【症例のご紹介093】精神安定剤を断薬できました
みなさん、こんにちは。
セラピールームはる風の長谷川まさきです。
今回は、精神安定剤の断薬に対応させていただいた症例です。
【30代 女性】
大学生の頃に統合失調症を発症し、それ以来15年近く、精神安定剤を数種類服薬されてきました。
その間、何度か入院を経験され、双極性障害の診断も受けられています。
感情のハイとローをくり返し、コントロールが難しいメンタルの状態につらい思いをされてきました。
これまでの経緯を伺うと、筆舌に尽くしがたい経験の連続で、私の心も苦しくなるほどです。
何とかこの状況を脱して薬も止めたいというご本人のご要望に応えるべく、施術に挑戦しました。
まずは天療術による、現在の精神症状が起きた原因に対する施術です。
これまで受けたストレスとトラウマの反応も強く、それらも解消していきます。
また、全身の隅々にまで広がった緊張を解く施術にも取り組みました。
交感神経、神経節、神経叢、背側迷走神経、脳全体、大腰筋…
体内で過緊張を起こしていない箇所を探すのが困難なほどで、私もこれまで経験したことがないレベルの状態に圧倒されます。
これほどの緊張となると、ただ生きているだけで息をすることすら苦しい体感があったはずで、「緊張、消えろ…消えろ…消えろ…」と祈るような思いで施術をくり返しました。
この施術の翌日、久しぶりにぐっすり眠れたとご連絡をいただき、私としても手ごたえを感じます。
そして、大きな挑戦となる断薬に取りかかりました。
メンタルに関する薬を減らし、すべて止めるに至るまでは、想像を絶する困難を伴います。
いわゆる「離脱症状」や「断薬症状」と呼ばれる強烈な症状が現れるため、長期間かけて少しずつ薬を減らすことが一般的で、
元々の精神症状は治まっているにも関わらず、この症状を避けるために薬を飲み続ける人がいるほどです。
かくいう私自身も、過去に介護ストレスのために服用していた薬を止めたときは、半年近く正常な社会生活を送ることができないほどの不調に苦しんだことがあります。
今回のクライアントさまも、これまで減薬にトライして上手くいかなかった過去があり、その難しさは重々承知でしたが、それ以上に薬を止めたい強い思いがありました。
私としてはご本人の意向に添いながら、また、自分が経験した苦しみは絶対にさせないという心意気で施術に臨みました。
クライアントさまの体内に残る薬の成分を徹底的に除去し、離脱症状、断薬症状が起きる原因に対してひたすら施術を加えます。
併せて、元々の精神症状と体の緊張に対する施術をおこない、経過を慎重に見守っていきました。
施術を開始してからはクライアントさまのご家族から状況を伺っていましたが、1ヵ月程たった頃に、ご本人とお電話でお話をする機会をいただきました。
すると、薬を完全に止めてから、ほとんど断薬症状らしい不調を感じていないとのこと(!)
我がことのように本当に嬉しく思い、思わず涙が出そうになります。
ご本人としては、薬を止めてから15年ぶりに「人間らしさを取り戻した」感覚があったようで、睡眠も以前より取れるようになったとご報告くださいました。
さらに、これまで自分がやりたいことがおぼろげだったのが、進みたい方向性が明確になってきており、現実的にはどうしたらいいのか、という悩みに変化したそうです。
今回のケースに関しては、上述のとおり、私も過去に精神症状と薬の断薬に苦しんだことがあったため、非常に強い思い入れがありました。
その中で、ご本人から諸症状の改善のご報告をいただくことができ、心から嬉しく感じています。
私自身の過去のつらい経験は、これまで非常に暗いイメージに覆われていましたが、「クライアントさまの心情を理解し、この仕事をさせていただくために必要な経験だった」と腑に落ち、まったく180度ひっくり返り、感謝の思いで満たされるようになりました。
本当に得難い、貴重な経験をさせていただくことができました。
このご縁に、心から感謝いたします。
またお悩みのことがありましたら、誠心誠意、対応させていただきたいと思っています。
・
メンタルに関する薬については、その是非について様々な意見があります。
私個人としては、薬を完全に否定するものではなく、場合によっては薬の力を借りることがあって良いと考えています。
ただし、出来るのであれば、長期間の服用はなるべく避け、症状緩和のために他の有効な方法を採用できればという姿勢を取っています。
過去の私のように、止むに止まれず服用を続けていらっしゃる方も多いはずです。
精神症状を軽減し、薬を卒業するサポートに力を尽くしていく心持ちです。
薬の服用についてお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談いただければと思っています。
天療術はこちらから
※症例の投稿許可をいただきました。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
