『一緒に働きたい人』7人目: 細部にこだわりがある人
戦略コンサルティングのプロジェクトにおいては、ニッパチ(20:80)の法則は重要である。効果につながるであろう20%に注力する。残りの80%は思い切って捨てる。
そうしないと効果がでない。更にそもそも期限内に仕事が終わらない。
一方、一見これと相反する話のようであるが、細部にこだわることも重要である。
「細部にこだわる」と、似て非なる言葉に、「細かいことを気にする」がある。
「細かいことを気にする」人は、一般に、ニッパチの法則における重要でない80%が気になる人である。戦略コンサルティングの現場においても、一定数そういう人がいる。そういう人の下についてプロジェクトをやる人は大抵不幸な環境に陥ることになる。
「そんな細かいこと気にしなくてよくないっすか?」
「それって、本当に今やらないといけないことっすか?」
「もっと大事なことありますよね?」
といろいろな思いを持ちながら、本来やる必要のない仕事がオンされた激務をこなしていかないといけない。これは本当に大変。
一方「細部にこだわる」人は、ニッパチの法則の重要な20%に注力した上で、それを細かいところも含めて完璧に作り上げてくる人である。
戦略コンサルティングには、ニッパチの法則とは別に、もう一個非公式の経験則があって、それは、
「仕事の品質は最後の最後の細部へのこだわりで指数級数的に上がる」
というものである。
ほんとに指数級数的に上がるのでこれは侮れない。そして最後の最後というところがポイントである。
まずは完了まで全力でがんばって、やり切った後で、あとどれだけ頑張れるか。
そういうことを粋に感じて最後の最後まで細部にこだわる人、そういう人とぜひ一緒に仕事をしたい。
ちなみに、「細部にこだわる」と「細かいことを気にする」というのは本当に似て非なる言葉なのか気になったので、この領域の第一人者の天才AI先生に聞いてみた。
質問者「細部にこだわると細かいことを気にするの違いは?」
「細部にこだわる」と「細かいことを気にする」は似たような意味合いを持つ表現ですが、微妙に異なるニュアンスがあります。
「細部にこだわる」とは、ある物事の細かい部分まで丁寧に注意を払って取り組むことを指します。例えば、建築家が建物のデザインにおいて、小さな窓の位置や材質にまでこだわることができます。また、料理人が一品の料理に必要な調味料のバランスや盛りつけ方までこだわることもあります。
一方、「細かいことを気にする」とは、些細なことに対して過剰に反応する傾向があることを指します。例えば、人間関係で相手の些細な言動に過剰に反応してしまうことや、何度もチェックしても大した問題がないのに、細かい箇所に対して過剰に気を配ることがあります。
つまり、「細部にこだわる」とは、ある物事を完璧に仕上げるために、細かい部分まで注意を払うことを意味し、「細かいことを気にする」とは、些細なことに対して過剰に反応する傾向があることを指します。
私の感覚と世の中の認識は合致していた。よかったです。
