【90分で300問】27日間で数学の偏差値を16上げたセルフレクチャーってどういう勉強法?
夢破れた男の、唯一の戦果
僕は、大学受験で2度、京都大学に不合格になりました。
後で振り返れば、反省点はいくらでもあります。
授業を受けることが目的になり、消化不良のまま授業を受けすぎた現役時代。
思考停止となりうまくいった方法まで捨ててしまった浪人時。
講師の言うことを鵜呑みにしすぎて、優先順位を間違えてしまった。
挙げていけばキリがないですが、とにかく自分は志望校に受からなかった人間です。
大学受験でやれることはやり切った自負はありますが、結果は満足できるものではありませんでした。今でも京都大学の名前を聞くと、「行きたかったなあ」と思い出すくらいです。
そんな自分ですが、受験勉強にて試行錯誤したすべての経験が失敗だったわけではありません。今回の記事は、僕が受験生の時に実践して唯一「はっきりと成績が伸びた」勉強法を紹介する記事です。
タイトルにもありますが、
1カ月未満
1日3時間程度
偏差値を16上げることに成功しました。
京大実戦という模試にて、数学の偏差値を短期間で43→59に伸ばすことができました。その時に行った勉強方法をなるべく忠実に、自分がどう取り組んだか、どう時間をかけたかも含めて解説していきます。
この勉強法を実践した自分の成績推移
勉強開始時:高3の10月26日
当時の成績:8月の京大実戦で偏差値43
その後の成績:11月3日の京大オープンで偏差値41→11月18日ごろに模試の過去問を解いた際に急に解けるようになる感覚が得られた→11月22日の京大実戦で偏差値59(前回+16)
11月初旬の模試では手ごたえが全く変化なしで、そのあとの3週間の間で問題に対して自然と発想が浮かぶ感覚が得られました。そのあと入試が終わるまで、同じような感覚で難しい問題もかなり解けるようになりました。
当時の状況からストーリー立ててお伝えしますので、最初は勉強法とは関係ない部分もありますが、よければ見て行ってください。
部活引退。ここから本気で逆転してやるぜ。
高校3年だった当時、自分は7月10日くらいに野球部を引退し、高2秋から通っていた東進にて本格的に受験勉強を始めました。
部活があるときはもともと19時過ぎまで練習があり、そこから自宅最寄り駅にある東進まで1時間ほどかけて帰ってきて、授業を1コマだけ受けて帰るという日々でした。
最後の大会も強豪にコールド負けを喫し、終わりを惜しみながらも「これでようやく勉強に専念できる」という半分期待というか危機感というか安堵のような気持ちになりながら、毎日10時間勉強の日々が始まりました。
当時の自分は、4月末までに受講終了してほしいと言われていたセンター試験用の講座をまだ受講しきれておらず、志望校の京大を見据えた2次試験寄りの勉強にまだ入れない状況でした。
そのため、
さっさと受講を終えて京大用の講座に入りたい!
という気持ちがとても大きく、さっさと受講を進めたい気持ちでいっぱいでした。
思えばこれが、すでに終わりの始まりでした。
そんなことはつゆ知らず、
残っている講座を進めるとともに面談にて勧められた京大用講座を全受講することを決め、志望校に向かって本格的に勉強をしている感じがしてワクワクしていました。
当時受講していたのは
・現代文記述トレーニング
・京大国語
・京大英語
・金谷の日本史通史?
・京大日本史
・受験数学
・京大数学
などがあったと思います。
(10年も前のため全部かどうか確信はないです)
確か覚えているのは、夏休みの40日くらいで120コマほど受講したことです。
たくさん受講した日は
朝9時~予習
10時~1コマ目受講
12時お昼ご飯
13時~予習
14時~2コマ目受講
16時~予習
17時~3コマ目受講
19時~予習
20時~4コマ目受講
といったように1日4コマ受けた日もありました。
2次試験の記述対策だったり、京大寄りの勉強だったため難易度も高く、必死こいて画面に張り付いていました。
ただし、結局一部の受講は終わり切らず、夏休みで終わらせたかったですが9月の下旬までかかりました。
1日4コマの時点でお分かりかもしれませんが、だいぶオーバーワークです。当時の自分を顧みてもとても非効率な勉強をさせられていてかわいそうになってきました。
まあ、気づかない自分が悪いんですけど。
夏が明けたのに成果が見えず、心も季節も寒くなっていく
そうこうしているうちにたくさん時間があると思っていた夏は終わり、2学期が始まりました。
夏休み明け宿題テストや実力テストを受けたり、模試を受けたりしますがだんだん雲行きが怪しいことに気づきます。
なんか、全然変わってなくね、、、?
感触よくないな、、、
模試やテストで以前と比べて成長した感じが全然しないのです。
夏頑張ったんだけどな、、
まだこれからなのかな、、
淡い期待をしてごまかしますが、周りのクラスメイトが明らかに力をつけつつあって、
めっちゃ点数上がってるねって先生から褒められている子をみかけたり
〇〇点上がったわ~と何気なく模試の点数を見聞きしたり
正直、夏前は負けたことのない級友が自分と同じかそれ以上に成績を伸ばしていて、とてつもない焦燥感も感じ始めました。
そんなわけはない、自分だって夏毎日10時間勉強したんだ、これから伸びるさ。
と思ったりはしたものの、夏に取り組んだテキスト類を眺めるとあまり定着していないことは明確で、ぼんやりとガチでやばい感が増してきていました。
ただでは死なねえぞ
このままではまずい。
そう思って、この期に及んで勉強法に関する本を漁り始めました。そんな時に出会ったのが、今回紹介する勉強法です。
この勉強にかけるしかない。
1科目くらい京大で戦える科目をつくらないと。
そんな気持ちでこの勉強法にかけました。
これ、高3春からとか夏休みにがっつりやるとかならまだわかるのですが、10月末ですからね。率直に言って受験勉強としてはほぼ詰んでます。
ですが、この後死に物狂いで1か月弱取り組み、26日後の京大実戦で偏差値59を叩き出せました。叩き出せたっていうほど偉い数字ではありませんが、10%くらいしか得点できていなかった試験で50%ほど解けるようになったことは自分の中で革命的に嬉しく、「やってやったぜ!!」感しかありませんでした。
この勉強法を推奨しない方
有料部分を見てもらって無駄だと感じさせてはいけないので、先にオススメしない方を定義しておきます。
大きな括りで言うと
・最低限の数学の理解すらない人
ですが、もう少し具体的に示すと
・教科書の例題レベルをスラスラとけない人
つまり、
・基本的な定理、公式の理解がままならない
・教科書例題レベルの計算でつまずいている
ような方は、もっとやるべき勉強がありますので、ここから先はご覧にならないほうがよいでしょう。
数字でボーダーラインを引くなら
進研模試で偏差値60
このくらいは欲しいと思ってます。
なぜこの勉強法は効果的なのか?
この勉強法を知ってもらったところで、
「そんなのあなたがたまたまうまくいっただけじゃん(笑)」
と思われては元も子もありません。
なぜ効果的であるといえるのか、客観的な説明が必要だと思います。
それは端的に言うと
アウトプット×反復が最も効率的なインプットだから
です。
まず、アウトプットについて説明します。
例えば英単語を覚えるときに
・ただ単語を眺めて覚える人
・赤シートで隠してテスト形式で覚える人
であれば、後者の方が記憶の定着率が高いです。
これは、「アクティブリコール」と言って、積極的に思い出す作業を行うことで記憶を強化する勉強方法です。
つまり、アウトプットを行うことで、より早く覚えることができるようになるということです。
次に、反復についてです。
こちらは「間隔反復」という用語があります。これは復習のタイミングを意図的に間隔を空けることで、効果的に長期記憶に定着させることできるようになるという意味です。
英単語10個を1時間かけて覚えるよりも、10分を6日に分けて覚える方が長期記憶に定着しやすいよ、ということです。
この勉強法は、この2つのポイントを押さえることで最大限に効率を高めた勉強法ということです。
ちなみにこの話は下記の「科学的根拠に基づく最高の勉強法」という書籍でまとめられていますので、もし興味がある方はご覧ください。

ちなみに受験生だった当時はこのような正式な理論の名前や仕組みを理解した上で勉強に取り組んでいたわけではありません。ただ、この勉強を採用して何回か反復する中で「お、前よりだいぶ覚えられてきたな」「かなり理解が深まってきた気がする」と良い感触を感じることができていて、結果的に「思い出す勉強を何回も繰り返すのがよさそうだ!」と経験的に思うようにはなりました。

理論から入りたい人向けに説明させてもらった次第です。ここから勉強法の具体的な解説に入ります。
勉強法解説編
多くの人が陥る『復習の罠』を回避し、脳を最短ルートで京大レベルに書き換える具体的な手順。300問を1.5時間で回せるようになるまでの『仕分けの極意』をここから公開します
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