文化祭「失格事件」からクラスを立て直すまで ~担任と養護教諭で進めたクラス再生の記録~
文化祭でクラスが「失格」になった日、教室の空気は凍りつきました。
廊下に落ちていた投票用紙を拾い集め、何事もないように投票していた一人の男子生徒。
その行動が発覚した瞬間、クラスは失格となりました。
中心となって文化祭を引っ張っていた実行委員長の女子生徒は、その場で泣き崩れました。
――そして、問題はここからでした。
文化祭の振替休日明け。
彼女は登校はしたものの、教室に入ることができず、保健室で泣いていると連絡が入りました。
私は急いで保健室へ向かいました。
しかし担任として本当に考えなければならなかったのは、
このクラスをどう立て直すか。
そしてもう一つ。
傷ついた生徒と、特性を抱えた生徒をどう両立させるか。
この二つでした。
私は養護教諭と相談し、二つの個別面談を行うことにしました。
一つは男子生徒。
もう一つは、実行委員長の女子生徒です。
ここで判断を誤れば、
・クラスの分断が固定化する
・特定の生徒が孤立する
・その後の学校生活に長く影響する
そういう局面でした。
では、実際にどう動いたのか。
ここから先では、
・特性を抱えた生徒との面談で絶対に外してはいけない順序
・傷ついた生徒の心を立て直すための具体的な関わり方
・クラス全体を再生させるための現場での判断
について、実際のやり取りをもとに書いていきます。
担任としてこの場面に直面したとき、知らないと確実に対応を誤る内容です。
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