リゾートマンション、買ってちょっと後悔していること
「リゾートマンションって、買って後悔しないの?」
こう聞かれると、実はちょっと返事に困る。
でも、失敗したなんて全然思ってない。
むしろリゾマで過ごす満足感は何物にも代えがたいものがある。
ただ「後悔」って言うほどじゃないけど、実際にオーナーになってみて初めて「あれ、これは想定外だったな」って感じることが、いくつかあるんです。
今回は住んでみたからこそ感じる、リアルなリゾート暮らしの「ちょっとした誤算」を、書いてみようと思います。
熱海の部屋は開放感が好き
ベランダのサッシを開けると、目の前に広がる熱海の街とブルーの海。
遠くを行き交う白い船。
特に朝、まだ誰もいない静かな海を見下ろしながら、淹れたてのコーヒーをゆっくりすする。
時折やってる熱海の花火大会をマンションの屋上から見る。
うーん、やっぱり買ってよかったな、としみじみ思う瞬間ですね。
一方で、湯沢はウインタースポーツと大自然に触れ合う隠れ家。
雪を楽しんで、
温泉に浸かって、
地元のお酒に酔いしれる。
ウィンタースポーツで心地よく疲れた体を、源泉かけ流しの湯でじんわりほどいていく時間は、まさに至福のひととき。
湯煙の向こう、窓の外にしんしんと降り積もる雪を眺めながら、何も考えずぼーっと温泉につかる。
心と身体の癒しの時間です。
いつでも行ける大好きな場所がある。
それって本当に幸せなことです。けれど、この「拠点」ができたことで、ちょっと皮肉な変化も生まれました。
それは、あんなに好きだったはずの「遠くへの旅行」が、なんだか面倒になってしまったこと。
「せっかく部屋があるんだから、リゾマ行くか」
「どっちのリゾマ行こうか」
気づけば、遠出の旅行をしなくなった。
そして、リゾマを拠点にその周辺や足掛かりとして遊べるところを探すスタイルが、いつの間にか当たり前になっていました。
かつてはテレビで紹介されたりすると、「今度ここ行く?」とか、「次はどこへ行こうか」って、ワクワクしていたはずなんです。
北海道の雄大な大地や、屋久島で縄文杉を見ようとか、韓国にサムギョプサル食べに行こうかとか、
計画を立てるだけで楽しかった旅行の頻度がガクッと落ちました。
そして、あの頃の代わりに今は「リゾート地に宿がある安心感」を無意識に選んでいる自分がいます。
それって、新しい世界へ向かう好奇心にブレーキをかけてしまったのかも。
世界が少しだけ狭くなったような、そんな不思議な感覚です。
そしてもう一つ。これは買う前にはなかなかリアルに計算しきれなかった、地味に現実的な問題がありました。
それが「交通費」です。
物件の管理費や修繕積立金、固定資産税といった「維持費」は、事前にしっかりシミュレーションしますよね。
でも、そこに「通い続けるコスト」って、見落としていました。
往復の高速代、ガソリン代が、じわじわ積み重なって財布を圧迫してくる。「ガソリン代、また高くなったなー」なんて苦笑いすることもしばしばです。
いくらお気に入りの場所でも、移動するだけでバカにならないお金が飛んでいく。
これは実際にオーナーになってみて初めて、「なるほど、こういうことか」とハッとさせられたリアルな現実でした。
💡まとめ
リゾートマンションを持つということは、一つの拠点を深く愛する代わりに、少しだけ自分の世界を縛ることでもあるのかもしれません。
海の青に包まれて、ただ時の流れに身をまかせる熱海の暮らし。
雪の白に癒されて、ただ湯煙の中に溶けていく湯沢の暮らし。
それを手に入れたとしても、それだけで満足なんてことは、多分なく、結局、完璧な選択なんて、きっとどこにもありません。
そのちょっとした不自由さや誤算も含めて「これこそが、自分が欲しかった豊かさなんだ」と受け入れられるのか?ちょっとだけ自問します。
もし、この記事を読んで、あなたの心が少しでもザワついたなら。
リゾートマンションを買う前に「自分は本当に拠点が欲しいのか。それとも、ただ旅がしたいだけなのか。」
ちょっと考えてみて。
そして、何か気づいたら、教えてください。
