倫理で語ると本質を見失う話

奴隷制や帝国の崩壊って、よく「倫理的に問題があったから滅びた」と語られる。
でもそれ、本質を外してると思う。
倫理で語ると話はシンプルになる。
「悪いことをしたから滅びた」
それで終わる。
けど、その説明だと一つ問題がある。
なぜ同じ構造が繰り返されるのか説明できない。

本質はもっと単純だと思う。
構造が歪む
→ 抑えつける力が削れる
→ 抑え込めなくなる
→ 崩壊する

これだけ。

重要なのはここ。
構造が壊れていても、力がある間は止まらない。
短期的には押さえつけられる。
だから続いてしまう。
けど、その構造自体が長期的に力を削っていく。
だから最終的に止まる。

倫理はどうか。
倫理は原因じゃなくて、後から貼られる説明になりがちだ。
「悪かったから滅びた」と言えば納得しやすい。
でもそれは、構造を見なくてもいい理由になる。

結果として何が起きるか。
短期で利益を出す構造が問題だと認識されない。
むしろ
「やり方が悪かっただけ」
みたいな話になる。

でも違う。
問題はやり方じゃなくて構造。

まとめるとこうなる。
壊れてても力がある間は止まらない。
でも構造が力を削って終わる。

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