#14 6年間の給食が教えてくれたこと。~黙食から笑顔の食卓へ。支えられた6年間の記憶~
卒業式まで、登校日はあとわずか6日。 ランドセルの重みが少しずつ軽くなるような寂しさと、未来への高揚感が入り混じる季節。6年生の子どもたちは、特別な「卒業お祝い給食」の日を今日迎えました。

あいにくの雨模様でしたが、子どもたちの表情はとっても晴れやかで、わくわくに満ちていました。近隣のセントラルフーズさんまで歩き、皆でテーブルを囲むその姿を見て、私は胸が熱くなる感覚を覚えました。
なぜなら、彼らが入学したとき、世界はコロナ禍の真っ只中。
笑顔を見せ合うことも、楽しく語らうことも許されない「黙食」が当たり前の日々だったからです。失われた時間を取り戻すかのような、温かで笑顔があふれる食卓。今日は、6年間子どもたちの「いのち」を支え続けてくれた給食、そして「食のちから」を信じる方々の思いについて、改めて考えてみたいと思います。
1. 「静寂」から「笑顔」への長い道のり

今日、会場でテーブルを囲み、弾けるような笑顔で給食を頬張る子どもたちの姿がありました。 思い返せば、彼らの小学校生活は「前を向いて、黙って食べる(黙食)」ことから始まりました。本来、食事とは心を通わせる大切なコミュニケーションの場。しかし、彼らにとっては、その当たり前さえも遠い憧れだった時期があります。
だからこそ、お互いの顔を見ながら「美味しいね」と言い合える今日の光景は、奇跡のような宝物のように感じました。この「囲める喜び」を、彼らは誰よりも深く胸に刻んだのではないでしょうか。
2. 「食のちから」は、未来への投資
今回、長年お世話になったセントラルフーズさんは、「食のちから。で子どもたちを笑顔にする」という強い理念を持っています。
「人の体は100%食べ物でできている」
この言葉は、単なる栄養学の話ではありません。大自然に育まれた安心・安全な食材は、子どもたちの細胞一つひとつを作り、明日の活力を生み出す「いのちへの投資」です。 苦手だった野菜を克服し、美味しそうにおかわりをする。そんな日常の小さな一歩が、彼らの人生を支える揺るぎない土台となってきました。
3. 届けてくれたのは、見えない「思い」

今日の給食では、6年生の子供たちの6年間の給食に携わってくださった多くの方々、配送担当の方から直接、温かなメッセージをいただきました。 「みんな、卒業おめでとう。6年間ありがとう」
その言葉を聞いたとき、給食は単なる「モノ」ではないのだとあらためて感じました。毎日欠かさず温かい給食を運んでくださった方、献立に愛情を込めてくださっている栄養士さん、土を耕し慈しんで育てた生産者の方々……。 子どもたちの目の前にある一皿には、数えきれないほどの人の「元気に育ってほしい」という祈りが込められています。
「食べられることは当たり前ではない」 「色々な人の思いや苦労がこめられているもの」それらを、子どもたちが今日、支えてくれた方々の笑顔や言葉を通じて、確かに受け取ってくれていることを願っています。
【まとめ】
「食べ物を変えると、人生が変わる」 セントラルフーズさんが大切にされているこの言葉を、卒業していく子どもたちの胸に贈りたいと思います。
私たちの命は、自然の恵みと、顔も知らない誰かの愛情によって生かされています。これから新しい世界へ羽ばたく皆さんに、大切にしてほしいことが一つあります。それは、これからも感謝の気持ちを持って「食」と一生向き合っていくことです。
6年間、心も体も大きく育ててくれた給食。 そして、その「食」を支え続けてくださったすべての方々に。 心からの感謝を込めて。ごちそうさまでした。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
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