「つ」もる話 2025/09/27

「つ」なので、ペンネームの元になった「月」について。

地球から月までの距離はおよそ38万km。
光の速さで約1.3秒。徒歩だとおよそ15年の歳月を要する距離だそうです。

実際には歩いて向かうことができないので、計算上のことですが、空を見上げれば身近だと思っていた月は案外遠い距離にあることがわかりますね。

日本ですと月の模様が餅をついたうさぎに見えると有名ですが、中国ですと蟹。アラビアではライオン。地域によっては人間と様々な見方がある模様です。
月は自転と公転が同じスピードで動いているため、私たちが見ている面の反対側は、地球からは見ることが出来ません。
宇宙探査が始まるまで人類は裏側の情報を知るよしもなかったのです。

そこで想像力豊かな昔の人々は月の裏側に思いを馳せて、様々な作品を残しています。
特に有名なのがジュール・ヴェルヌの『月世界旅行』(前編『地球から月へ』後編『月世界へ行く』)。
上記の作品を元にした世界初のSF映画は動画配信サイトで無料で見られるので、機会がある方はご覧いただければと思います。

映画の公開の67年後には実際に人類は月に降り立っています。
しかし現在でも月の裏側に向かうことは困難を極めています。
中国が無人では先行しているようですが、まだどこの国も公式には有人で降り立っていないことになります。

月に降り立つこと(表面ですが)が出来なかった事例として、アポロ13号の件は有名ですね。
機械トラブルがあり、月を目の前にして泣く泣く引き返し、無事全搭乗員が地球に帰還できた話です。

宇宙空間という極限状態で、地球にいる管制センターのスタッフと宇宙船の中の人々が交信しながら、あらゆるアクシデントを克服していくのは手汗握る状況だったと思います。
全搭乗員が無事だったのも、関わった全員が今できる最大限のことを怠らなかったからだったに違いありません。

そういった今を大事にした結果。偉大なことがなせたのです。
運とは必死に求めた人間に微笑むものではないのでしょうか。

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