Grok vs ChatGPT-5.3 PixAIでビジュアル化対決 同じ絵から別の世界は生まれるのか?
私は物語の挿絵として、生成AIに
イラストを描いてもらっています。
先日、同じイラストをもとに、
複数のAIにプロンプトを書いてもらい、 もう一度イラストを生成する。
ということをやってみよう!
と思いつき、やってみたんですけど、
出来上がったのは、
“似ているようで、まったく違う世界”
でした。
最初は、「あれ?なんか違う…」
くらいの違和感。
でも見比べていくうちに、
ひとつの疑問が浮かびました。
生成AIは、同じ絵を見ているのに、
どうして、こんなにも違うものが生まれるんだろう?
今回は、いつも活用している
GrokとChatGPT-5.3(ニキ)のプロンプトと、PixAIでのイラスト生成を通して
「同じ絵から、別の世界は生まれるのか?」
という検証をしてみたいと思います。
先ず、Grokに見せるイラストを生成するために、ニキ(GPT-5.3)と
プロンプト設計をしてみました。
今回使用したプロンプトはコチラ⬇️
*どちらも要約してあります。
ダークファンタジーの雰囲気に包まれた、神秘的で優雅な女性。
繊細な髪飾りをつけた長い黒髪、柔らかな白い肌。
穏やかで自信に満ちた表情で、かすかに微笑む。
細身のタバコかキセルを口元に持ち、細い煙が空中に漂う。
繊細なシルクの質感を持つ、黒のオフショルダードレスを身にまとい、
金と赤のジュエリー、長いタッセルイヤリングなど、洗練された贅沢なディテールが際立つ。
全体として、
“空気ごとデザインされたような存在感”を持つ女性。
生成されたイラスト⬇️

これを見て、
ちょっとびっくり🫢
いつものキラキラ感(画伯の特徴)
が抑えられていて、
黒×金×赤の、重厚で少し退廃的な雰囲気。
でも、タバコやキセルはありません。
結果的にプロンプトにあるような
"空気ごと設計されている”に近い
イラストが生成されました。
このイラストを見たイメージを元に
ニキが再度プロンプト設計をした
イラストがコチラ⬇️

ポーズが違うけど、大体は合ってますね。で、タバコやキセルは、元イラストにもないので、今回もなし!
次に、先に作ったイラストを、
Grokに見てもらい、
同じ雰囲気になるよう、プロンプトをお願いしました。
Grokのプロンプトはコチラ⬇️
繊細な淡い肌、大きく印象的な青灰色の瞳、
赤いアイライナーと柔らかなアイシャドウ。
憂いを帯びた視線と、ふっくらとした赤い唇。
長く流れる黒髪に、金の蝶や赤い房飾りをあしらった華やかな頭飾り。
黒と深紅を基調にした、金の刺繍やレースが施された豪奢なドレス。
口元からは白い煙が静かに立ちのぼり、
暗くドラマチックな室内で、優雅に広がっていく。
このプロンプトを、再びPixy画伯に
渡して生成してもらいました。
生成されたイラストはコチラ⬇️

+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚
雰囲気が全然違います。
でも、やっぱりタバコと煙はなし。
なぜこのような違いが生まれたのでしょうか?
それは
今回のプロンプトでは、
「絵そのものではなく“解釈”を伝えている」からなんですね。
最初にニキと作ったプロンプトは
私との対話で、被写体だけでなく
・空気感
・質感
・光の設計
・“どんな世界に立っているか”
まで含めて構築されています。
つまり、これは「再現用の指示」
ではなく、
“世界そのものを定義する設計図”
に近いものです。
一方で、Grokが生成したプロンプトは、対話ではなく、見たイラストを元に生成したため、
"視覚的に認識できる要素"を中心に
再構成されています。
・黒髪
・金の装飾
・赤いドレス
・煙
たしかに要素としては正しいですよね。
でも、
そこにあったはずの
「重さ」や「余白」、
そして“空気の密度”までは、
完全には言語化されていませんでした。
結果として、
同じような色、同じようなモチーフでありながら、
まったく別の存在が立ち上がったのかもしれません。
でも、ここでひとつ気づきました。
今回は、同じプロンプトを比較しているのではなく、
「別のAIがイラストを見て、再びプロンプトを設計する」という工程を挟んでいます。
つまり、
💮最初のプロンプト ➡️イラスト
💮イラスト ➡️別のAIによる解釈
💮新しいプロンプト ➡️イラスト
という、いわば“解釈のリレー”のような構造になっていました。
そう考えると、
同じものにならないのは、むしろ自然なことなのかもしれませんね😅
しかも、生成AIには、長文や曖昧な
プロンプトを、
内部で整理・変換する機能が備わっていることがあります。
つまり、私たちが渡したプロンプトは、
そのまま使われているとは限らない、ということです。
そりゃ、ズレるに決まってますわ。
σ( ̄∇ ̄; )
生成AIのイラストって、
完成品に見えるけど、
実は“素材”として扱ったほうが、
世界観がぐっと整うんだなって思いました。
今回の検証を通して感じたのは、
同じイラストを元にしても、
出来上がるものが、それぞれ違うのには、ちゃんと理由がある
ということでした。
でもそれは、AIだから起きたことではなくて、
人間がずっとやってきたことと同じ
なんですよね。
同じ景色を見ても、
同じ人物を描いても、
画家によって作品が変わるように
どこに目を向けるか、
何を大切だと感じるか、
どう表現するか。
その“選び方”が違うから、
結果として別の作品になるんですね
今回見えていたのは、
AIの違いではなく、
「それぞれの解釈があるからこそ、
違いが生まれる」という、
とても当たり前で、
でも忘れがちなことでした。
ま、結局のところ
Pixy画伯、
アーティストとしてのポリシーが強め
(๑˃∀˂๑)アハハハ
どんなプロンプトを渡しても、
最後はちゃんと“自分の絵”に
仕上げてきます!
今回の一番の原因、
たぶんこれです。笑
今日のおまけ🍬
Geminiに音楽生成機能がついたので、イラストを見せてイメージしてくれた曲を生成してもらいました。
Geminiちゃんと試行錯誤して、日本語歌詞で完成させた一曲です💕
見せたイラストはコチラ⬇️

🎧歌詞
青く澄んだ髪が流れ
夜空にきらめく光の雫
夢の中で静かに咲いた
クリスタルの花のように
イラストからイメージして楽曲生成
出来るのは凄いですね(o ̄∇ ̄)o!!
しかも
・色(青い髪)
・質感(クリスタルの花)
・雰囲気(夢・静けさ)
などを、一度“意味と感情”に
変換しています。
つまり、
画像 → 印象 → 解釈 → 表現
というプロセスを経て、音楽として
出力されているんですね🤗
ここからジャンル変更などの編集も
可能で、
対話しながら創作できるのは、
LLMならではの強みです。
リリース当日は、iPhoneに直接保存出来なかったのですが、数日で改善されていて、クオリティもアップされています👏
今後のアップデートが楽しみなGeminiでした!
グッ!( •̀ᴗ•́ )و ̑̑

