○○ではじめて手にしたお金

今回、noteコンテストを開催することになりました。
#はじめてのお金 を語ってください。
ぼくたちは、どこかで初めて
「お金を稼ぐ」体験をしてきましたよね。
それをちょっとだけ誇らしく思ったり、
ちょっと恥ずかしくて人に言えなかったり、
でも、たしかに人生のどこかで「ああ、これがお金か」って感じた瞬間があるはずです。
そのときのこと、覚えてますか?
金額なんて小さくてもいい。
1円でも、10円でも、自分の言葉とか、行動とか、存在そのものが誰かに届いて、“ありがとう”のかわりにお金を受け取ったことがありますよね。
それってすごく、静かだったり、激しかったり、
人それぞれ感情が乗っかっていたんじゃないかなと思います。
今回はその「はじめてのお金」にまつわるエピソードを集めるコンテストをやります。

レンタル無職ズボラさんの記事から引用


さて、この企画、noteコンテストの「#はじめてのお金」に参加することにしました。

「はじめてのお金」、かぁ。
お小遣い?
はじめてもらったお給料?
それとも最近流行りの副業で稼いだ最初の一円?

どれも確かに「はじめてのお金」なんだけど、なんだか定番すぎて、これだとどうもオリジナリティが出せそうにない気がするんです。

せっかく書くなら、本気でグランプリを狙いたいですし。

企画のテーマは「はじめて手にしたお金」。

うーん、どういう切り口がいいんだろう。
大失敗談、たとえばFXで100万円溶かした話とか、信用取引で1000万円損した話とか(いや、これは「手にした」お金じゃないな…)、それか、泣きながら寄付した50円の話とか? いやいや、そういうのともちょっと違う気がする。あくまで「はじめて手にした」お金の話なんだよな。

じゃあ、最近の「はじめて」だとどうだろう。

そういえば、はじめて自分のBrainを売ってみた時にお金が入ってきたな。あれがタイムリーといえばタイムリーか。

あとは、AIで遊んでて、「ジャパネット風にこの商品紹介して」って書いたら、結構それっぽいのがポンと出てきたことがあったんです。これ、誰でも簡単にジャパネット風紹介文が作れるツールとして売ったら面白いかも?なんて思って、試しに形にしてみたりして。

これも「はじめてのお金」に繋がるかもしれないけど、なんかインパクトに欠けるんだよなぁ。

もっと、こう、「はじめて」!って感じの、もっと前の記憶はないかな。
子供の頃に、何かをして手に入れた初めてのお金。
お手伝いをして、お母さんからもらったお小遣い?
うーん、なんか違う。もっと、自分で考えて、何か行動した結果のお金みたいな…。
あ、そうだ。あれだ。

はっきり思い出しました。それは、初めてゲームソフトを売って手に入れたお金です。

当時はゲームソフトってめちゃくちゃ高価で、一度買ったらそれが自分の宝物。

それを売るなんて、考えたこともありませんでした。

でも、どうしても欲しい別のゲームか何かがあって、お小遣いがどうにも足りなくて。

本当に泣く泣く、当時買ったはいいものの難しすぎてクリアをあきらめていた『トルネコの大冒険』を、近所の中古ゲーム屋さんに持っていったんです。

買ったときは数千円したのに、お店で提示された金額はたった数百円。

稼いだわけじゃない。
自分の大切なものを手放して、初めて手にした「売却益」でした。
買った価格よりは安いから、正確には利益ってわけじゃないんだけど。

手に入れたのは数百円だけど、なんていうか…自分が持っていた物の「価値」が、お金という形に変わった瞬間でした。

その数百円を何に使ったかは、なぜか全然覚えていないんです。

でも、今思えば、あの時あのソフトを売るべきじゃなかったなって、少し後悔も残っています。なんであの時、売っちゃったんだろうなぁ。

副業とか、仕事として誰かの役に立って手にしたお金って、きっとものすごい達成感とか感動があるんだろうと思います。

でも、メルカリで家にある不用品を売った時も、あの時子供の頃にゲームソフトを売った時も、不思議と「やった!お金になった!」みたいな感動はなかったんです。

むしろ、自分が持っていた物が、お金という形に変わってしまったことへの、一種の喪失感の方が大きかったのを覚えています。

でも、面白いことに、そのゲームソフトを売った経験が、僕の中の「ものを売る」ことに対する心理的なハードルをグッと下げたような気がします。

それまで、自分の持ち物を手放すなんて考えもしなかったのに、これ以降、ゲームや漫画を売ることに抵抗がなくなりました。

もちろん、当時はヤフオクやメルカリなんて便利なものはなかった(か、知らなかった)ので、売るのはゲームと漫画くらいでしたが。フリーマーケットとかでも売る側に立ったことはなかったかな。

そして時代は進み、メルカリが登場してからは、僕もよく利用するようになりました。

でも、メルカリで手にするお金って、現金が直接もらえるわけじゃなくて、一度アプリ内の「売上金」という数字になるんですよね。それを銀行口座に振り込んでもらうか、そのままメルカリ内で買い物に使うか。

このシステムのおかげか、特に最近はキャッシュレスが進んだこともあって、「お金」がますます「数字」としてしか見えなくなってきた気がします。

たまに、「この売上金の数字に、後ろにゼロをあといくつか足せば、それだけで大金持ちじゃないか?」なんて、ぼんやり思うことがあります。だって、結局、どれだけたくさんお金を持っていても、使う機会がなければただの数字だし、普段の生活なんてそう大きく変わらないんじゃないか?って、どこかで思ってる自分がいるんです。

そう考えると、メルカリで不用品を売って手にした「数字」としてのお金も、あの時ゲームソフトを売って手にした、どこか「喪失感」を伴う数百円も、形は違えど同じ「お金」なのに、それに対する自分の感覚は、あの頃から本当に大きく変わってしまったんだな、と改めて気づきました。

今回のコンテストに参加して、こうして自分のお金との向き合い方や、初めてお金を手にした時のことをじっくり振り返る機会が持てたのは、本当に良かったです。

企画してくださった方、ありがとうございます!

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