ZattuのCONCHと、TEMBEAという選択肢
──使い続けたZattuのCONCHと、次なる選択肢について
日々の暮らしのなかで、つい手が伸びるモノがある。
〈Zattu〉の**CONCH**も、そんな存在のひとつだ。
素材はスエード調のしっとりとした質感で、見た目以上に軽く、容量も申し分ない。見た目にクセがありそうで、実はどんな服にもなじみやすい。特に、ワンハンドルのシンプルなつくりが気に入っている。肩掛けできないわけではないが、長さにはそれほど余裕がなく、基本的には手持ちで使う前提の設計だ。
もともと財布・スマホ・鍵くらいしか持ち歩かないので、小柄なコンクのサイズ感がちょうどよかった。必要最低限を持ち運ぶには、この上ないバランスだったと思う。

ただ、自分の場合はニットやカットソーにできる毛玉が気になることもあって、肩掛けせず手持ちで使うクセがある。その分、ハンドル部分の摩耗は早かったのかもしれない。
気づけば数年。
ほぼ毎日のように使ってきたこともあって、さすがにハンドル部分の劣化が目につくようになってきた。
起毛はつぶれ、擦れも進行中。写真で見る以上に、手に触れた感触に「くたびれ」が出てきているのを実感する。

とはいえ、まだまだ現役。
どこかが破れたわけでもなく、全体のシルエットは保たれている。だからすぐに手放すつもりはない。むしろ、この道具が持つ「味」や「歴史」も含めて、これからも付き合っていくつもりでいる。
ただ一方で、そろそろ次のバッグを考えるタイミングに来ているのも事実だ。
最近気になっているのは、テンベア(TEMBEA)のバゲットトート。
カジュアルな服装との相性がよく、ラフなスタイルのときに自然と持てそうな軽快さがある。特にチャコール×水色の配色はどこか抜け感があって、気張らない今の自分のスタイルにすっとなじんでくれそうだ。
サイズ感としてはA4が入る程度の大きさがあり、コンクよりも少し余裕がある。
荷物は相変わらずミニマルだけど、ちょっとした買い物や書類の持ち歩きが発生する今の生活には、これくらいの大きさが心地いい気もしている。
「気に入っているからこそ使い続ける」
「でも、気になっているからこそ次を探す」
この相反する気持ちは、どちらも自分のなかにある正直な感情だ。
選び方や買い方に正解はないけれど、自分の価値観に沿って道具を更新していくこと。それ自体が、日々を少しだけ前向きにしてくれる。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
バッグに限らず「長く使ってきたもの」と「そろそろ買い替えたい気持ち」、どちらも共感してもらえたら嬉しいです。
よければスキやコメントで、みなさんの「相棒」についても教えてください。
