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物欲が完全になくなった日

ついに待ちに待ったボーナスシーズンがやってきた

銀行の通帳にボーナスが入金されたのを確認すると
かつての自分なら何を買おうかと思案を巡らせて
いたはずだ

というか若い時はボーナスをあてにしてクレジット
をきっていたこともよくあった

しかし、今の私に物欲はほとんどない

正確には、ある時を境にして、かつてのような
「モノ」への執着がきれいさっぱり消えてしまった

そのきっかけは、3年前に購入した一台の車だ

それは学生時代から20年以上、
ただひたすらに憧れ続けた車だった

新車価格で600万円を超えるその買い物は、
金融資産を積み上げ、早期リタイアを目指す身と
しては、明らかに「遠回り」となるものだった

資産形成にとっては明らかなマイナス要因だ

世間一般で語られるFIRE理論にも反している笑

一度は、目指す未来のために我慢すべきだと
自分に言い聞かせ、購入を断念しようとした

そんな私の背中を押してくれたのは、長年私の夢を
知っていた妻だった

彼女の「今、その夢を叶えることに価値がある」
という言葉に後押しされ、私は思い切って
ハンドルを握る決心をした

結果として、目標までの道のりは少しだけ
遠くなったかもしれない

しかし、あの車があるおかげで、家族とともに
どれほど多くの素晴らしい景色を見て、
どれほど多くの思い出を紡いできたことだろう

不思議なことに、長年恋焦がれていたその車を
手に入れてから、私の物欲は完全になくなった

あれほど欲しかったモノを手に入れたことで、
自分の中の何かが満たされたのかもしれない

あるいは、「本当に大切なものは、モノそのものでは
なく、それによって得られる体験である」という
事実に気づいてしまったからかもしれない

おそらく、今回のボーナスも、家族旅行と
追加投資に消えていくだろう

今の私が一番欲しいもの

それは「時間」だ

家族とともに過ごすかけがえのない時間

自分の好きなことに打ち込む時間

その自由を最大化するために、私はFIREという
目的地へ少しでも早く到達したいと願っている

投資先を考えるのも、今の私にとっては至福の
楽しみだ

チャートを眺めながら、市場の先を読み、
家族の未来を描く

それはかつて、学生時代に憧れの車のカタログを
めくっていた頃のワクワク感に近いかもしれない

ただ、今の私にとっての「投資」は、
モノを買うための手段ではなく、
自由な時間を買うためのチケットだ

物欲が満たされた先に見えた景色は、
驚くほど静かで、そして何よりも自由だった

皆さんは今回のボーナスを、何に変えますか?

もしそれが、あなたの人生を少しだけ「自由」に
近づけてくれるものなら、それこそが最高に贅沢な
使い道なのかもしれません

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進撃の銀行員 | 3年後にFIRE | フォロバ100 チップをいただけたら、仕事帰りに私の執筆のお供「御座候」の大判焼きを買って帰ります。あんこの甘さでフル充電して、また皆さんの心に届く記事を書き続けます。「赤あん派」か「白あん派」か、コメントで教えていただけたら、そのあんこを選びます笑 皆様とのご縁に、甘い感謝を込めて!