夜泣きは怪獣映画か!ワシ流「クセ強」寝かしつけ術で夫婦を救うんじゃ【千鳥劇】
おぃ、全国のお父ちゃん、お母ちゃん。顔色が「ゆで卵の黄身」みたいになっとるど。
毎晩毎晩、かわいらしい我が子が急に「世の終わり」みたいな声で泣き叫ぶ。抱っこしてもエビ反り、置いたらサイレン。
夫婦で白目むきながら「いつ寝るん? なぁ、いつ寝るん?」て会話を朝までしとるんか?
「家の警報機のクセがすごい!」
まあ待て待て。ワシも親じゃけぇ気持ちはわかる。
今日はな、そんなゾンビ寸前の夫婦のために、ワシが編み出した「極上の寝かしつけ理論」を教えたる。これを読めば、今夜からはちょっとだけ気が楽になる……かもしれん。
親が先に寝たふり? いや、「地蔵」になれ!
よく育児書に「親が寝たふりをしましょう」て書いてあるやろ? あれな、甘いんよ。
子どもは敏感じゃけぇ、「あ、パパ今『早く寝ろや』って思いながら薄目あけたな?」っていうのを、肌感覚で察知するんよ。Wi-Fiより繋がりがいいんじゃ。
だ、か、ら。寝たふりじゃダメ。「地蔵」になるんよ。
もうな、ワシは石。ワシは道端の石。感情もない、明日早いとかいう焦りもない。ただそこに在るだけの石。
呼吸もな、ほぼ止めるんじゃ。
「呼吸はせぇ! 死んでまうど!」
いや、それくらいの覚悟で「無」になれってことよ。親の殺気が消えた瞬間、子供は「あれ? 敵おらん?」と思うて、スッと寝るんじゃ。
部屋の暗さが「イカ墨パスタ工場」なんよ
次に環境作りじゃ。
「豆電球くらいならええか」思うてつけとる家、多いやろ? あれが一番あかん。
赤子にとっては、あのオレンジの光が「真夏の太陽」に見えとるんよ。ディスコなんよ。
ワシが推奨するのは、遮光カーテンの隙間もガムテープで埋めて、自分の手も見えんくらいの闇。
言うなれば「イカ墨パスタ工場の倉庫」くらいの黒さじゃ。
「闇の深さが怖いんじゃ!」
暗闇の中で、パパとママの気配だけがする。この「洞窟感」が、人間の本能を呼び覚まして眠りを誘うんじゃ。
ただ、トイレ行くときに足の小指をタンスの角にぶつけて悶絶することになるけぇ、そこだけは気をつけてくれ。
トントンは「熟れたスイカ」を叩くリズムで
最後は背中トントンじゃ。これもみんな、リズムが単調すぎる。
「トントン、トントン」じゃ機械的で飽きるんよ。
ワシの流儀はな、夏場のスーパーで「このスイカ、中身詰まっとるかな?」って確認するときの、あの繊細なタッチじゃ。
優しく、でも芯に響くように。
「ポン、ポン、……ポン」
いうて、たまに「溜め」を作るんよ。ジャズドラマーのようなグルーヴ感を出せ。
「脳みそ揺らすな! 愛で包め!」
違う違う、あくまで優しくじゃ。その不規則なリズムを生んで、子供は「あぁ、ここは岡山の穏やかな波の上じゃ」と錯覚して落ちるんよ。
心の一句
どうじゃ? 参考になったか?
まあ、何をやっても寝ん日は寝ん!
そんな時は夫婦で顔見合わせて笑うて、高いアイスでも食うてしまえ。
ほな、最後に行くど。
背中には ニトロのボタンが あるんかな
「爆発の火力がデカいんよ!」
