創作テーマパークの時代
クリエイターのエンタメ化について
最近ふと思ったことがある。
今のクリエイター文化って、創作テーマパーク化してない?
これ、別に悪口ではなくて、構造としてそうなっている気がする。
作品よりも「制作体験」
昔の創作はシンプルだった。
作品を作る。
そして発表する。
それだけ。
でもSNS時代に入ってからちょっと構造が変わった。
今人気が出やすいのは
制作配信
メイキング動画
作業Vlog
「創作している私」
つまり作品ではなく制作過程がコンテンツになった。
創作がアトラクションになる
テーマパークを想像するとわかりやすい。
テーマパークの本体はお土産じゃない。
体験。
ジェットコースターに乗る。
アトラクションを体験する。
その体験がメインで、帰りにグッズを買う。
創作もかなり似てきている。
制作配信
作業動画
創作実況
これらは創作アトラクションみたいなものだ。
作品はむしろ出口のお土産。
体験型クリエイター
ここで出てくるのがいわゆる体験型クリエイター。
創作の喜びが作品ではなく「創作している体験」にある。
例えば
小説を書いている
絵を描いている
曲を作っている
その状態に満足する。
これはある意味エンターテインメントに近い。
農業で例えると
ちょっと極端な例を出す。
畑を耕して「俺は農業をしている!」と満足する人。
でも農家からすると見るところはそこじゃない。
土壌
天候
病気
収量
成長
つまり結果と設計。
耕す体験ではなく作物を作ること。
創作でも似たことが起きている。
AIが壊しているもの
AIが登場して「創作が壊れる」と言われる。
でも実際に壊れているのは創作そのものではない。
壊れているのは作業。
作業が短縮される。
だから困る人もいる。
なぜなら体験時間が減るから。
クリエイターのエンタメ化
SNSの構造上
継続投稿
人間性
作業過程
こういうものが拡散されやすい。
その結果クリエイターそのものがエンタメになる。
つまりクリエイターはテーマパークのキャストみたいな存在になる。
制作はアトラクション。
創作の分岐
これからの創作はおそらく二つに分かれる。
体験型クリエイター
→ 創作エンターテイナー
構造型クリエイター
→ 設計者・発明家
どちらが正しいという話ではない。
ただ今のSNS文化は体験型を強く増幅する構造になっている。
創作テーマパークの時代
もしかすると今は創作テーマパークの時代なのかもしれない。
作品を作る人だけでなく創作体験を提供する人も
増えている。
そして観客はそのアトラクションを
楽しんでいる。
さて、あなたはどっちだろう。
テーマパークのキャスト?
それとも
設計者?
