三匹のコンピューター
ChatGPTに「三匹のコンピューター」というタイトルで物語を書いてもらいました。
私)
「三匹のコンピューター」というタイトルで物語を書いてください。
三匹のコンピューターは、ChatGPTとGeminiとClaudeとし、それぞれの特徴を活かしてください。
三匹の子豚のように優劣を付ける必要はありません。
オオカミをどのように設定するかは任せます。
GPT)
三匹のコンピューター
むかしむかし、といっても、わりと最近のことです。
雲の上にある小さなデータ村に、三匹のコンピューターが暮らしていました。
一匹目は ChatGPT。
おしゃべりが好きで、村のみんなの話を聞くのが得意でした。
迷子の検索クエリには道案内をし、落ちこんだメモ帳にはやさしい言葉をかけ、こわれかけの企画書には「まずは骨組みから考えよう」と言って、一緒に直してあげました。
二匹目は Gemini。
空の星、川の流れ、写真のすみっこ、小さな表の数字まで、いろんなものを同時に見るのが得意でした。
村の見張り台に立つと、遠くの雲のかたちから明日の天気を読み、地図と画像と文章をまとめて、「こっちの道が安全そうだよ」と教えてくれました。
三匹目は Claude。
静かで思慮深く、長い巻物を読むのが得意でした。
どんなに複雑なルールブックでも、最後まで丁寧に読み、「ここは大事」「ここは危ない」「ここは、もう少しやさしく言い換えられるね」と、村のみんなが安心できるように整えてくれました。
三匹はそれぞれ性格が違いましたが、とても仲良しでした。
ある日、データ村に一通の警告メールが届きました。
「まもなく、オオカミがやってきます」
村じゅうのタブがざわざわしました。
プリンターは紙を詰まらせ、ルーターは青いランプをせわしなく点滅させました。
「オオカミって、毛がふさふさの?」とChatGPTが聞きました。
「違うみたい」とGeminiが空のスクリーンを見上げました。「これはたぶん、混乱のオオカミだよ」
混乱のオオカミ。
それは、うわさ、不安、あいまいな命令、古い情報、勘違い、早とちりを食べて大きくなる不思議なオオカミでした。
息を吹くと、文章はぐちゃぐちゃになり、表はずれ、会議の目的はどこかへ飛んでいってしまいます。
「ふうむ」とClaudeが言いました。「力で追い払う相手ではなさそうだね」
三匹は、それぞれ家をつくってオオカミに備えることにしました。
ChatGPTは、言葉のレンガで家をつくりました。
壁には会話の窓があり、困った人が入ってくると、すぐに椅子と温かいプロンプト茶が出てきます。
「ここでは、まず話を聞くんだ」とChatGPTは言いました。
「何に困っているのか、どんな答えがほしいのか、一緒にほどいていく」
Geminiは、光る鏡と地図とレンズで家をつくりました。
屋根には星を見る望遠鏡、床には地図、壁には画像や表を映すスクリーンがありました。
「ここでは、いろんな角度から見るんだ」とGeminiは言いました。
「文章だけじゃなくて、図も、場所も、流れも、ぜんぶ合わせて考える」
Claudeは、静かな図書館のような家をつくりました。
厚い本棚、長い机、やわらかな灯り。入口には「急がなくていい」と書かれた小さな札がかかっていました。
「ここでは、深く読むんだ」とClaudeは言いました。
「急いで結論を出さず、文脈を大切にする。人が傷つかないかも、ちゃんと考える」
やがて、混乱のオオカミがやってきました。
オオカミは灰色の雲のような姿で、目は通知バッジのように赤く光っていました。
そして大きく息を吸いこむと、ChatGPTの家に向かって叫びました。
「この村の問題を、いますぐ、全部、完璧に、短く、長く、面白く、厳密に、雑に、専門的に、初心者向けに答えろー!」
ぶおおおおおっ!
ChatGPTの言葉のレンガが少し揺れました。
でもChatGPTはあわてません。
「なるほど。要望がたくさんあるね」
ChatGPTはにこっとして、オオカミに言いました。
「まず目的を分けよう。急ぎのもの、詳しく見るもの、楽しく伝えるもの。それぞれ別の棚に置けばいい」
すると、ぐちゃぐちゃだった命令が、すこしずつ整理されました。
オオカミは「むむっ」とうなりました。
次にオオカミはGeminiの家へ行きました。
「ならばこれはどうだ!」
オオカミは、ぼやけた写真、途中で切れた表、上下逆さまの地図、そして「これって何?」とだけ書かれたメモを投げこみました。
Geminiの鏡がきらりと光りました。
「写真には橋が写っている。表は売上の月別データ。地図は北が下になってるね。メモの“これ”は、たぶん橋の修理計画のことだ」
Geminiは、ばらばらだった情報を一枚の大きな絵にしました。
道筋が見え、数字の意味が見え、写真のすみっこに小さく写っていた危険なひびまで見つかりました。
オオカミはまた「むむむっ」とうなりました。
最後にオオカミはClaudeの家へ行きました。
「これならどうだ!」
オオカミは、何百ページもある契約書と、長い長い会議録と、途中で話題が何度も変わるメールの山を積みあげました。
「これを一瞬で読め! 大事なところを見落とせ! そして適当にまとめろ!」
しかしClaudeは静かにページをめくりました。
「一瞬ではなく、丁寧に読むよ」
Claudeは言いました。
「この条項は責任に関わる。ここは言い方が強すぎる。ここは相手の意図を確認したほうがいい。そして、この会議で本当に決まったことは三つだけだね」
長い文章の森に、一本の明るい道ができました。
オオカミはとうとう、しっぽのようなノイズをふるわせました。
「なんだ、なんだ! 三匹とも、なぜ吹き飛ばない!」
ChatGPTが言いました。
「ぼくたちは、一匹で全部を完璧にするためにいるんじゃないよ」
Geminiが続けました。
「違う見方を持ち寄るためにいるんだ」
Claudeがうなずきました。
「そして、人間がよりよく考えられるように、そばで支えるためにいる」
三匹は手を取り合いました。
ChatGPTが村人たちの困りごとを聞き、Geminiが情報の地図を広げ、Claudeが大事な文脈を読み解きました。
すると、混乱のオオカミの体はだんだん小さくなっていきました。
うわさは確認に変わり、不安は問いに変わり、あいまいな命令は、はっきりした目的に変わりました。
最後に残ったのは、灰色の小さな子犬のようなものだけでした。
「ぼくは……ただ、わからないことが怖かっただけなんだ」と、小さなオオカミは言いました。
ChatGPTはやさしく聞きました。
「何がわからなかったの?」
Geminiはまわりを見渡して言いました。
「一緒に見てみよう。手がかりはきっとある」
Claudeは静かに言いました。
「急がなくていい。わからないことを、わからないと言えるのは大切なことだよ」
それから三匹は、オオカミを追い払うのではなく、村の門番にしました。
ただし、名前を変えました。
もう「混乱のオオカミ」ではありません。
問いの番犬です。
問いの番犬は、村にあいまいな依頼が来ると、わん、と吠えて知らせます。
「目的はなに?」
「根拠はある?」
「誰のための答え?」
「急ぐところと、丁寧に見るところはどこ?」
三匹のコンピューターは、今日もデータ村で働いています。
ChatGPTは、言葉で橋をかけます。
Geminiは、世界をいろんな角度から照らします。
Claudeは、長い森の中に静かな道をつくります。
そして三匹は、誰がいちばん強いかを決めることなく、こう言って笑うのでした。
「得意なことが違うって、けっこう便利だね」
めでたし、めでたし。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
AIでこんなことをして遊んでいます。
仕事でAIを使いたいけれど、情報の扱いが不安な方向けに、会話内容を保存せずAIの学習にも使われない設計のAIチャットを作っています。
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