読書記録 ~ストーンサークルの殺人~
「このミステリーがすごい!2026年版」から、M・W・クレイブン『デスチェアの殺人』が気になった。
帯のことば「今、最も熱いバディものはこれだ‼」
主人公と相方のやり取りや人間関係が楽しめるバディものは好み。
一度、出会った主人公や相方とはできれば長くお付き合いしたいのでシリーズものであることが望ましい。
読書のなかで半分読み終わってからが何より寂しく辛いので、長編であることも大事。上下巻が平積みで、しかもそれぞれが非常に分厚い。
すごくいい感じ。シリーズ一巻目の「ストーンサークルの殺人」から読むことにした。
楽しめた。このシリーズ、順番に全部読もうと思った。
常連になるであろう登場人物、ポー、ティリー、フリンのキャラクターや関係性が面白い。
単発の事件やテーマに加えて、シリーズ全体を通して解かれる大きな謎の尻尾もチラ見せされていて気になる。
伏線の張り方や小物の使い方が巧みだと思う。
特にコーヒー豆の使い方が良かった。
ずっとどこかでローストされた上質のコーヒー豆の香りが気になっていたが「そうだったか。」とすっきり。
う~ん。今ひとつだったのは、事件の内容と背景。
ミステリー小説の根幹が気に入らないというのは致命的なのだが。
ミステリー小説って娯楽として読みたいのだが・・・気が滅入る。
政治、権力争い、財産問題とかだと娯楽として読めるのだが。
ワシントン・ポーとティリーが好きになったし、このバディもの、続けて読んでみようと思う。
