【随想】緑川夫人とエドガー・ポーツネル
おはようございます。虫歯で歯科医に通院し始めた唐崎夜雨です。
さて、来年の宝塚歌劇団の公演スケジュールで、チョイと観てみたいと思うものが続いている。
ひとつは宙組公演「黒蜥蜴」。
「黒蜥蜴」に関しては、以前「明智小五郎の事件簿〜黒蜥蜴」と題して公演されましたが、あれは三島由紀夫脚本のものではなかったと思う。明智小五郎と緑川夫人の関係が三島版とは異なりましたから。
今回は三島由紀夫脚本の「黒蜥蜴」のようなので、ちょっと気になります。
「黒蜥蜴」といえば、いろいろな方が演じられておりますが、美輪明宏さんの舞台がよく知られている。
唐崎夜雨も一度みたことがありますが、とても素敵でした。
美輪明宏さんの「黒蜥蜴」は映画にもなっておりますが、映画では京マチ子さん主演の「黒蜥蜴」のほうが好きです。
極めて個人的な感覚ですが、映像作品においては女性の役は女性が演じたほうがいいと考える。男性が女性を演じると、地の男の部分が見え隠れしてしまう。
これが舞台だとまったく気にならない。宝塚歌劇にしても歌舞伎の女形にしても素直に見ている。
舞台と映像作品のリアリティは少し異なる。
坂東玉三郎さんが出演した映画「夜叉が池」も、夜叉が池の姫を演じる玉三郎さんは綺麗なのですが、人間の娘を演じる玉三郎さんには、やっぱり違和感がでちゃう。篠田正浩監督の映画ですから、そこは岩下志麻ねえさんでよかったのではと思う。
これが少年少女だとまだ見られるのですが、やはり大人の男性女性ではキツイものがある。不思議なもので爺さん婆さんになるとまたジェンダーレスに近づいてゆく。柳家金語楼も青島幸男も気にならない。
今度の宝塚の「黒蜥蜴」は配役の発表はまだですが、おそらくトップスターは明智小五郎を演じ、トップ娘役が緑川夫人=黒蜥蜴なのでしょう。でも、緑川夫人こと黒蜥蜴は名探偵明智小五郎と対決する強い女性ですからトップスターが演じてもいいかなと思ったりして。男役スターが女性を演じると妖しい色気が出てきて面白いですからね。
次いで気になる公演は雪組で「ポーの一族」を上演すること。
唐崎夜雨がタカラヅカの沼にハマった作品の再演です。ただしくは再演と言っていいのか分かりませんが、とりあえずは再演だと思ってます。
雪組のいまのトップスターはエドガー少年にピッタリ。こちらも配役は未発表なので、そのほかの役をだれが演じるのか大絶賛妄想中です。
こうゆうキャストを勝手に妄想するのも楽しいものです。
実際にはおそらくチケット入手できないだろうから、スカイステージの放送でも結構なんですが、万にひとつ、見に行ければ幸甚ですわ。
