11月17日(日):「答えのない問い」を立てて考える授業
先般に我が家の長男から話を聞いた中学校の授業のことを少しばかり。
中1の長男が一番面白いと感じる授業が「地理」とのことだったので、どんな内容をやっているのかを聞いたところ、なかなか興味深いものでした。
例えば先生から以下のような問いを投げかけられ、それについて考えたり、議論をしているようですね。
「アメリカとメキシコの国境に壁をつくることについて、アメリカ国民の目線でメリットとデメリットを考える」
「イギリスのEU離脱は、イギリス人にとって正解だったのか」
「ブラジルでのバイオエタノール生産について、ブラジル国民からみたメリットと世界からみたメリットはどんなものか」
などなど。
これらは教科書に沿った内容なのかを聞いてみたら、まったくそういうものではないといいます。
だから先生が授業をアレンジして、こういった内容や流れにしているのでしょうね。
ちなみに、この先生が出題する中間テストや期末テストもまた、先のような問いも多くあるようで、進学塾に通っている生徒でもなかなか高得点は取れないのだとか・・・
そんな「難しいテスト」やそれに伴う「成績」への影響のためか、地理を好きな生徒は必ずしも多くないようです。
ただ、個人的には情報を丸暗記させるだけの学びやテストよりも、はるかに良い授業をやっているなと思います。
というのも社会に出れば「答えのない問題」ばかりですからね。
絶対的な正解は存在しない一方、事柄を上手く解決するための道筋は決してひとつでもありません。
いろんな考え方があって良いし、実現するための手段も柔軟に考えられるほうが良いでしょう。
それゆえ中学生の頃からこうやって「問いを立て」、「答えのない問題について考える」場があるのは非常に有意義ですね。
息子もそのあたりに面白さを感じているようなので、授業を通じて興味関心の幅や考える観点を広げていってくれれば良いなと思っています。
いいなと思ったら応援しよう!
宜しければサポートお願い致します!