羽田空港電鉄ー幻の蒲羽モノレール計画 (蒲田東・糀谷・羽田特別出張所) #385
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公開しています。
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本記事について
本記事は、
東洋経済オンラインをはじめとする
公開資料をもとに、
Otapediaが再構成・加筆したものです。
今後、
新たな史料が確認された際には
内容を追記・修正します。
また、
「蒲羽モノレール」は
Otapedia独自の
呼称です。
ドイツ・ヴッパータール
1901年 (明治34年) 3月1日
ドイツで製造された
懸垂式の
「オイゲン・ランゲン式」
モノレールが
路線長13.3㎞の
営業路線を開業しました。
このヴッパータール空中鉄道は
現役最古のモノレールとして
100年以上たった今も
営業を続けています。
モノレールという新しい乗り物
その情報が日本へ届くと
明治後期から
昭和初期にかけて
日本全国の起業家たちから
10件以上の申請があったようです。
計画の壁
申請の多くは
資金力や実現性が乏しく
さらに
既存の鉄道の
並行路線とあって
多くが却下されました。
羽田空港電鉄
発起人らは、
1931年 (昭和6年) 3月20日
蒲田駅東口を起点とする
終点穴守駅までの5.0kmの
地方鉄道免許を
鉄道大臣に申請した。
これは、
5か月後の
8月25日に開港する
東京飛行場や
すでににぎわいを見せていた
羽田競馬場への
アクセスも見据え
計画された路線と思われます。
計画予定駅
蒲田(東口)
↓
国道(京急蒲田東側)
↓
運河
↓
森崎
↓
飛行場(東京飛行場)
↓
穴守
全6駅の路線でした。
幻のモノレール路線 羽田空港電鉄
羽田空港電鉄は
資金力には
問題がなかったものの
京浜電気鉄道の
穴守線と競合することから
1931年 (昭和6年) 10月20日
申請は却下されました。
東京モノレールより
30年以上前に計画された
「蒲羽モノレール(独自呼称)」は、
実現することなく
幻の路線となりました。
日本のモノレールの歴史
1951年 (昭和26年)
旧豊島園の遊具施設として
初めて建設されました。
その後
1957年 (昭和32年)
東京都が
上野動物園内に
懸垂型モノレールの
実験線を建設しました。
国内での本格導入
1961年 (昭和36年) 12月26日
日本高架電鉄が
東京オリンピック
開催に向けた
空港アクセス整備の一環として、
羽田ー新橋間の
免許を取得しましたが
新橋駅周辺の
用地確保のめどが立たず
止むを得ず
浜松町駅に変更されました。
こうして
東京オリンピック
開幕直前の
1964年 (昭和39年) 9月17日
アルヴェーグ方式を採用した
東京モノレールは
営業を開始しました。
おわりに
大田区内に計画された
羽田空港電鉄のモノレールは
実現しませんでした。
それから30年後
国内初の
本格導入モノレール路線として
東京モノレールが開業し
現在も運行されています。
Otapediaは、
羽田空港電鉄を
「大田区無名の企業」
として
羽田空港電鉄が
申請・却下された
3月20日と
10月20日を
「大田区記憶の日」
として記録します。
Otapediaは、
大田区の記憶を
未来へ遺すという
理念のもとに活動しています。
私たちは、
その“名を失いかけたものたち”に、
もう一度まなざしを向け、
記憶の岸辺に呼び戻す営みです。
人々の活動や風景、
残された痕跡は姿を消しても、
地域に刻まれた軌跡を
未来へと伝えていきます。
記事内で使用している
独自の顕彰は、
「Otapedia独自の呼称」であり
「大田区公式の認定ではありません」。

出典
1.『戦前にも練られていた「蒲蒲線」構想の全貌 モノレールで
蒲田と羽田を結ぼうとしていた』東洋経済オンライン
2. Wikipedia『ヴッパータール空中鉄道』
3. 一般社団法人『日本モノレール協会』
4. Wikipedia『東京モノレール羽田空港線』
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