見出し画像

朝5時のジムには、名前も知らない仲間がいます

朝5時のジムは、だいたい同じ顔ぶれです。

夏といっても外はまだ薄暗くて、道を歩いている人はほとんどいません。
それなのに、ジムに入るとすでに何人かが黙々と体を動かしています。
こんな時間に、と最初は驚きました。

こんな極端な時間に通うようになったのは、仕事のあとはどうしても怠けてしまうのと、夜の時間はジムも混んでいて、思った通りにトレーニングができないからです。

誰も喋りません。
誰もこちらを見ていません。
誰もお互いを気にしません。
皆、黙々とトレーニングをしています。

使い終わった器具は、除菌シートで綺麗に拭かれて、元の場所に戻します。
たまに順番待ちが発生しても平和です。
終わるまで、空いている他の器具を使って待ちます。

器具を譲るのにも言葉はいりません。
目が合ったら、軽く会釈するくらいです。

この時間はスタッフさんもいませんが、皆さんマナーもよく、とても快適な空間です。

名前は知りません。
話したこともありません。
それでも、いつもの人が今日もいる、というだけで妙に安心します。

気分の乗らなかった朝でも、いつもの人がいると不思議と「負けてられない」とやる気が出ます。

私はこの時間が好きです。

名前も知らないのに安心する

考えてみると、これは不思議な関係です。

名前も知らない人たちと、週に数回、同じ場所で1時間ほど過ごしている。何回も顔を合わせているのに、お互いのことは何ひとつ知りません。

朝の4時半という時間に、わざわざ来ている人たちです。
それぞれに事情があるのだと思います。
仕事の前しか時間が取れないのかもしれないし、私と同じように、夜の混雑が苦手なだけかもしれません。

聞いたことがないので、分かりません。
これからも聞かないと思います。

他のコミュニティでは、そうはいきません。
会社では話さずに仕事はできないですし、話せば気を使います。
家に帰れば家族がいて、それはそれで別の役割があります。

あの時間だけは、誰とも何も言葉を交わさずに、それでも一人ではない。

そういう場所は意外と貴重なのかもしれません。
50代となり、今後の時間の使い方を考えだした私は、最近特にそう思います。

夜は混んでいます。
だから朝しか行きません。
というより、朝のあの快適空間に慣れてしまって、夜にはもう行けません。

筋トレは4年目になりました

週に4、5日ほど通っています。
4時に起きて、4時半には始めています。

こう書くと、意志の強い人のように見えるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

4年もやっているのに、いまだに毎朝迷います。
目が覚めた瞬間に「今日はやめようか」と思います。
今日くらい休んでもいいんじゃないか。

そして、けっこうサボります。

サボった日は、朝から調子が出ません。
そんな日の朝の自己採点は4点です。

逆に、行くかどうか迷った日でも、行ってしまえば調子が出ます。
そして家に戻るときの爽快感は半端ないです。
これは以前も書きました。
動いたから元気になる日もあるのです。

始めたきっかけは以前の記事に書きましたが、ここまで続くと思っていなかったものが、気づいたら4年目になっていました。

ここで終われば、健康的な生活習慣で充実した日々の記事なのですが…
一方で、とても困っていることがあります。

寝不足です

4時に起きるには、逆算すると21時には寝たいところです。

ところが、なんだかんだで22時過ぎ、たまに23時頃になる日があります。
やることが終わらない日もあれば、特に理由もなく起きている日もあります。
気づくと、寝る時間がとっくに過ぎています。

そういう日の翌朝は、はっきり違います。

起きても、いつもの数倍、行きたくないです。
トレーニングのパフォーマンスが落ちている気がします。

会社でも、昼寝(パワーナップ)が必須になってきます。

これでは、何のために早起きしているのか分からなくなります。

健康のために、健康を削っている

もはや習慣ですが、健康のためにジムへ行っています。
そのために4時に起きています。
一方で、4時起きのために、睡眠を削っています。

身体にいいことをしているのか、悪いことをしているのか。
そんなモヤモヤを感じている毎日です。

眠れば、ジムに行けません。
ジムに行けば、眠れません。

どちらかを取れば、どちらかが欠けます。

答えが出ません

「早く寝ればいいじゃないか」

そのとおりです。
分かっているのです。

でも、21時に就寝するというのは、想像以上に難しいことです。
1日の中で、ようやく自分の時間になるのが、その時間だったりします。

その時間を全部差し出して眠るのか。
それとも、睡眠時間を少し削るのか。
ジムに行く回数を減らすのか。
ジムに行くのをやめるのか。

4年かけて、まだ答えが出ていません。

はっきりしているのは、ジムに行く回数を減らすと自信を失いそうです。
ましてや、ジムに行かないなど想像できません。
今、いろいろ悩みながらも生活できているのは筋トレのおかげだと思っているからです。

だから今のところ、うまくいく日とそうでない日を、交互に繰り返しています。
よく眠れて気持ちよく行ける日もあれば、重い足取りでジムに向かう日もあります。

たぶんこの先も、そんな感じで続いていくのだと思います。

それでも、明日も行くと思います

きれいにまとまらない話ですみません。

睡眠の問題は解決していませんし、この先も解決しない気がします。
4年やって答えが出ないなら、たぶん5年目でも出ません。

それでも、明日の朝もたぶん4時に起きます。
まだ暗い道を歩いてジムに行きます。
今日もあの人たちがいて、誰も喋らないまま、それぞれのトレーニングに集中する。

そして、トレーニングの爽快感とともに、本当の1日が始まります。
こんな日は、本当なら、自己採点で8点はあげてもいいのかもしれません。

そしてサボってしまった日でも、5時半には起きます。
それから、皆さまのnote記事を拝読したり、自分も書いたりします。

あれ?
そうだとしたら、筋トレしなかった朝も、素敵な朝を過ごせているのだと、今、改めて分かりました。


いいなと思ったら応援しよう!

森 たくみ|転職11回・社労士×人事20年|50代やり直し録 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。 頂いた応援は、これからの記事作成のモチベーションにさせていただきます!