881‐1955)。
神と科学の狭間で苦悩し、バチカンからは危険視されながらも、
独自の思想を打ち立てた波瀾の生涯を通じ、
人類学の発展を描く傑作評伝
(解説/佐野眞一)。」

福岡市総合図書館蔵書
2010年8月16日読了

https://en.wikipedia.org/wiki/Amir_Aczel
Amir Aczel (1950.11.5-2015.11.26)
The Jesuit and the Skull:
Teilhard de Chardin, Evolution, and the Search for Peking Man (2007)

2007年に米国で出版された、
ピエール・テイヤール・ド・シャルダン
1881-1955
の評伝。
Pierre Teilhard de Chardin
は、フランス人のイエズス会修道士・神父・古生物学者・地質学者で
北京原人の発掘に関わりました。死後に出版された
『現象としての人間』他によってカトリック思想家としても有名です。

「聖書が語る創造の物語に基づいて、
この世が生まれてから6000年もたっていないと考える人もいた。
アイルランドのアーマーの大司教ジェイムズ・アッシャーは、
聖書の中の家系図に含まれる世代をアダムからイエスまで数え、
ほかにいくつか計算をして、ユリウス暦で
紀元前4004年10月23日の日曜日に天地創造は起こった
という結論を1650年に導き出した。

アッシャーの計算を正しいと考えている人はいまだにいる。」
p.42
「進化のプレリュード」

ダーウィンによる進化論が登場する以前の、
キリスト教会の世界観が興味深いです。
こんな風に考えられていたとは知りませんでした。

https://book.asahi.com/article/11645496
朝日新聞社の書評サイト 2010年08月29日
田中貴子(甲南大学教授・日本文学)
アミール・D・アクゼル
『神父と頭蓋骨
 北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展』

読書メーター
映画の本棚
登録冊数188冊
著者名五十音順
http://bookmeter.com/u/32140/cat/756

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