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『ヴァージン・パンク』という衝撃作。 舞台挨拶も見れて至福の時だった話。

8/24(日)にテアトル新宿行われた、『ヴァージン・パンク Clockwork Girl』舞台挨拶・芝居について語る回に行って来た話をします。

私はこの映画のように劇場を絞って放映される作品は見た事がなく、正直なところ宮下早紀さんのことが気になりだしてTwitter(X)アカウントをフォローした、ということが無ければ出会わなかったかも分かりません。

とはいえ出会ってしまったので、いつ行こうと考えていた矢先に決定した舞台挨拶、そして宮下早紀さんが登壇されるということで半分それ目当てで見に来ました。

そして想像を超える衝撃で度肝を抜かれました。その体験を自分の為に記録しておくnote。
自分で忘れない用。

♢舞台挨拶・芝居について語る回

ヴァージン・パンクのグッズTに身を包んだ本作の監督・梅津泰臣さん、神氷羽舞役・宮下早紀が舞台に登壇されました。

人生で初めて舞台挨拶を見るということで、別に緊張はしてなかったですけど(見るだけだし)
これが舞台挨拶の雰囲気か~と空気を味わうところから楽しんでいました。

普通に絶賛気になり中の声優・宮下早紀の姿を生で見れるだけでお得。そして作品の絵と声の作り手が同時に見れて話を聞けるとか何事か。

・作り手の2人を見て

〇マ娘のステ〇ルイ〇ラ〇の実装日、というかその前々日は〇マ娘の生放送番組があって。あぁ忙しそうだなぁと。それはどうでもいい話で。

最初の方、「お水を飲みますね」とペットボトルを取ろうと椅子の左側を探して見当たらず、あれってなって右側を探していた宮下さんが可愛かったという記憶。

芝居について語る、ということで、ここで反省点がひとつ。普通に舞台挨拶ってものは1回は見てから行くもんだと思いました。

そりゃ芝居の話なんだから見てから行った方が面白いだろっていうこと。

今日初めて見るよ~って方と聞かれたので手を挙げましたが、宮下さんと目は別にあってない。なんか、舞台挨拶で初めて見に来るとか図々しくてすいませんの気持ち。

そして初の人に配慮してネタバレなしで話すことになるのですが…。

お二方、まあまあネタバレになりそうなことは何度か言っていました。内容を知らない私にとってはそんな分からないことだったので最早ネタバレとも思わなかった。なのでセーフですよ。

梅津監督の
「2人の〇〇が…あぁ(言ってしまったな…)」
の所は場の空気感でつられて笑いました。
司会進行のアニプレの人も
「もう言ってしまったので…」
と半ば諦めのご様子。

あと宮下さんが3、4回は「気持ち悪い」と言っていたのが、余程Mr.エレガンスは気持ち悪いんだなと準備出来たので有難かったです(笑)
あまり言いたくは無いけど言わざるを得ない、みたいな「キ、モ、チ、ワ…ルイ」はちょっと面白かった。


・裏話という滅多に聞けない話

この作品のオーディションは2019年に行われ、2024年2月にアフレコしたというのはTwitter上でも散見された情報で、事前に見てから劇場入りました。何がどういうことでどうして?と気になっていたんですが、

$${\bf{\normalsize「良いアニメを作るのは時間がかかる」}}$$

的なことを仰ってて、まぁそういうものかー程度に思っていましたが、実際本編見たらそりゃそうとしか言えないこりゃ納得!となりました。

続編も作りたいと仰っていましたが、次はどれくらいかかるのでしょうか。

(現行の映画で、何章かで紡がれるシリーズで言うとプリンセス・プリンシパルを連想する)

宮下さんのアフレコ話としては、神氷羽舞を演じるにあたってキャラのテンション感に自分を合わせるために、アフレコの休憩中他のキャストとあまり話さないように1人ブースから出て休憩していたというのがありました。

キャラと自分のテンション感が違う状態から、演技するのは違和感がある、すぐに切り替えて演技に入るのは難しい。とのこと。

それ故他のキャストと仲良くなれなかった…と、キャラクターになりきるための自分流のやり方を悩みとしていたと仰っていました。

梅津監督も仰っていたように、かなりストイックだなと思います。そういう姿を見せられると、宮下早紀という人物にのめり込んでしまいそうですよね。

・声と絵の芝居の話

というのもありましたが、あまり覚えてない。
ライブの感想とか映画の感想とか、すぐ書き起こせて記憶していられるの羨ましい。


♢映画の感想

・"好き"が詰まっている設定、絵

アニメをよく見る人が絶対好きな要素が詰まりすぎているので名作間違いないと思いました。

銃、少女、ド派手な戦闘描写、指名手配、違法改造、機械、街破壊、狂気的な殺人、悪の成敗、謎の存在、趣味の悪い野郎、エロスetc…

列車の上で戦闘、変形する武器、アタッシュケースの盾、気持ちの良いほど上手い射撃とかもね。

瞬きしてたらすぐ次のカットにいってしまうと言われていた通り、戦闘シーンは瞬き厳禁なテンポ感ですごく楽しい。というかド派手すぎて瞬きを忘れるくらいの衝撃でしたね。

普通30分くらいのアニメだと300~400のカットを使うけど、本作は35分で700もあるらしいので、如何にテンポ感のある絵なんだとわかる。

殺られるのが極悪犯罪者ってだけあって、首を切るというか、身体の主からおさらばさせるシーンの爽快感は異常。(鬼滅にも負けないだろう)

トミー・Jを演じる若本さんにしか出せない悪役感は誰もが注目したくなるし、それを14歳の見た目に戻され全て失った羽舞がぶっ殺すというカタルシスはこの上なく大きい。
しかもエレガンスを殺すという目的の過程において、羽舞にとってはこんなの始まりにすぎないと言わんばかりの会心のスタートダッシュ。

映画の第1章として素晴らしすぎたと思います。

てかあの羽舞の投擲して首を掻き切る円盤の刃かっこよすぎだろ。
そりゃ物販であれを模したグッズ完売してますよ。

絵も、あれでロボット以外全て手書きだと言うのだから恐ろしい。街中のシーンもよう綺麗に描いて、墜落シーンとか建物がぶち壊れるシーンとかもインパクト大だし。
そりゃ作るのに6年以上とか平気でかかるな。

ある種正解しかない要素を詰め込んでいるけれど、それらもNo Limitedな描写で作れたからこそここまで来場者に刺さったのだと思いました。

あと1話で死ぬキャラがいる、というのもひりつくスパイスとして最高に緊張感を生んでくれます。

田辺さんの演技結構刺さった

後にルイスくんも余裕で死ぬんじゃないかと思わせてくるから、今後続編も

冒頭Mr.エレガンスとマギーの登場シーン、暴風と倒れ込むシーンでは羽舞ちゃんのスカートがギリッギリで見えないような感じで、グリッドマンユニバースでの六花思い出した。

でも中盤全裸の描写あって、あぁR15+の映画見に来てたなぁというのを思い出した。グロだけではなくエロも描くのかと。冒頭あんなにパンツは描かなかったのにと。これも衝撃の1つでした。

おティティ出た時この画像しか浮かばなかったもん。

まぁ私は梅津監督がどういう作品に携わってきたのかお恥ずかしながらあまり知らず、多分暴力性性欲やらを取り込むその世界観作りは梅津監督特有の絵作りなのかなぁと想像をするばかり。

・結構丁寧できめ細かい描写

そもそも、ゾーマティアなんて進みまくった技術進歩があるけれど、街並みはそんなに綺麗じゃないし、昔ながらのレンガ造りの建物しかないあの感じ、それっぽさがすごくて好きなんですよね。
街づくりがまず細かい。

そして心情の話。

確かに舞台挨拶でずっと話していたように、羽舞の心情はとにかく憤り憎しみの類なんだと言うのは分かりやすいですね。

宮下さんの持つ声の世界観、雰囲気が神氷羽舞にピッタリだと仰っていた梅津監督の言葉に違わずの声、演技。ここから繰り出される神氷羽舞のあるはずだった人生を失い新たな復讐の人生を始める物語。

全身機械の体になって、見た目は14歳に戻った時からの演技は特に好きでした。少し幼げなのに冷酷な執行人のようで、色々腹に抱えてる感じの演技。

それ以外の心情も読み解くと。

羽舞も別に平和の為にバウンティハンターやってる訳でなく、懸賞金目的。討伐後、戦っていた周辺の住民たちから、こんな所で戦うな危ねぇだろクソが的なことを言われてもめちゃくちゃ言い返すし、そもそも住民の安全は特段考えていない。

作中終盤も、とにかく違法ゾーマティアを殺すことに躊躇いはない。

Mr.エレガンスはとにかく気持ち悪い趣味をした気持ち悪い男というのが丁寧に丁寧に描き出されていて、この演技を完璧にこなす小西さん恐るべしです。

羽舞の部屋のクローゼット、ちゃんと羽舞用の服を10着くらい?、靴も3足くらい用意してある細かさもキモキモポイント。服の系統も。

左目だけ機械入れてカメラアイなんか付けちゃうのも。普通にきめぇ。ちゃんと裸撮るなや。

普通に入浴中に入ってくるのは、キモさと、度胸というか肝のあり方がおかしいなとか思うしかないです。

終盤のキモキモダンスの長さも考えられてる丁度良い尺感だったなって。キモイ奴だよ、を伝えるのに全体通して余念が無いですね。

でも、マギーちゃんに対して哀愁漂わすし、謎の存在を見つけてちょっと焦るし、その後羽舞宅に行って羽舞の心配はしてるし。(まぁ他の人に奪われないようにと自分でやっちゃうけど)

どこか気持ち悪さの中で人間らしい部分はちゃんとあるよとも言われているのが、このキャラの良い所。

多分羽舞がこいつを殺すってなったら、ちゃんと死を悲しく思えてしまうんだろうな。

・お気に入りのシーン

内容の最後に一応書いておくか。

羽舞が首を届けたあと家に戻った時のシーン。
あの羽舞宅での段階的に緊迫感を上げていくあの感じ、めちゃくちゃ好きでした。

侵入者の形跡、銃を構えて捜索、ドアを勢いよく開けてCARシステムの構えでリビングまで到達。
針金のような、髪の毛のような、はたまた蜘蛛が糸を吐きまくったかのような部屋の中。エレガンスの侵入。対話。

ここでエレガンスはあの謎の存在の息吹を感じで警戒し続けるけど、羽舞は気づかず銃を仕舞う。エレガンスと相見えて少し警戒を解いてしまう。
謎の存在は銀の触手のように伸びる糸の束で羽舞を狙っている。

ここまでは、エレガンスがそれを撃退してくれるのかなって思わせるようにエレガンスは注意をきかせていた。緊張感MAXの状態で何が先に動くかをずっと待たされているかの如くやけに長く感じる時間たった。

その緊張の糸は思わぬ形で切れて消えた。

謎の存在には奪わせず、自分の物にするためまさかの早撃ちで羽舞が反応するより前に何発も撃ってしまったエレガンス。容赦ない。


そのあと羽舞が目覚めてから、羽舞の人間としての大部分をちゃーんと処理したよって描写をご丁寧に描いて来たのはうわぁ…って思ったし、戸籍と失踪届とかもちゃんと説明作って来てMr.エレガンスに言わせてるのはきしょ…ってなりました。

やけに丁寧なんだよなぁ。

反省

こういう映画の感想とか書くの初めてすぎて、何をどう書くか、どこに焦点を当てるか、順序・展開をどうするか、何を省くか、全てとにかく下手くそすぎて、やっぱり読書感想文とか苦手な人生は何も変わらないなと思いました。

余談

脚本が仮面ライダーでおなじみ高橋悠也さんだと映画見終えてから知って大分驚きました。っていうだけの余談。

余談らしい余談。
こういう舞台挨拶って、オタクが集まりやすくなるイベントだと思うのですが。
Twitterに「ヴァージン・パンク見に行っためちゃくちゃ面白かったまた見に行きたい」とか呟くオタク(私もその1人)が同じ場所に、しかも劇場内という収容場所に集まるというのはどこかゾワゾワすることではあるなと、思いました。

結構羽舞ちゃんとか宮下さんのグッズとかとサムネイルにもしているスクリーンを一緒に写してパシャってるオタクいましたね。
Twitter探したらいるかな。

私は金欠すぎて何も買えませんでしたが。
映画見たあとポップアップストアを見るだけ見て帰りました。

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