今回のガソリン(値上げ)大騒動と個人的減捨離を終えた自分の生活~
平成初期の頃、イオン内のガソリンスタンドの価格が89円と衝撃的な安売りを知っている世代だ。

当時のクルマは軽自動車がリッター15㎞/L、2000㏄だと6~7㎞/Lと燃費が悪かった。
そこから125円、135円、145円、160円と順調に氷河期の世相と連動して値上がりしていった。
そして今回のイランvsアメリカが原因のガソリン騒動。
近所のGSは@160/Lとなっていたが、13日には190円近くまで一気に高騰して値上がり前に給油をしようと長い車列ができていた。
いくら最近のクルマが低燃費になったといっても、流石に限度がある。
バイクやクルマのマフラーから平均燃費毎に160円が吐き出される。
例えるならコンビニで買った清涼飲料水が転がっていく、とイメージして貰えれば。
ジジババがさっそくトイレットペーパーを買占めに走った、というニュースを見て「コロナ渦の教訓を全然反省してねーな」と呆れる。
ガソリンや軽油が値上がりすると当然「移送コスト」が商品に上乗せされることになる。
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今の世の中、物価高騰やガソリン代の値上げに頭を抱える声が絶えません。
しかし、少し視点を変えて「論理的」に生活を再構築してみると、実はそれほど恐れることはないのです。
私は、体脂肪と共に「欲望」も削ぎ落とす『減捨離(げんしゃり)』を終えました。
生活は極めて質素ですが、自炊を楽しみ、毎日使う食器類には納得のいく「良いモノ」を揃えています。
これだけで精神的な豊かさは十分に保たれるものです。
移動は徒歩やロードバイク。
いわば「自分自身のエネルギー」によるゼロエミッションです。
サラダ油が高ければ、揚げ物の回数を減らし、「ひまわり油」や「米油」を賢く選べばいい。
「生活レベルを下げるなんてみっともない」
もしそんな思考に縛られているなら、少し立ち止まって考えてみてください。
その「自分のこだわり」「プライド」こそが、60歳を過ぎた後の家計を圧迫し、大切な資産を食い尽くす元凶になるかもしれないのです。
「その時」になって驚かないための、情報とコミュニケーション
私が30歳の頃、ある定年退職直後の再任用教諭が、事務室で給与明細を見て絶叫したシーンを今でも鮮明に覚えています。
「エーーー!? こんなに給与が下がるの?」
人事院勧告の給与表を見れば、再任用後の給与が概ね現役時代の2/3相当に下がることは、調べれば誰にでも分かる事実です。
あるいは、周囲の先輩に少し尋ねる「社交性」があれば、容易に予測できたはず。
しかし、彼はその努力を怠りました。
その夜、彼が奥様と二人で青ざめたであろうことは、想像に難くありません。
「健康の有り難み」と同様に、失ってから、あるいはその時になってから後悔する人があまりに多い。
私は20代の頃から、積極的に年長者に未来の予測を聞くようにしていました。だからこそ、早めに対処ができたのです。
「欲望」をダイエットし、「価値観」を磨き上げる
私は現在、年金生活者並みに支出を抑えていますが、決して「すべてを我慢」しているわけではありません。
食費、書籍、旅、趣味。
これら「自分にとって譲れない項目」には、今でも惜しみなく支出しています。
ただし、そこには「工夫」という知性が介在します。
安く食材を買い、食事は徹底して自炊する。
書籍はクーポンを駆使して手に入れる。
旅は下道を選び、車中泊かテントを張る。
自分が何を生きがいにしているか。
この「自分の価値観」が明確でないと、ただの我慢は「リバウンド(元の消費生活への回帰)」を招きます。
周囲の視線を気にして、退職金で安易に新車を買うのはその典型でしょう。
私なら程度の良い中古車を選び、浮いた資金を投資に回して、税金や旅先での贅沢な体験に充てます。
「進化論」が教える、適応の必要性
ダーウィンの進化論ではありませんが、「変化に適応できない個体」に明るい未来はありません。
政府を批判しても、物価が下がることは期待薄でしょう。
日本は資源を輸入して加工して輸出する工業国家です。
ならば、我々庶民がすべきことは、頭脳を駆使して生活を最適化することです。
「今の生活を変えたくない」という執着は、時に自己破産への入り口となります。
現役時代をギャンブルや飲酒に動画視聴だけで過ごし、60歳で現実に愕然とするのか?
それとも、アフター5を「自己研鑽」に充て、定年後の自分の居場所を10年前から準備しておくのか。
車を手放し、歩く。
それだけで肥満は解消され、健康になり、医療費や無用な税金の支出もなくなります。
さらに公共交通機関を利用すれば、地域インフラの維持にも繋がるでしょう。
「マメに自分の足で歩き、自転車で移動する」
このシンプルな転換が、これからも私の人生を豊かなものにしてくれると確信しています。
