【TALES】短編小説|JK紬のセキュリティ相談室2|学校七不思議|作品紹介
第3章 学校七不思議
恐怖は子供を守る盾。学校七不思議に隠された「先人のセキュリティ」
「理科室の人体模型」に「夜の音楽室」。誰もが知る学校の怪談。
「それは先人が仕掛けたセキュリティ・ガイドラインだ」
セキュリティ専門家の紬パパが語る、オカルトと安全管理の意外な関係。
小学生・明美の取材依頼をきっかけに、紬とセキュリティ専門家の父が七不思議の真実を解き明かす。
「恐怖は心の制御装置」。オカルトを情報セキュリティの視点で読み解く、目からウロコと温かさに満ちた第3章!
JK紬のセキュリティ相談室2 第3章 学校七不思議
「さ、明美ちゃん、入って入って!」
今日は約束していた明美ちゃんが、私の部屋に遊びに来ていた。おじゃましまーすって入ってくるとこなんて、やっぱり小学生だ、かわいい。
「いま、おやつもってくるから」
そう言って私は部屋をでた。今日のために駅前でシュークリームを買っておいたんだ。ケーキなら外れないもんね。

なんか妹ができたみたいで、ウキウキ。
「明美ちゃん、おまたせー」
部屋に戻ると、明美ちゃんは本棚の前にいた。

「紬ちゃん、これなんて読むの、おにひら・・?」
「それは『鬼平犯科帳』っていうお話。読んでみる?」
「うーん、いまは良いかなー、あ、これは?」
「それは、「D坂の殺人事件」江戸川乱歩って人が書いた話」
「あ、それ知っている。名探偵コナンだよね?」
「えっ?うーん、ちょっと違うんだけど…」
「なんか紬ちゃんの部屋って、男の子の部屋みたい」
「え?そう?そうかな・・?」
ちょっと散らかっていたかな?
「うん、七香ちゃんの部屋はもっと色々アクセサリーとか化粧道具とかあったけど、紬ちゃんのクローゼットって学校の制服とスウェットだけだし」

「え?見たの?」
明美ちゃんが指差す方向には、開けっ放しのクローゼットが!しまった、さっき開けたままだった。
「ブラも白とグレーのスポブラだし」

「え?!それも見たの?」
明美ちゃんが指差す方向に、干したままの洗濯物が…!
小学生に振り回されている私って、情けない。
本編はTALESにて
ついに顕在化した、紬の部屋の脆弱性!
ではなくて、学校七不思議の謎に迫ります。
キーワードは「シミュラクラ現象」と「アクセス制御」……幽霊よりも怖い(?)大人の知恵を、ぜひ本編でお楽しみください。
TALESにて1月22日日より全11話、各話毎日21時公開予定です。
前作、カクヨムでの公開作品
前作「JK紬のセキュリティ相談室1」、カクヨム、TALESにて公開しています。
カクヨムでも、TALESより少し遅れて「JK紬のセキュリティ相談室2」公開しています。
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