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感想文じゃないけど、夏の読書の作文が書けるアイデア

こんにちは。
クリエイティブ×グローバルな体験と学びをご紹介しているfinditsです。

夏休みといえば…!

気づけば7月。夏休み目前です。
最近では、宿題はあまり出さない学校も増えているとか。

みんなが大好き(??)読書感想文も、宿題とはせず任意になっていたり、読んだ本のタイトルをつけるだけでOKだったりと、多様になっているようです。とはいえ、読書感想文はまだまだ定番。最近では、感想文を書くためのテンプレートも多くつくられていて、学校が配布してくれることもあります。

「なぜこの本を選んだのか」
「登場人物と自分の共通点は?」
「心にのこったことはなんですか?」
「わかったことを書きましょう」

など書き込む形式から

私は(     )という本を読みました。
きっかけは(      )だったからです。
この本には(      )という登場人物が出てきます
この本を読んで心に残ったのは(      )なところで、これからは(    )と思いました。

という穴埋めタイプのものも。

「作文用紙1枚かけた!」という達成感は味わえそうですが、一方で、書く力がつくかというと、正直言って疑問です。

どのテンプレートも大体、最後は「どう思ったか」「なにがわかったか」「これからどうしたいか」という、自分の主観で終わり。いわゆる「感想」ってやつです。そして、「それって〜」というちょっと前の流行語にもあったように、「感想」って表現としては弱いのです。同じ主観でも論拠を伴う「意見(オピニオン)」とは違い、感想は「人に伝える」という点においてパワーがありません。

なぜ感想文は書きづらいのか


書くことの目的は、ものすごくざっくり大きく分けるとこのふたつがあります。

人に伝えるため(論文、エッセイ、物語、ニュース、手紙やメール、SNS等)
・自分の思いや考えを整理し・思考を深めるため(日記、ジャーナリング等)

前者は他人に伝わらなければいけないし、後者は自分が納得する必要があります。ところが、感想文はどちらにも入りづらい。言ってみれば読者不在。だから、書くときもどこに向けて書いていいかわからないし、自分のために書くのだとしたらおしきせのような感想は書きたくないはず。

読書感想文はどうやら1955年からスタートしたこのコンクールがきっかけで、そもそもの目的は、「読書習慣の振興等」でした。それがいつのまにか、感想文ありきになり、結果的に読書感想文は気が重い宿題となってしまったという経緯のようです。

他の国に読書感想文はある?


一方、海外ではどうでしょう。
欧米の学校ではとにかく「本を読むこと」を奨励されます。読書は日本以上に求められます。
「とにかく読め。なんでもいいから読め」
それくらいの圧で、多読を勧められます。だからなのか、海外に行くと、空港でもホテルのプールでも分厚いペーパーバックの本を読んでいる人が目につきます。日本と比べて、本を読んでいる人が多い印象なのです。

では、感想文のようなものは書かされるのでしょうか。

周囲にヒアリングしたところ、他のインターやアメリカ、オーストラリアの現地校でも「感想文」のようなものはない、という答えでした。
ただ、そろって「本はたくさん読むように」と言われるそう。

海外のインターに通う息子曰く
「感想文は書かないよ。書くとしたらサマリー(要約)くらい。あと
読んだ本をクラスでプレゼンするっていうのをよくやる。みんなめっちゃやりたがるよ」とのこと。

なるほど。自分が見聞きしたことを伝えたい、という欲求が人間にはあります。自分が読んで気に入った本は誰かに話したい、紹介したい、そんな気持ちをくすぐるわけです。こちらは「本を読むこと」に重点を置いた施策といえます。

「クラスのみんなにこんな分厚い本を読んだって自慢したい」
「趣味が同じあの子に読んで欲しい」
「あいつだったら絶対同じところで驚くはず」
「おばあちゃんにこの本のこと教えたいな」

そんなふうに、誰に伝えたいかを想定してみると、本と自分の距離感がぐっと縮まります。

レビューは、本との距離が縮まる


人に紹介するという行為は、多少なりともその本の内容について責任を負います。内容が曖昧だったり、的外れな勧め方をしたら、他の人はその本に興味が湧きません。
また、時には選んだ本が「ハズレ」の時だってあるでしょう。そのときも「何が気に入らなかったのか」を分析できれば、読書リテラシーはぐっとあがります。

これから始まる夏休み。たくさんの本に出会うチャンスでもあります。「かずうちゃ当たる」ではないですが、たくさん読めば、お気に入りの1冊に巡り合う確率もあがります。まずは図書館や書店に行って、気になるものを片っ端から読み、読書の楽しみの一環として、「ブックレビュー(評価)」をしてみてはいかがでしょう。
メモ書き程度でOK。次々と読んで、評価していくのがおすすめです。
そして、学校から読書感想文の宿題が出たら、そのなかから最高評価の本を選び、レビューをもとに書けば、これまでとは一味違った文章が書けるはずです。

課題

読んだ本をレビュー(評価)してください。
・星5つが満点だとすると、星いくつ?
・どんな人に読んで欲しい?(友達、家族そのほか、「こんなタイプの人」とかでもOK)
・おすすめポイントは?(登場人物、ストーリー、本の表紙や中の挿絵、気に入ったセリフや文章などなんでも)
・いまいちポイントは?(「ここがつまらなかった」「このキャラクターが嫌い」など、不満だったところや「こうすればもっと面白いのに!」という点)
・どんな気分のときに読むといい?
★ゴール★
・読んだ人が、読みたくなるような(もしくは読みたくなくなるような)、参考になるように書こう
・たくさん読んで、たくさんレビューをするとポイントアップ


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