船乗りが投資に向いている理由|生活費のリアル
前回、投資を始めた理由を書いた。
今回は、もっと具体的な話をする。
なぜ船乗りという仕事が、投資と相性がいいのか。 自分の生活費を、正直に公開しながら書いていく。
結論:乗船中、お金がほとんど減らない
先に結論から言う。
船乗りは、乗っている間の生活費がほとんどかからない。
家賃、食費、光熱費、娯楽費。 陸で一人暮らしをすれば、これだけで毎月十数万は飛ぶ。
でも船の上では、その多くがゼロになる。
つまり、稼いだ給料がそのまま手元に残りやすい。 だから、投資に回せるお金を作りやすい。
順番に説明する。
食費:船によっては、タダどころかプラス
ここが一番おもしろいところだ。
そもそも、なぜ食事の心配がいらないのか。
実は、船員法という法律で決まっている。 雇い主は、船員の食事を支給しなければならない。 そう定められているんだ。
陸の会社で「食費は会社が出す」なんて、まずありえない。 でも船の世界では、それが法律で守られている。
その支給のされ方が、船によって大きく3つに分かれる。
①司厨部がいる船(自分の船がこれ)
司厨部という、料理担当の人が乗っている。 その人が三食すべて作ってくれる。
つまり、乗船中の食費はタダだ。
②自分たちで作る船(友達の船)
当番制で、自分たちで料理する。 買い出しもみんなで分担する。
ここが意外なんだけど、買い物が上手い人が担当すると、 予算が余って、むしろ食費がプラスになることもあるらしい。
③各自で用意する船
食費が決まった額、支給される。 その範囲で自分で用意する。
節約すればプラス、贅沢すればマイナス。 工夫しだいで手元に残せる。
どのパターンでも共通しているのは、 陸で自炊するより、食費がかからないということ。
住居:ここは正直、人によって差が出る
住む場所については、正直に書く。
自分の周りだと、だいたい2パターンに分かれる。
実家暮らしの友達
下船中も実家に帰るから、家賃はゼロ。 これが一番お金が貯まる。
自分の場合
自分の船は定期航路で、決まった港にしか入らない。 その港に入った日は、家に帰っていい。
だから、港の近くに部屋を借りている。 家賃は月4万円。
ただ、ここで正直に言うと。
長期休暇のときは、地元の友達と遊びたくて実家に帰る。 その間も、借りてる部屋の家賃は発生している。
正直、もったいないと感じている。
ここは自分の課題だ。 住み方を変えれば、もっと投資に回せるお金が増える。
完璧じゃない。 でも、こういう現実も含めて記録していきたい。
光熱費・娯楽費:乗船中はほぼ動かない
乗船中は、当然だけど家の電気もガスも使わない。 だから光熱費もほとんどかからない。
娯楽費も同じだ。
乗船中はそもそも自由に出歩けない。 お金を使う場所が、ほとんどない。
友達も言っていた。 そもそも陸に降りる機会自体が少ないから、 お金を使うタイミングがないって。
陸にいたら、飲みに行ったり買い物したりで 気づいたらお金が消えている。
でも船の上では、使いようがない。 強制的に、お金が貯まっていく。
だから、給料を投資に回しやすい
ここまでをまとめる。
乗船中は、
食費:タダ〜プラス
光熱費:ほぼゼロ
娯楽費:使う場所がない
住居だけは人によるけど、実家なら家賃もゼロ。
陸で働く同年代と比べて、 生活費に消える分が圧倒的に少ない。
その差が、そのまま投資に回せる金額になる。
毎月の積立を、生活を切り詰めずに続けられる。 これが、船乗りが投資に向いている一番の理由だ。
最後に
もちろん、いいことばかりじゃない。
休みのタイミングは選べないし、 家賃4万みたいな「もったいない出費」もある。
でも、お金を貯めて増やすという一点では、 船乗りはかなり恵まれた環境だと思う。
この強みを活かして、投資を続けていく。 そして、もったいない部分は少しずつ直していく。
次回は、実際の積立記録を公開していく。 よかったら、また読んでほしい。
