人生で一番愛する人とは結ばれないのかもしれない
まだ、人生を終えていないから絶対とは言えない。
でもこの先、もうこの人以外に心の底から愛する人とは出会えないかも…って思える人に出会った。
私は既婚者。
そう思う相手は旦那ではなく、他の既婚男性。
その男性とは、結婚して6年が経った頃に出会った。
もちろん、結婚する時、旦那を一番愛していたから一緒になった。
でも多分、このとき自分が思っていた「愛」って、
「この人が好き。ずっと一緒にいたい。」
「適齢期に付き合ってたからその延長線上で」
みたいな感じ。
この気持ちはもちろん、嘘じゃなかったと思う。
これから先も一生、旦那以外に好きな人はできないと思っていたし、できるはずもないと思っていた…。
若い時は、「恋」とか「愛」とかよく分からずに、
あの人の顔がタイプ♡
スポーツできてかっこいい♡
優しいから好き♡
と、外見や直感など、「なんとなく」で人を好きになっていた。
でもそんな人って、結構どこそこにいる。
・・・そう。
代わりがいる。
悪く言えば、探せばどこそこにいる人。
それは「好き」なのかもしれないけれど、「愛」ではない。
「一方的に想う気持ち」
「憧れのような存在」
「ドキドキするのが楽しい」
って感じ。
でもこれは悪いことではない、みんなそう。
特に10代の頃の青春って、こんな感じだと思う。
でも月日を経て、
価値観、人生観、人との関り方などが定着して。
そして、妊娠と出産も経験して。
自分自身の心も環境も落ち着きはじめる30代…。
「これが”本物の愛”なのかも…」という感覚を味わったときには、もうすでに既婚者。
「なぜ、今出会う??」
「私、試されてる?」
と自身に問う日々。
でも、少し思った。
結ばれないからこそ葛藤を伴い、”愛せる”のだと…🍀
「人生で一番愛する人」と「人生を共に生きていける人」は、必ずしも同じとは限らない。
心が震えるほど惹かれた人と、現実の中で手を取り合えるとも言いきれない。
それを「そんなはずはない」「残酷だ」と思ったりもした。
だけどそれは、悲劇ではないのかもしれないーー。
結ばれなかったからこそ、その愛は永遠に汚れず、時間の中で薄れても、どこかで静かに光り続ける・・・。
あの人を想う気持ちは、形を失っても、心の奥で生き続ける。
愛は、「一緒にいること」だけで完結するものではないと気付いた。
届かない想いの中にも、確かに愛は息づいているーー。
だからこそ、その痛みも、温もりも、私という人間を深くしてくれるのだろう。
結ばれなかった愛は、未完成のままだからこそ美しい。
終わらなかった物語として、心の奥で永遠に生きていくーー。
