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〜関東に来て、自分が乗り鉄だと知った〜



関東に引っ越してきて、私は自分が「乗り鉄」だということを知った。

関東の電車は、いろんな路線が乗り入れている。

通勤で乗るとなると、やたら遅延するし、めちゃくちゃ混んでるし、正直「もう勘弁してくれ」と思っていた。

でも、仕事関係なく乗るには、最高に楽しい。

同じ方向に走っている電車を見て、
「あ、今度はあの電車に乗ってみよう」
と思ったり、
「あの赤い電車、なんだろう?」
と気になったりする。

同じ場所に行くのに、いろんな行き方がある。

これも、でら楽しい。

そして、車両を見るのも楽しい。

いろんな鉄道会社が、それぞれ車両を作っている。外側のデザインも色々あるし、よく見ると、車内のちょっとしたところも違う。

例えば、網棚。

今は「網棚」って言わないのかもしれないけど、透明な板のようなものもあれば、パイプの棚もある。何かがこぼれたなら、板の方がいいのかな?と思ったりする。パイプと透明板なら、どちらがコスト的に良いのだろう?とか。

そして、私が特に気になるのが、吊り革。

名古屋の地下鉄では、今でも丸い吊り革を見かける。

一方、関東では三角の吊り革が多い気がする。

私は、丸い吊り革が好きだ。

丸い吊り革は、握ったときに生暖かかったり、ちょっとベタッとしていたりする時は、クルクル回して違う場所を握ることができる。

ところが、三角はそれができない。

これが、ちょっと嫌だった。

まあ、消毒したり拭いたりするなら、三角の方が掃除しやすそうだけど。

だから最近の新しい車両は三角が多いのかな?
……知らんけど🤣


ある日、友達3人で電車に乗った。

私は、いつものように吊り革について熱く語った。

すると1人が、「面白いね」と言った。

もう1人は、
「そんなこと、いちいち思ったことない。目的地に着けば何でもいい」
と言った。

なるほど〜。
同じ電車に乗っていても、見ているところが全然違う。

私は吊り革を見て楽しんでいる。
友達は、目的地に着くことが大事。
当たり前だけど、人によって、楽しいと思うことって違うんだ。
そんなことに気づいたのも、なんだか楽しかった。

そして、今は右麻痺で杖歩行になった。
電車に乗ると、吊り革よりも気になるものがある。
優先席だ。
もう少し増やしてくれたらいいのにな、と思う。

でも、ありがたいことに席を譲ってくれる人も割と多い。
そのたびに、ありがたく座らせてもらっている。

昔は「どの電車に乗ろう」「あの車両に乗ってみよう」と楽しんでいた。

今は、安心して座れる場所があることも、電車に乗る楽しさの一つになった。

電車に乗っているだけなのに、自分が何に興味を持つ人なのかが分かった。

そして、人によって「楽しい」の形も違うことが分かった。

これも、人生実験。

さて、次はどんな「好き」が見つかるかな。

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