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#22 卒業担任は、ただのアンカーに過ぎない話

今日は、卒業式。
卒業式の日の朝。
静まりかえった教室で、準備されて整った卒業生の机を見ながら、ふと思うことがありました。「この子たちが1年生だった頃、どんな様子だったかな?机も小さかったな、どんな顔をしていたっけ?」と。
今日の卒業式は、卒業担任としての私の力ではなく、何年もかけて大切に繋がれてきた「バトン」の最終地点なんですよね。

無事に式を終えた今、6年間のリレーのアンカーとして感じた正直な気持ちを綴ってみたいと思います。

1.6年担任としての務めと責任

今日、無事に卒業式を終えました。
6年担任として、子供たちの門出を見送る最後の大役。 式が終わった後、保護者の方々から、ありがたいことにたくさんの温かい言葉をいただきました。

正直に言うと、6年生の担任は、決して楽な仕事ではありません。
最高学年としてのチーム作り、委員会や修学旅行の準備、リーダーとしてのがんばりを後押しする役割、そして何より多感な時期の子供たち一人ひとりの心に寄り添うこと。 私立小学校の場合は、受験に関する指導や膨大な書類作成も6年担任の大きな仕事の一つとなります。
卒業式に向けても、計画や準備、練習など、最後の最後の時までやることは山のようにあります。

けれど、昨日の夜。
ぼーーっと湯船に浸かり、そんな怒涛の日々を振り返りながら、ふと湧いてきたのは、これまでの子供達のことを支えてくれた方への「感謝の思い」でした。

2.本当に「ありがとう」を伝えたい人

本当に「ありがとう」を伝えたいのは、1年生から5年生まで、泥だらけになってこの子たちの成長を繋いできてくれた歴代の担任の先生方。 そして、どんな時も子供たちを信じて、温かく背中を押し続けてくださった保護者の皆様です。

6年担任は、最終ランナーとして、華やかなステージに立たせてもらうことができますが、たまたま、最後の2年間を一緒にいさせてもらっただけの「アンカー」に過ぎません。 リレーのアンカーが、見守られながらゴールテープを切れるのは、そこまで必死にバトンを繋いできた仲間がいるからこそ。

卒業担任は最終ランナー

今の子供たちの立派な姿は、決して6年担任の力なんかじゃありません。

低学年の頃に靴を揃えること、小さなことからこつこつ積み上げてきてくださった先生、中学年の難しい時期に粘り強く向き合ってくださった先生。そして毎日「いってらっしゃい」と笑顔で送り出してくれたお家の方。
そんな数えきれないほどの「愛情のバトン」が積み重なって、今日の彼らの笑顔があるんだな、と改めて感じました。

3.卒業式の日に見えた「チーム学校」としての姿

今日の卒業式も、まさに「チーム学校」の底力を見せてもらった1日でした。 私が教室で子供たちと最後の大切な時間を過ごしている間、目に見えないところで全体の様子を見守り、臨機応変に対応しながら、全体の進行を支えてくれたたくさんの先生達の姿がありました。

「チーム学校」として卒業式の日も動く

卒業担任というだけで、全ての感謝を一人占めしちゃうのは、なんだかおこがましい。

みんなで繋いできたこのバトンを、一番いい形で子供たち自身の手に渡すこと。それこそが、アンカーである私のたった一つの大事な役割だ、と今朝あらためて心に留めておきました。

最高の子供たち、心強い先生方、そして温かな保護者の皆様。 このバトンを受け取って、一緒にゴールできたこと、本当に幸せに思います。

みんな、卒業おめでとう。

明日は、最後に私が黒板に書き残した「ある言葉」について、お話ししようと思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。

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