アメリカビロードキンクロ!!【探鳥日記#37】2025.03.29
この日は海上にビロードキンクロがたくさん来ていると聞いて、海沿いへ探鳥に行きました。
たくさんのビロキンの中に
フィールドに着いて海上を見てみると、様々なカイツブリ類や、アビ、クロガモ、そしてビロードキンクロの群れが浮かんでいました。
ビロードキンクロはたくさんいましたが、ほとんどが遠い沖に浮かんでいてギリギリ識別できるレベルでした。200羽〜300羽くらいはいたと思います。
1群だけ浜辺近くで採食していたので近くまで行ってみました。10羽ほどの群れが波に乗りながら各々翼を広げて潜水したり、頭を背中に入れて休息したりしていました。



じっくりと観察していると、群れに中に1羽、少し他とは違う個体を見つけました。

最初は雄の幼鳥かと思いましたが、少し様子が違います。脇が茶色く、嘴のコブが小さく、嘴に黄色い部分がありません。
これはもしかしてアメリカビロードキンクロなのでは!と思いながらも、確証が持てず、その場ではとりあえず写真をたくさん撮影しておきました。



その後、知り合いの方と話したり、図鑑を見て精査したりしてみると、やはりアメリカビロードキンクロの特徴と一致していて、アメリカビロードキンクロの第2回冬羽で良さそうでした。
この鳥は最近観察例が増えているようで、宮城県内でも昨年観察されていました。私も見つけられたらと思っていたのでこれはかなり嬉しかったです。
ビロキン観察後も少し周辺を見ていきました。
クロガモは岸辺で1羽の雌に対して大勢の雄が求愛を繰り返していました。


カイツブリ類はほとんどが夏羽に切り替えていました。


満潮の干潟
海岸での観察を終えて、干潟に向かいました。まずは干潟内にある漁港を見ます。夏羽のカイツブリ類が近くで見れないかと思ったのですが、カンムリカイツブリが1羽いるだけでした。導流堤ではハマシギの群れが休息していました。





干潟へ移動すると、この時間は満潮であまり鳥は見られませんでした。
岸辺ではハジロカイツブリの綺麗な夏羽が熱心に採食していました。



オナガガモやマガモはもういなくなってしまいましたが、ヒドリガモやコガモはまだ残っています。ヒドリガモは50羽ほどが干潟近くの草地で草を食んでいました。



ミサゴは「ピョン!ピョン!」と鳴いてペア相手とコミュニーケーションを取りながら巣材を集めていました。

草原のコミミズク
最後に草地で探鳥しました。ここは草丈が低く、小鳥がよく見られます。コジュリンなどの珍しいエンベリ(ホオジロ類)がいないか見ていきましたが、それっぽいものは飛んだものの断定できませんでした。

しかし、日の入り直前からコミミズクが飛んでくれました。
最初に雄が1羽飛び始めて、その後雌も飛んでいました。フワフワ飛びながらネズミを見つけると身を翻して急降下し、ブッシュの中に飛び込むことを繰り返していました。
さきほど巣材を集めていたミサゴや、通りかかったノスリにモビングすることもありました。
コミミズクは今季観察できていなかったので、渡っていく前に見ることができてよかったです。




以上です。いいね、コメント等いただけると幸いです。
観察種
オカヨシガモ
ヨシガモ
ヒドリガモ
カルガモ
コガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
ビロードキンクロ
アメリカビロードキンクロ(ライファー)
クロガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
キジ
オオバン
カイツブリ
アカエリカイツブリ
カンムリカイツブリ
ミミカイツブリ
ハジロカイツブリ
コチドリ
ハマシギ88
タシギ
ウミネコ
オオセグロカモメ
カモメ
カワウ
コサギ
アオサギ
ダイサギ
トビ
ノスリ
ミサゴ
コミミズク2
モズ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
ヒバリ
セッカ
ムクドリ
ツグミ
アカハラ
ハクセキレイ
スズメ
カワラヒワ
ホオジロ
アオジ
ホオアカ
オオジュリン
計51種類
