熱海VS湯沢|温泉好きならどっちが幸せ?
温泉好きが本気で悩んだ、泉質・日帰り温泉・暮らし方の話
「温泉って熱海と湯沢、どっちが良い?」
リゾートマンションを検討している方も気になるかもしれませんね。
私自身、両方のマンションを使っていますが、実はこの質問、なかなか答えづらい。
それはなぜか。
「お湯そのもの」だけでなく、「温泉との付き合い方」がまるで別物だからです。
今日は、実際に浸かってきた立場から、周辺の日帰り温泉も込みでガチ比較してみます。
① まずは泉質対決
熱海は全国屈指の温泉地。源泉の数、なんと500本以上。
主役は塩化物泉、通称「熱の湯」。
塩分がお肌に膜を作ってくれるので、お風呂上がりもポカポカが長持ちします。冷え性さんとは相性抜群です。
対する湯沢は、単純温泉・アルカリ性単純温泉が中心。
刺激が少なく、しっとり柔らかい肌ざわりが持ち味です。
図式にすると、
熱海=よく温まる。 湯沢=肌に優しい。
……という説明、よく見かけますよね。
私の感覚では、熱海のお湯のほうがまろやかでポカポカで好き。
でも、熱海はマンションごとに引いている源泉も管理方法もバラバラ。
だから、他のマンションとは泉質も多少変わるかもしれませんね。
つまり「熱海だから」「湯沢だから」でこれだ!って一括りにするのは、実はちょっと危険なんです。
② リゾートマンション買う前にここだけはチェック
温泉好きなら、購入を考える前に絶対確認したいポイントがこちら。
・泉質
・源泉かけ流しか、循環ろ過か
・加温・加水の有無
・利用時間
・露天風呂やサウナの有無
パンフレットやネット情報には「天然温泉」の一言で片付けられていることも珍しくありませんので、気になる方は、購入時に聞いてみてください。
うちの湯沢のマンションは、ジム、プール、サウナが付いてます。
湯沢は冬は出かけられないので、ジムやプールが付いてるマンションは、ちらほらあります。
購入当時には無かった露天風呂もできました。
でもこれは、岩風呂とかではなく、大きなバスタブって感じなので、ちょっと風情に欠ける、残念。
でも、外気の冷たい風に当たりながら入るのは気持ちのよいものです。
ちなみに、無色透明の湯です。
ところで、湯沢周辺のマンションは、加温や曜日や利用時間が制限されているところもありますので、ご注意を。
もちろん、それはマンションの価値にも影響していて、その分、安かったりもしますので、制限があってもそれを受容できなるならありです。
うちの熱海のマンションほうは、露天風呂やサウナはありません。
でも、マンションの上層階が大浴場なので、窓から涼しい風が。
そして、熱海の夜景も斜め下に見えます。
女性風呂のほうは、たぶん、山のほうしか見えないかも。
お湯は無色透明だけど、ほんのり塩味です。
温泉に何を重視するかは千差万別。
毎日入る場所だからこそ、気になる点があれば、その差は思っている以上に効いてきます。
③ 日帰り温泉の充実度は、伊豆が圧勝
マンションのお風呂だけでも十分満足できますが、外に出ればまた別世界が広がっています。
熱海の代表的な日帰り温泉
オーシャンスパ Fuua:相模湾を眺めながら入る露天立ち湯は、海と一体化するような開放感。熱海でしか味わえません。
ホテルニューアカオ:日によって日帰り入浴も実施。マンションとはまた違う非日常感が楽しめます(営業状況は事前確認がおすすめ)。
マリンスパあたみ:日帰りで利用できる温泉・プール複合施設
山田湯:たまにテレビで紹介されます。小さな公衆浴場です。
熱海から伊豆半島を南下すると、たくさんの温泉地があります。
大好きな日帰り温泉もあるので、これはまた別の機会に紹介しますね。
温泉巡りが趣味なら、一年通っても飽きないボリュームです。
④ 湯沢は「歩いて楽しむ」温泉街
湯沢の魅力は、駅を中心に外湯文化がしっかり残っていること。
散歩気分でふらっと湯巡りができるのが、たまりません。
駒子の湯:地元の人にも愛される、落ち着いた共同浴場。
山の湯:こぢんまりとした施設ながら、昔ながらの湯沢らしさが漂う一湯。つるつるします。
雪国の宿 高半:以前は日帰り温泉もやっていたけど、今は受け付けていないみたい。
小説「雪国」で有名な川端康成が執筆していた部屋も残る、風情のある宿。ここの温泉は風呂場も風情があって大好き。
貝掛温泉:車で苗場方面に上っていく途中になる貝掛温泉。
「目の温泉」として全国区の知名度。ぬるめのお湯にじっくり浸かる時間は、まさに湯治そのもの。派手さはゼロですが、風情があり、ひなびた感じが良い。ただ、私にはぬるすぎたけど。
さらに苗場方面や十日町温泉方面まで広げれば、行き先はいくらでもあります。
また別の機会に紹介します。
⑤ 温泉のその先の楽しみ方
熱海の一日は、こんな感じ。
温泉に入り、海辺を散歩し、干物を買い、途中でカフェに寄る。
夏は海水浴場へ足を延ばします。伊豆半島の海は透明度も高くきれいです。
伊豆半島はジオパークとも呼ばれ、ダイナミックな海岸の断崖、ゴツゴツとした溶岩地形、美しい火山、迫力ある滝など、思わず見入ってしまう絶景があちこちに広がっています。
湯沢の一日は、こう。
温泉に入り、雪景色を眺め、地酒を飲み、地元のそばをすする。
地元の美味しい蕎麦屋、沢山あります。
冬なら、スキーやスノーボードと温泉がセットになります。
同じ「温泉地」でも、流れる時間の質はまったくの別物です。
で、結局どっちがおすすめ?
毎日のルーティンに温泉が欲しいなら、熱海。
車があれば、気分次第で別の日帰り温泉にもふらっと寄れる。そんな暮らしが日常になります。
季節をまるごと味わいたいなら、湯沢。
雪見風呂、紅葉露天、静かな山の湯。非日常を求めるなら、満足度は間違いなく高いです。
私はもちろん、両方好きですが、お湯そのものだけで比べるなら、好みは熱海でした。
一般的には「熱海はよく温まる、湯沢は肌に優しい」というイメージですが、私が実際に使っているマンションでは、熱海のお湯のほうが肌当たりがやわらかく、まろやかに感じています。
それに慣れちゃうと、湯沢の湯はさらっとしていて、ちょっと物足りない。生意気に贅沢な感想でしたかね、、、
温泉は、ガイドブックだけでは分かりません。
源泉が違う。管理方法が違う。そして、感じ方も人それぞれ違う。
だからか、私は、リゾートマンションを見学するとき、大浴場もすごく気になります。
結局、外の温泉も含め、楽しめるかどうか。それが、温泉好きとして一番後悔しないポイントかな思っています。
💡おまけ
今回紹介した温泉の情報を記しておきます。
将来的に情報が変わるかもしれませんので、実際に行くときには調べなおしてください。
オーシャンスパ Fuua(熱海)
オーシャンスパ Fuuaは、熱海ベイリゾート後楽園内にある、日帰り利用ができる温泉リゾートです。相模灘と一体になったように感じられる全長約25mの露天立ち湯が名物で、温泉だけでなくラウンジや岩盤浴も充実しています。
項目内容日帰り利用〇営業時間10:00~22:00(最終入館21:00)休館日年数回メンテナンス休館あり料金平日:大人3,080円、小人2,310円/土日祝・特定日:大人3,410円、小人2,530円アフター517:00以降:平日2,310円(土日祝2,640円)アフター820:00以降:平日1,110円(土日祝1,440円)※入浴のみ入湯税大人150円別途タオルバスタオル・フェイスタオル付き泉質カルシウム・ナトリウム塩化物泉サウナ展望サウナ・ロウリュあり岩盤浴あり(一部エリアは年齢制限あり)
※料金や営業日は変更される場合があります。最新情報は公式ページをご確認ください。
おすすめポイント
海と空がつながるような絶景の露天立ち湯
約8種類の休憩ラウンジ「アタミリビング」でゆったり過ごせる
ロウリュ・岩盤浴・リラクゼーションも充実
熱海駅から無料シャトルバスを利用可能
こんな人におすすめ
絶景を楽しみながらゆっくり1日過ごしたい
温泉だけでなく、ラウンジや岩盤浴も利用したい
カップルや夫婦でリゾート気分を味わいたい
熱海の日帰り温泉では満足度が非常に高い施設です。温泉だけでなく、館内で数時間のんびり過ごせるため、料金はやや高めですが、その分の価値を感じる方が多い施設です。
ホテルニューアカオ(日帰り温泉)
日帰り入浴:利用可
営業時間:13:00~18:00(最終入場 17:00)
料金
平日:大人 2,500円
土日祝・特定日:大人 3,000円
※小人料金の設定あり
タオル:フェイスタオル・バスタオル付き
温泉:自家源泉
設備:大浴場、露天風呂、サウナ
利用できる浴場
スパリウムニシキ:海と一体になったような眺望が楽しめる露天風呂
彩海:広々とした内湯と露天風呂
波音:海を間近に感じられる開放的な露天風呂
特徴
3つの温泉施設を湯めぐりできる日帰りプランです。
相模灘を一望できる絶景の露天風呂が人気です。
ラウンジではソフトドリンクサービスを利用できます。
ランチ付きの日帰りプランが設定される日もあります。
海を眺めながら異なる雰囲気の温泉を楽しめるため、熱海の日帰り温泉の中でも人気の高い施設です。
マリンスパあたみ
日帰り利用:利用可
営業時間
10:00~19:00(最終入館 18:30)
※水曜日は21:00まで営業の日あり
※木曜日は休館日(祝日・繁忙期を除く場合あり)
料金
大人(高校生以上):1,360円
小・中学生:680円
未就学児(3歳以上):420円
※15:00以降は割引料金あり
タオル:レンタルあり(有料)
温泉:熱海温泉を利用
設備
大浴場
露天風呂
サウナ
ジェットバス
温水プール
流水プール
ウォータースライダー(夏季・条件により営業)
レストラン・休憩スペース
特徴
温泉とプールを1日楽しめる健康増進施設です。
海に近いロケーションで、入浴やプールを満喫できます。
子どもから大人まで幅広い年代が利用しやすく、家族連れにも人気です。
熱海駅から路線バスまたは徒歩でアクセスできます。
山田湯
日帰り入浴:利用可(共同浴場)
営業時間
8:00~11:00
15:30~21:00
休館日:不定休
料金
大人:300円
小人:150円
※洗髪は別途50円
タオル:販売・レンタルは基本的にないため、持参がおすすめです。
泉質:カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(源泉かけ流し)
設備
内湯
シャワー
駐車場(2台)
※露天風呂・サウナはありません。
特徴
熱海の住宅街にある、地元の人々に長年親しまれている昔ながらの共同浴場です。
源泉かけ流しの湯を気軽に楽しめます。
浴室にはレトロな雰囲気を感じさせる富士山のタイル絵があります。
観光客も利用できますが、地域密着型の浴場のため、静かにマナーを守って利用するのがおすすめです。
駒子の湯
日帰り入浴:利用可
営業時間:10:00~21:00(最終受付 20:30)
休館日:木曜日(祝日・繁忙期は営業する場合あり)
料金
大人:600円
小学生:300円
タオル:販売・レンタルあり(有料)
泉質:アルカリ性単純温泉
設備
内湯
露天風呂
サウナ
水風呂
休憩室
無料駐車場
特徴
越後湯沢駅から車で約5分、静かな環境にある日帰り温泉施設です。
源泉かけ流しの湯を楽しめます。
木のぬくもりを感じる浴場で、落ち着いた雰囲気の中ゆっくり入浴できます。
小説家 川端康成 の代表作『雪国』のヒロイン「駒子」にちなんで名付けられた温泉施設です。
山の湯
日帰り入浴:利用可
営業時間:10:00~21:00(最終受付 20:30)
休館日:火曜日(祝日・年末年始・お盆期間は営業し、後日振替休館)
料金
大人:850円(入湯税150円含む)
子ども(4歳~小学生):350円
3歳以下:無料
タオル
フェイスタオル:販売あり(有料)
バスタオル:レンタルあり(有料)
泉質:単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
設備
内湯
休憩スペース
シャンプー・ボディソープ
ドライヤー
無料駐車場(10台)
特徴
越後湯沢で最も歴史のある共同浴場です。
湯沢町の共同浴場の中では珍しい硫黄の香りが楽しめる温泉です。
小説『雪国』ゆかりの地にあり、川端康成も利用したと伝えられています。
露天風呂やサウナはありませんが、源泉の良さをじっくり味わえる昔ながらの共同浴場です。
雪国の宿 高半
日帰り入浴:現在は利用できません(一般受付終了)。あー、また入りたい。
営業時間:宿泊者専用(チェックイン~翌朝まで利用可能。清掃時間を除く)
料金:宿泊者のみ利用可
タオル:宿泊者用アメニティあり
泉質:単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
設備
大浴場
露天風呂
サウナ
水風呂
特徴
約900年の歴史を持つ、越後湯沢温泉発祥の老舗旅館です。
名物「卵の湯」は、100%源泉かけ流しで、43℃前後の自然湧出温泉を楽しめます。
湯の花が舞うやわらかな硫黄泉で、美肌の湯としても親しまれています。
川端康成 が名作『雪国』を執筆した「かすみの間」は、宿泊者・見学者向けに公開されていた歴史ある部屋として知られています。現在は外来見学も終了しています。
貝掛温泉
日帰り入浴:利用可
営業時間:11:00~14:00(受付終了)/15:00退館
料金
大人:1,200円(税込)
小学生以下:600円(税込)
タオル:レンタルあり(有料)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(源泉かけ流し)
設備
内湯
露天風呂
売店
食事処(昼食利用可)
無料駐車場
特徴
約700年の歴史を持つ秘湯で、「目の温泉」として全国的に知られています。
源泉100%かけ流しのぬるめの湯は、長時間ゆっくり浸かりやすいのが魅力です。
昔から、温泉のお湯で目を洗う風習が伝わっています(※医学的な治療効果を保証するものではありません)。
周囲を山々に囲まれた静かな環境で、四季折々の自然を眺めながら入浴できます。
