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副業バレる。

「そういえば最近何やってるの?」

ドキリとした。
自然な会話の流れから夫がそう言う。

いや、いつかは聞かれると覚悟は出来ていた。もうイメトレは何度もやった。大丈夫。

こっそりイラスト描いて副業なんて、やり難いったら。何を『鶴の恩返し』みたいに「決して部屋を覗かぬよう」なんて事をいつまで続けているのか。夫もよくこれまで自由に泳がしてくれたものだ。

休日も平日の夜中も、マイペースにイラストを描き起こして部屋に引きこもる。静かな部屋でひとりになると集中できた。(息子がまだ自室を要らないというのでそこが私の作業部屋兼寝室に)

ちなみに我が家は夫婦別室。
(心の叫び:夫婦別室のご夫婦って、世の中にどれくらいいるんですかー!?)
我が家の場合、子供ができてから夫婦の寝室で寝なくなった。子供がベッドから転げ落ちる心配があったから。私は子供たちと一緒に寝たかったので、夫だけ寝室を使うように。

寝室を分けた時に思った。

え、めっちゃ快適やん。

身体を包み込むベッドマットレスの寝心地よりも、私には『自分時間』『自由』『ひとり』に癒された。

もうこのまま夫婦別室がいい。
子供が寝た後はパラダイス。
ひとり時間欲しい。
やっぱり『ぼっち』最高。

夫婦別室だからって離婚の危機ではないし、夫のことは嫌いじゃないのよ?うん。

夫に別室にしたいという相談をした時

「嫌いじゃないってことは、好きでもない?俺の事はどうでもいいんか?」

なんてまた面倒臭い事を言い始める。

「私たち、寝室を分けた方が上手くいくと思うの」って、軽く手を握って言ってやった。

見上げると夫は何とも言えない表情(スンッとした無表情)で黙っていた。

大丈夫。この感じは本気で怒っていない。
むしろ「俺も別室の方が好都合」みたいな雰囲気。
そう確信して、現在も我が家では夫婦別室だが良好な関係が続いている。

 
話が脱線した。
何故いつの間に夫婦の床事情の話になった?

話を戻そう。
「最近何やってるの?」の質問に私は
「イラストを描いてるの。副業しようと思って」と答えた。

「イラストを描いている」だけでは何か不自然な気がして、「副業」というワードも入れた。結局、副業は自分からバラしたようなものだ。

「そうか。キミのなら売れるよ」

私が予想していた通りの言葉が返って来る。「キミのなら売れるよ」が中身の無い、棒読みなのも予想通りだわ。(照れ隠しですか?)

そこで会話終了。
具体的な中身は聞かれずに済んだ。

同席していた娘が「イラスト売ってるの?」と興味津々な様子だった。娘も趣味で絵を描く。将来は絵を描く仕事に就きたいそうだ。

娘には「こんなやり方があるんだよ」という程度で簡単に説明する。親としてはいきなりフリーで活動するより、まず社会に出て『現場』をしっかりと経験してもらいたい。まだまだ先の話だが。

 

副業をバラす事で、noteの存在を完全に隠し通せた。noteだけはこのままバレずに活動したい。


 

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みつば丨絵と文章で綴る人 最後までお読みいただきありがとうございました。