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旧大田体育館で行われたスポーツイベント (蒲田東特別出張所) #421

※本記事は
 Otapedia 公式note(https://note.com/fine_rat5784)のみで
 公開しています。
 無断転載・改変・商用利用を禁じます。
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※史料に基づき記述していますが、
 必要に応じて
 考察が入る場合があります。


大田区体育館略歴

1965年 (昭和40年) 4月15日
東京オリンピック(1964)の
開催を記念して
大田区体育館が建設されました。

2008年 (平成20年) 3月31日
プロレスの聖地
と呼ばれるなど
数々のスポーツイベントや
成人式の会場として利用されながらも
老朽化に伴い閉鎖・取り壊しとなりました。


女子プロレス

1968年 (昭和43年) 4月1日
NWA女子世界選手権試合
◯巴幸子(王者)(2-1)●ファビュラス・ムーラ(挑戦者)
※巴幸子が2度目の防衛に成功。

1968年 (昭和43年) 11月21日(12月1日 フジテレビで放映)
AGWAユナイテッドステイツガールズ選手権試合 時間無制限デスマッチ
△巴ゆき子(王者)(両者カウントアウト 12分38秒) △ミス・Z(挑戦者)
※巴ゆき子が3度目の防衛に成功。
 日本女子プロレス初のデスマッチルール開催。

AGWAインターナショナルガールズタッグ選手権試合
◯柳みゆき、京愛子 (王者)(2-1)
●シャロン・ルイス、リンダ・クライン (挑戦者)

1969年 (昭和44年) 3月29日
AGWAユナイテッドステイツガールズ選手権試合 45分3本勝負
△巴ゆき子(王者)(時間切れ引き分け) △バーバラ・オーエンス(挑戦者)
※巴ゆき子が4度目の防衛に成功。

1969年 (昭和44年) 12月8日
AGWAインターナショナルガールズタッグ選手権試合 60分3本勝負
マスクド・キラー、マスクド・マリー (挑戦者)(2-1)
●岡田京子、京愛子 (王者)
※岡田京子、京愛子組が5度目の防衛に失敗。

1971年 (昭和46年) 3月6日
大田区大会 世界チャンピオンシリーズ
AGWAインターナショナルガールズタッグ選手権試合 60分3本勝負
マスクド・キラー、イルマ・アセベド (挑戦者)(2-1)
●ジャンボ宮本、星野美代子 (王者)
※ジャンボ宮本、星野美代子組が初防衛に失敗。

WWWA世界シングル選手権試合 60分3本勝負
京愛子 (王者)(2-1)●ラブリー・ルイーズ (挑戦者)
※京愛子が4度目の防衛に成功。

1971年 (昭和46年) 7月1日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 60分3本勝負
パティ・オハラ、テキサス・レッド(2-1)●京愛子、ジャンボ宮本
パティ・オハラ、テキサス・レッド組が第2代王者に。

WWWA世界シングル選手権試合
1972年 (昭和47年) 7月1日
京愛子 (王者) ◯サラ・リー (挑戦者)
※サラ・リーが第8代王者に。

1974年 (昭和49年) 8月5日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
●ジーン・アントンサンディ・パーカー (王者)
◯ジャンボ宮本、赤城マリ子 (挑戦者)
ジャンボ宮本、赤城マリ子組が第51代王者に。

WWWA世界シングル選手権試合
1975年 (昭和50年) 3月19日
ジャンボ・宮本 (王者) ◯マッハ文朱 (挑戦者)
※マッハ文朱が第17代王者に。

WWWA世界シングル選手権試合
1976年 (昭和51年) 3月15日
ジャンボ・宮本 (王者) ◯赤城マリ子 (挑戦者)
※赤城マリ子が第19代王者に。

WWWA世界シングル王座選手権試合
1980年 (昭和55年) 12月16日
モンスター・リッパー (王者) ◯ジャッキー佐藤 (挑戦者)
※ジャッキー佐藤が3度目の王者に。

1985年 (昭和60年) 2月5日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
●クラッシュ・ギャルズ (王者) ◯ダンプ松本、クレーン・ユウ (挑戦者)
ダンプ松本、クレーン・ユウ組が第78代王者に。

WWWA世界シングル王座選手権試合
1985年 (昭和60年) 12月12日
◯デビル雅美 vs ●ダンプ松本
※デビル雅美が第32代王者に。

1987年 (昭和62年) 4月15日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
◯宇野久子、堀田祐美子 
●レイラニ・カイ、ジュディ・マーティン 
宇野久子、堀田祐美子組が第83代王者に。

1987年 (昭和62年) 10月20日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
●レッドタイフーンズ (王者) 
◯ブル中野、コンドル斉藤 (挑戦者) 
ブル中野、コンドル斉藤組が第85代王者に。

1988年 (昭和63年) 7月19日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
●ブル中野、グリズリー岩本 (王者) 
◯ファイヤージェッツ (挑戦者) 
ファイヤージェッツ組が第87代王者に。

1989年 (平成元年) 7月19日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
●マリンウルフ (王者) 
◯ファイヤージェッツ (挑戦者) 
ファイヤージェッツ組が2度目の王者に。

1992年 (平成4年) 12月2日
JWP女子プロレス・初代無差別級王座決定戦
◯ダイナマイト関西 vs ●キューティー鈴木
初代王者:ダイナマイト関西

1995年 (平成7年) 3月21日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
◯W井上 ●豊田真奈美、長谷川咲恵 
W井上組が2度目の王者に。

1996年 (平成8年) 1月22日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
●北斗晶、下田美馬 (王者) 
◯W井上 (挑戦者) 
W井上組が3度目の王者に。

1996年 (平成8年) 5月16日
全日本女子プロレス・第1回ジュニア・オールスター戦
大会MVP:里村明衣子(GAEA)

1997年 (平成9年) 1月20日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
●スイートハーツ (王者) 
◯渡辺智子、前川久美子 (挑戦者) 
渡辺智子、前川久美子組が第104代王者に。

WWWA世界シングル王座選手権試合
2002年 (平成14年) 7月6日
●豊田真奈美 (王者) ◯伊藤薫 (挑戦者)
※伊藤薫が2度目の王者に。

2002年 (平成14年) 7月6日
WWWA世界タッグ選手権試合王座決定戦 
●井上貴子、風間ルミ (王者) 
◯ナナモモ (挑戦者) 
ナナモモ組が第113代王者に。

※1968年 (昭和43年) 4月1日のイベントが
 大田区体育館で開催された
 
現在確認できている
 最古のスポーツイベントです。


ボクシング

1971年 (昭和46年) 8月13日
◯門田新一 vs ●鈴木石松(ガッツ石松)戦の
ノンタイトル10回戦が行われる。


プロレス

1972年 (昭和47年) 3月6日
新日本プロレス旗揚げ興行

(メインイベントはアントニオ猪木対カール・ゴッチ)

1989年 (平成元年) 4月18日
全日本プロレス 三冠ヘビー級王座統一戦
ジャンボ鶴田対●スタン・ハンセン
初代王者:ジャンボ鶴田


大田区体育館が歩んだ軌跡(考察)

歴史をさかのぼると
女子プロレスが
まだ決して有名とは言えなかった時代
大田区体育館はその会場の一つでした。

1960年代から続く
女子プロレスの興行は、
1980年代ビューティーペアの登場へとつながる
黎明期を支えていました。

以降
主に格闘技のイベントに使用され
やがて、
プロレスの聖地と呼ばれるまでの
施設になりました。

建物は新しくなっても
スポーツの舞台としての役割は引き継がれ
現在では
バスケットボールのチームが
ホームアリーナとして
使用する施設にもなっています。

女子プロレスの情報が
多く見えるかと思いますが、
これは黎明期の重要な興行が繰り返し行われ、
女子プロレス文化を支えていたからです。

Wikipediaに記述されないこれらの興行こそ、
地域の記憶として残すべき
“裏で動いていた歴史”です。

Otapediaは、
その空白を埋めるために、
可能な限り史料を参照しながら
当時の試合を記録します。


プロレスの日

7月30日は、
1953年 (昭和28年) 力道山が中心となって
「日本プロレス協会」を結成したことに由来する
「プロレス記念日」
となっています。
また、
2月19日は、
1954年 (昭和29年)
力道山と木村政彦が
シャープ兄弟と戦った日本初の本格国際試合開催日で、
「プロレス日」となっています。

7月30日は団体設立の日
2月19日は歴史的な国際試合開催日
とすみ分けされているようです。


おわりに

そのほか
毎年一月には
はたちのつどいなどにも
使用された
青いとんがり帽子の
大田体育館。

Otapediaは、
大田区体育館を
「大田区無名の風景」
「大田区無名の呼称」
「大田区未顕彰の地域遺産」
として
プロレスの聖地を
「大田区無名の呼称」
として
全日本女子プロレスを
「大田区無名の組織・集団」
として記録します。

大田区の記憶を呼び起こす
「Otapedia」の活動

博物館に展示されない
大田区の歴史を
展示する資料室

私たちは
その“名を失いかけたものたち”に、
もう一度まなざしを向け、
記憶の岸辺に呼び戻す営みです。

その活動や
痕跡は消えても、
地域に遺された軌跡
未来へと伝えていきます。

これらの呼称は
Otapedia独自の呼称」であり
大田区公式の認定ではありません」。


出典
 1.『全日本女子プロレス試合結果データベース』
 2.『大田体育館』Wikipedia
 3.『忘れ得ぬ戦士たち(10)門田新一』MAOMIEの拳闘天国

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