旅行先では屋根を見る🏡note148
〜その土地特有の風景〜
私は旅行が好きだ。
観光地や名所を見るのももちろん楽しいけれど、私にはもう一つ、旅行先で楽しみにしていることがある。
その土地土地のお宅・家を見ること。
特に、屋根を見るのが好きだ。
雪の多い地域に行くと、片流れの屋根が多かったり、屋根の材質が瓦ではなくツルツルだったりする。
屋根だけでなく、家の横に大きな灯油タンクがあったりする。
二重玄関になっていたり、玄関の軒先が大きかったりする。
信号が縦になっているのも、「雪が降るからか」と思うと面白い。
歩道を表す、先が赤い棒も、雪国ではずいぶん長い。
富山に行った時には、真っ黒な瓦の屋根が多かった。
田舎に行けば、「家」というより「屋敷」と呼びたくなるほど大きなお宅もある。
「こんなに広かったら、掃除も庭の手入れも大変だろうな〜」
なんて、勝手な心配までしてしまう。
どこだったか忘れてしまったけれど、屋根に鯱鉾が付いている地域もあった。
「屋根に鯱鉾がある!」
「かっこいい!」
とすごく感激したのに、写真を撮らなかった。
今思えば、撮っておけばよかった。
バカバカ私のバカ!
沖縄に行けば、屋根瓦が屋根に埋まっているように見えたり、玄関先にシーサーがいたりする。
どこだったか、塀の上に七福神が座ってる地域もあった。
同じ日本なのに、土地が変わると家の姿も変わる。
それを見つけるのが、私には間違い探しみたいで、すごく楽しいのだ。
「この屋根、雪が落ちやすいようになっとるのかな?」
「なんでこの地域は、こういう造りが多いんだろう?」
夫とそんなことを言いながら歩く。
夫は建築科だったので、建物を見るのが好きだ。
だから二人で「あの家、面白いね」「あれは何だろう」と話しながら歩くのも、旅行の楽しみの一つになっている。
旅行先では、観光地だけでなく、そこに住む人たちの「普通」を見る。
その土地では当たり前の家が、私の住んでいる場所から見ると、とても珍しく見える。
そういう違いを見つけているうちに、私はいつの間にか、旅行先で屋根を見るようになったのだ。
自分が何を楽しいと思うのかなんて、案外、自分でもやってみるまで分からない。
これも、人生実験。
次の旅行では、どんな屋根に出会えるかな。
楽しみ楽しみ❤️
