溶解、インゴット
金属リサイクル業者さんで、フライパンの鍋の部分は選別され、茨城県のアルミニウム二次合金メーカー大紀アルミニウム工業所に運び込まれました。
ここでは、通常約50t単位で溶解したアルミニウムの地金を再生しています。3000個を超えるフラパンも重量換算すれば1tほど。リサイクルの世界から見れば少しの量でした。
そこで、今回はフライパンからの再生にこだわり小型溶解炉(約10t)で溶かし、フライパンチャレンジから誕生したアルミニウム地金として再生していただきました。
量的にフライパンだけで溶かして再生することは難しいため、純度の高いアルミニウムをある程度溶かした、700℃のアルミのお湯(アルミを溶かしたモノ)にフライパンを少しずつ入れます。この時、フライパンの塗料は燃え、一次選別で気づかなかったステンレス製のフライパンは溶けずに残ります。

溶解したアルミの成分分析をおこない、再生アルミの規格になるまで、成分調整を行います。(銅、ケイ素などを加え成分調整します)この作業が約4時間ほどかかりました。
成分が安定したらアルミ地金の完成です。熱々の状態で型に流し込み、1本5㎏の再生アルミインゴットが完成しました。

そしてこのアルミインゴット全量を、新潟県燕三条の杉山金属に運びフライパンに再生いたします。
広報 Q
