「ぱ」の4周目 2026/06/18
「ぱ」と言うことで「パズル」の話題を。
論理的な思考や試行錯誤を駆使して、あらかじめ提示された問題や謎を解くことを目的とした娯楽の総称です。
パズルの歴史は紀元前3世紀の古代ギリシャに遡り、アルキメデスが考案した「ストマキオン(分割パズル)」が世界最古とされています。
正方形を形の異なる14片に分割し、さまざまなピースを組み合わせて特定の形にする「シルエットパズル」です。
中国発祥である「タングラム」に非常に似ています。
ロンドンの彫刻師で地図製作者だったジョン・スピルズベリーは、子供がヨーロッパの地図を覚えるために「ジグソーパズル」を作りました。
当初は地図を国境線で切り分けたものを木製ボードに貼っていたようです。
このアイデアは教育現場で受け入れられ、地理を教える教材として人気を博していきました。
当初スピルズベリーは「解剖された地図」と呼んでいたようです。
ルービックキューブはハンガリーの建築学者ルビク・エルネー(エルノー・ルービック)が考案した立体パズルです。
彼は学生に3次元幾何学を説明するための「動くモデル」を求め、ドナウ川の流動を見て発明のヒントを得たようです。
ルービックは「マジック・キューブ」という名前で特許を取得し、1977年にハンガリーの玩具製造会社「ポリテクニカ」から最初のキューブが発売されました。
しばらく経つと、アメリカ企業が販売権を獲得し、今の名前で販売されることになります。
2000年代に入ると、摩擦が少なく回転が非常に滑らかな「スピードキューブ」というものが現れます。
そちらは2年に1度開催される世界大会の競技用として使われております。
数字を入れるペンシルパズルの1つである「数独」は、アメリカの建築家ハワード・ガーンズが元となる「ナンバー・プレイス」を作りました。
日本のパズル出版社ニコリの創業者である鍜治真起さんがアメリカのパズル雑誌で、ナンバー・プレイスを見つけます。
鍜治さんは日本でウケると思い持ち帰ることにしました。
最初は「数字は独身に限る」という名前でしたが、縮めて数独になります。
また推理小説のように筋道を立てれば解ける問題へと改良を施しました。
数独はアメリカが「発明」し、日本が「完成」させたパズルなのです。
パズルには、脳の活性化やリフレッシュ、集中力や空間認識能力の向上といった複数のメリットがあります。
運は心と体の余力が生まれた時に、花開くのです。
