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50代。なぜか持っていくプチ手土産

久しぶりに会う友人たちとの食事会。
年1〜2回ほど会う女性同士のグループがある。

なぜか、小さな手土産を持っていく流れになる。
誰が決めたわけでもないのに、自然発生的に。

あれはなぜなのだろう。

若い頃はそんなことなかった気がするのに、いつのまにか「何かしら持っていく」が標準装備になっている。
うんと仲良しの友達に会うときは、お互い手ぶらが当たり前なのに、ここの境界は不思議だ。

ある日、うっかり手ぶらで行ってしまったことがある。わりと急に決まった集まりだったので
準備することができなかったのだ。
しかし私以外みーんな何か持ってきていた。
その日は、なんとなくの帳尻合わせのため、
帰りしなに目についた美味しそうなパンを買い、みんなに渡した。
突然の食パン1斤。

そして次の約束が決まると、今度は何を持っていこうか、を考え始める。
めんどくせーなーと思いつつ、選ぶ楽しみもある。
賞味期限がほどほどにあり、持ち運びに
苦労せず、絶対においしいとわかっているもの。

そうやって考えた末に、結局いつも
ヨックモックか鳩サブレーに落ち着くのだが…。
珍しくはないけど、自分がもらって嬉しい品。
(以前、義理ホワイトデーにヨックモックをいただき、あやうくその人に惚れそうになったくらい、私はヨックモックを愛している。)
友人たちは、それぞれ地元の銘菓や、
新しいお店のお菓子を選んでくれている。
私は定番担当として、老舗の店舗限定パッケージなどに凝ることにしたい。

人生いろいろある世代。
不定期的にでも、集まれるだけでありがたいのだ。
「会えてうれしいよ」を、形にして差し出す、挨拶が小箱になったようなものなのかも。
プチ手土産は、そんなふうに私たちのあいだを行ったり来たりしている。


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