TALES|ぼっち・ざ・れびゅー|9|作品感想文2
こんにちは、雨後乃筍です。うごとお呼びください。
今回U様主催の読み合い企画「ぼっち・ざ・れびゅー9」と「ロードク・オブ・ザ・ボッチ」に参加させていただきました。
ちなみに、「朗読企画」楽しかったんです!ハマりそう!
カラオケより、ストレス発散になるかも!
TALESの推薦レビューを、若干「東スポ」チックに書いてしまったので、真剣に各作品への感想文を書かせていただきますの第2弾です。
ちょっと体力使い果たしました😭
恋
著:もちもち様
あらすじ:恋に落ちた二人が、逆境を跳ね除ける
時は大正時代。
読書と勉強が好きだが、料理や裁縫などの「花嫁修業」はからっきし苦手な女学生・山本杏子。
杏子とは対照的に、慎之介は勉強よりも料理や家事を愛する心優しい男性。
彼女はある日、通学路での偶然の出会いをきっかけに、同い年の青年・津田慎之介と心を通わせるようになります。
「男は仕事、女は家庭」という固定観念が根強い時代で、慎之介は杏子のありのままを受け入れ、性別にとらわれない生き方を肯定してくれます。
しかし、厳格な杏子の父は家柄を重視し、彼女に資産家の御曹司との見合いを強要します。
女性を妻や母としての「役割」でしか見られない杏子。
杏子は家を飛び出して慎之介との未来を選び取ろうとします。
杏子と慎之介が、二人が結婚を認める条件として突きつけたのは、「一年間で百円を貯金すること」という難題でした。
就職先でのトラブルや、陰湿な妨害により、二人の前途は多難を極めます。
愛する人と結ばれるため、杏子は自身の体験を元に「小説を書く」という思いがけない賭けに出ますが……
古い価値観や逆境に立ち向かい、自分たちらしい幸せを掴み取ろうとする二人の愛と成長の物語です。
感想
「男は仕事、女は家庭」という価値観が絶対だった時代。
その「型」に窮屈さを感じるすべての人に読んでほしい、心温まる愛と奮闘の物語です。
勉強は得意だけれど花嫁修業はからっきしな杏子と、勉強よりも料理や家事を愛する慎之介。正反対の二人が惹かれ合い、互いの「ありのまま」を肯定し合う姿はとても尊く、応援せずにはいられません。
しかし、世間体を重んじる父や、女性を「役割」でしか見ない縁談相手が二人の前に立ちはだかります。
父が結婚を認める条件として突きつけたのは、「百円を貯める」という、若い二人にはあまりに厳しい試練でした。
理不尽な解雇や陰湿な妨害により追い詰められていく二人。
それでも諦めず、手を取り合って運命を切り拓こうとする彼らの絆に、自然と応援したくなります。
逆境の中、杏子が思いついた起死回生の一手とは?
そして二人は無事に約束を果たせるのか?
ましになったとはいえ、このような「無意識のバイアス」いまだに存在します。
読み終えた後、きっと前向きな勇気をもらえる名作。
今後の期待
レトロな商店街や喫茶店、厳格な日本家屋といった舞台設定は情緒豊かで、実写ドラマや映画化への親和性が非常に高く、映像として見てみたくなります。
当時の「男は仕事、女は家庭」という価値観に対し、料理上手な慎之介と文才を持つ杏子が互いの得意分野で支え合う姿は、ちょっとレトロ感があるドラマとして共感を呼ぶと思います。
二人が目指す「新しい男女の在り方」が、古い慣習が残る社会の中でどう実践されていくのか?
作家としての杏子の活躍や、家事を愛する慎之介の日常など、二人のユニークな関係性が深まっていく様子を描くホームドラマとしての展開も楽しそう。
そして、
読み終えた後、ロマンス系の話がちょっと苦手な私の意識改革が起こったかも?って思ってしまいました。
以後の私の作品が、そっちに寄っていったら…生暖かく見守ってくださいね。
もちもち様のnote
雨後乃筍の代表作もよろしくお願いします。
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