吊り革は丸が好き🚃note147
〜関東に来て、自分が乗り鉄だと知った〜
関東に引っ越してきて、私は自分が「乗り鉄」だということを知った。
関東の電車は、いろんな路線が乗り入れている。
通勤で乗るとなると、やたら遅延するし、めちゃくちゃ混んでるし、正直「もう勘弁してくれ」と思っていた。
でも、仕事関係なく乗るには、最高に楽しい。
同じ方向に走っている電車を見て、
「あ、今度はあの電車に乗ってみよう」
と思ったり、
「あの赤い電車、なんだろう?」
と気になったりする。
同じ場所に行くのに、いろんな行き方がある。
これも、でら楽しい。
そして、車両を見るのも楽しい。
いろんな鉄道会社が、それぞれ車両を作っている。外側のデザインも色々あるし、よく見ると、車内のちょっとしたところも違う。
例えば、網棚。
今は「網棚」って言わないのかもしれないけど、透明な板のようなものもあれば、パイプの棚もある。何かがこぼれたなら、板の方がいいのかな?と思ったりする。パイプと透明板なら、どちらがコスト的に良いのだろう?とか。
そして、私が特に気になるのが、吊り革。
名古屋の地下鉄では、今でも丸い吊り革を見かける。
一方、関東では三角の吊り革が多い気がする。
私は、丸い吊り革が好きだ。
丸い吊り革は、握ったときに生暖かかったり、ちょっとベタッとしていたりする時は、クルクル回して違う場所を握ることができる。
ところが、三角はそれができない。
これが、ちょっと嫌だった。
まあ、消毒したり拭いたりするなら、三角の方が掃除しやすそうだけど。
だから最近の新しい車両は三角が多いのかな?
……知らんけど🤣
ある日、友達3人で電車に乗った。
私は、いつものように吊り革について熱く語った。
すると1人が、「面白いね」と言った。
もう1人は、
「そんなこと、いちいち思ったことない。目的地に着けば何でもいい」
と言った。
なるほど〜。
同じ電車に乗っていても、見ているところが全然違う。
私は吊り革を見て楽しんでいる。
友達は、目的地に着くことが大事。
当たり前だけど、人によって、楽しいと思うことって違うんだ。
そんなことに気づいたのも、なんだか楽しかった。
そして、今は右麻痺で杖歩行になった。
電車に乗ると、吊り革よりも気になるものがある。
優先席だ。
もう少し増やしてくれたらいいのにな、と思う。
でも、ありがたいことに席を譲ってくれる人も割と多い。
そのたびに、ありがたく座らせてもらっている。
昔は「どの電車に乗ろう」「あの車両に乗ってみよう」と楽しんでいた。
今は、安心して座れる場所があることも、電車に乗る楽しさの一つになった。
電車に乗っているだけなのに、自分が何に興味を持つ人なのかが分かった。
そして、人によって「楽しい」の形も違うことが分かった。
これも、人生実験。
さて、次はどんな「好き」が見つかるかな。
