母がお嫁に行った。
先週末、母がお嫁に行った。
今年69歳になる母は、娘のように可愛らしかった。
私は拍手を送りながら、24年前に病気で他界した父のことを考えていた。
長男だった父が婿に入ることを決めたのは、
きっと母のことが本当に好きだったから。
先に母の家の墓に入って待っている父。
そこに母はもう入らないんだ。
こんなことを考えているのは、きょうだいの中できっと私だけ。
お母さん、本当におめでとう。
でもお父さんのことも忘れないで。
私にとっての父は、お父さんだけだから。
行き場のない思いが、胸の中をぐるぐる回っている。
