【振り返り】⑦とうとうこの日が…(告知は突然に)
※本文と画像は一切関係ありません。
※ここからは、プライバシーなどに配慮して書いていきたいと思います。
※記憶を辿りながら書いているので、一語一句同じではありません。
※女性特有の病気のため、それに関する用語や表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
前回の話です↓
◈ 紹介状を持ち大学病院へ…
一夜明け、予約の時間より少し早く大学病院へ着いた。手続きで手こずりそうだなと夫と家を早めに出た。
午後の予約だったため人は思ったより少なく、スムーズに受付も終わった。
あとは診察を待つだけ、、、
人がほとんどいないガラーンとした婦人科の待合室で言葉少なげに夫と待つ。
たまたまだったのだが、この日の初診患者の担当は産婦人科の『教授』なのを、事前にHPでみていたので、それもちょっと緊張していた。
ほぼ時間通りに診察室へ呼ばれる。
はー、キンチョーする、、、(書いている今ですら思い出して緊張してきた)
とりあえず、よろしくお願いします。と挨拶すると、先生は「どうぞ座ってください。」と普通に言葉を返してくれたのでちょっと安心する。(教授というイメージがね…白い巨塔とか思い出しちゃって)
しばらく先生は私の検査結果などの資料やPCのMRI画像などを忙しく見ている。(近くには研修医?医学部の学生?かはわからないが、女性がたしか二人、メモを取ったりしていた。)
この間無言、、、シーーーン、、、
不安だ…(ヽ´ω`)
しかし待つしかない…
永遠とも思える時間が過ぎる(実際は5分くらいなのかな…)
◈ 告知は突然に
その時、ふと、MRIの画像をみながら先生が
『ああ、子宮体がん…』と。
「えっ!?子宮体がんなんですか?!」とビックリして私が訪ねると(心の準備ゼロだよ?)
『そうです。』と。
そして、『卵巣も、ですね…』
「えぇ?!転移…ですか…?」と私。(何度も言うけど心の準備ゼロだよ??)
『そうです。』と先生。
そして、PCの画像を指し示し『リンパにも転移してます。』と。(何度もry、、)
もうね、この時点でステージⅢ確定なんですよ…。
素人だけど知ってるんですよ、母がそうだった時色々調べたんだ…。
この事実にパニックというか、、とりあえず、「夫も来ているので呼んできていいですか…?」とだけ言うので精一杯。
先生『ああ、どうぞどうぞ。でも、その前に内診しておきましょうか。』
と内診台へ。
ホントに言いたい。こうなったら、先生は女性でも男性でもどっちでもいい。そんなことはもう言ってられないのだ。。
(でもこうなる前の検診とかでどうしても男性医師が苦手だと思う方は、女医さんのいる病院を探して行けばいい。今はたくさんあると思う。とにかく、ちゃんと検診に行って欲しい。)
◈ 内診へ…
もうここまできたら、恥ずかしいとか言ってる場合ではない!
内診は結構長かったなぁ~でも痛くはなかった。後で分かったことだが、ガッツリ細胞とかも取ってたんだけど、まっったく痛みを感じなかった。え?いつの間に取ったの!?って感じ。さすが教授!!
ただ、生理中だったので、(周期的には)出血も多くて中見えるんかな~とか思って、「生理なんですけど、、大丈夫ですか?」と言いながら内診台に乗ったのだけど、内診が始まり
『生理じゃなくて、腫瘍からの出血ですね。』と先生に言われ、ああーやっぱヤベーやつなんだ( ;´・ω・`)となったのを覚えています。
たぶん色々検査に出すための細胞を取り、内診は終了した。(子宮鏡検査とかもしてたかもしれないが、ちょっと確認している余裕がなかった…)
そして、待合室の夫を呼び詳しく話を聞くことに…(もう私はステージⅢは知ってるので、もうどうにでもな~れ!って感じでした苦笑)
◈ 先生と向き直ってお話することに
教授の印象は朴訥な感じを受けますが、まったく偉ぶる感じもなく、こちらの質問にもキチンと答えてくれて、だけど、結構ズバリと言っちゃうみたいな。ザックバランな感じの方です。
この人は気休めとか励ましとか言わないだろうなって、印象です。
とりあえず、『子宮体がん』で、卵巣、リンパに転移は確定。
手術を第一に考え、その後に化学療法という説明がありました。(私は腫瘍でお腹が大きく腫れているので早く手術で小さくしたい!という気持ちが強かったです。)
MRIの画像をみたら、子宮と膨れた卵巣でお腹が大きくなって腰の骨が圧迫されてて、そりゃー腰も痛くなるわっていう…寝返りうつのも大変なんです。うつ伏せにもなれないし、逆に仰向けもしんどい。横向きが一番楽。
私は子供がいないので妊娠したことがないのですが、妊婦さんってこんな感じなのかなぁと。私は一体何を腹ん中で育ててんだと(苦笑)
◈ リンチ症候群について聞いてみる
そして、私が気になっている家族歴、特に私より若い妹が子宮体がんで近いうちに手術をすること、母が50代で大腸がんを、4年前に子宮体がんになっていること(ちなみに二人とも今は元気です!)
これは遺伝的なものではないか?
『リンチ症候群』というものではないか?と質問をぶつけてみました。
あっさり『その可能性が高いですね~』と。取った細胞を遺伝子検査に出します。リンチ症候群の疑いがある人は保険適用で検査できますから。みたいな事を言われた記憶があります。(7500円くらいだったような。)
意外と言っては失礼だが、本当に話を良く聞いてくださる先生(教授)で、私の親戚にはがんはいなくて、がんになったのは母くらいしかいない、母方の祖母も長生きだった。
ただ、母方の祖父は30代で、腸に腫瘍があるかも?と言われていたが、事故で早く亡くなったのでがんだったかはわからない、、、などと、軽く話をしたら、『じゃあお母さんがリンチ症候群だと気づくのは無理だよねぇ』と。
ようは、お母さんも遺伝的にちょっと何かある?!って思えば気を付けるかもしれないけど、(娘達にも気を付けさせたり)自分も知らないんだから無理だよねぇって気遣ってくださったのかな。
でも、この患者は【リンチ症候群】とかちゃんと知ってるわ、それなら話が早いって感じで、『リンチ症候群の人は免疫療法がほんと良く効くんだよね~!』とすごく明るい感じで言ってくださって、上で言ったように単なる気休めや励ましは言わなそうな先生だと思ったから、少しだけ希望が持てたのを覚えています。(まぁ、ほぼ絶望感でいっぱいなんだけどね)
◈ 診察後…
夫と待合室に戻る。
書類などの出来上がりを待ちながら、やっぱり『自分の死』を身近に感じた事、未知なるものへの恐怖とかがジワジワ迫ってきて、待合室で大泣きしてしまった。泣きたいのは正直夫の方だったろうと思う。これからの事考えるとね…
これで大体の覚悟は出来たわけだが
ここからまた二転三転
全然落ち着かない日々が続くのである…
次の話へ
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