見出し画像

#632_星のことばが、降りる夜

祖母の言葉を聞いて、年を重ねた自分は、どうだといいのかと考えた日がありました。

その答えは、そのままのわたしで物語をとじよう。
命がおわるときは、自分でよかったと心から思い、
温かいものに包まれて、安心して眠りたい、というものでした。

いまがいちばん若い。そのような自分がいるとして、
なんでもできる、調べて、考えて、聞いて、生きて、
何が起きても、楽しみにできるようになる。

そう思うとワクワクするのが自分なんだ、という自分を、ある年から創ってきました。5年計画です。

自分をひとつの駒として、生き方の設計図のうえに──
無垢な白い大きな紙を思い浮かべて、線を引いたり、
色をつけたり。コンパスでも、フリーハンドでも。

静かな人、まっすぐな人、揺らぎがない人、でも決して力んでいなくて、そういう呼吸でいる自分。

だれかにいいと言ってもらわなくても、いまの自分の感性を信じたいと、心で宣言しつづけた毎日でした。

そうすると、きっとあなたをいいと思う人が現れて、
あなたの呼吸と同じ速度で進むようになっていく。

だから、あなたが変わってしまう前に書き切る。
変わる必要のない自分のままで書くものが、

今日、だれかの心を照らす、道しるべになる。
そんな風に、思い描いてきました。


ささえあう、よりそう──
密着して支えなくても、広く、浅く、遠くから
見守るような温かさや、まなざしを想像します。

ギラギラと照りつけず、燃え盛る火炎よりも、
遠くから灯りを置くように、言葉を受け取る人が、
自分で歩く活力になるような、作品を編みたい。

お互いの尊厳、ペースを確かめながら、
必要なときには、手を差し伸べ、受け取れること。

そして、気がつくとそばにいて、
『生きている実感が湧くような言葉』を紡いだ先に、
わたしの思う命の終わり方が、あればと思います。


人の心に入り込み過ぎず、でも隣に静かにいる。

触れようとしなくても、触れられる。
押しつけないけれど、いつの間にか支えになる。

そういう言葉、在り方は、
どんな職業、立場、役割でも、
だれかの人生に大きな意味を持つと思います。

わたしは、だれに対しても、治す人ではなく、
『生きることを思い出させる言葉』を届けたいです。

医と文のちょうど中間──それが、私のnoteの原点、道すじ、未来なのだと思います。


優れた技術や知識と併せて、能力と行動の先の習慣を
身に着けて、人格を磨いたあとの自分はどんな姿か、
「未来の自分が話す言葉」を学び始めました。
(実際の私は平凡です)

生き方の方向性が自然に導くもの、
あとからついてくるものが、温かさなのでしょう。

人を人たらしめるものは、温度感と肌感覚──

温もり、まなざし、手あて、姿勢と呼吸、やわらかな声と、鼓動と思う人と手を携えていきたいのです。

<了, 約 860 字>


あとがき

今年ももう、半分が終わろうとしています。
来月の1ヶ月間の過ごし方で、半分をどう閉じるか。
5月の少し肌寒い、そよ風の中で夏の支度です。

今年、2026年は『丙午ひのえうま』は、
太陽の年だと思っていました。

太陽といえば、光や熱、尽きないエネルギーを
思い浮かべます。日食を見ると感動しますよね。

コロナ、フレア、プロミネンス……。
言葉は憶えていても、それぞれがどんなもの
だったかしら、と思い返していました。

表面が少し暴れただけで、GPSが狂い、通信や電気に
大きな影響の出た国もありました。

ふしぎです。これだけ離れているのに、ポカポカと
温かく、時にはジリジリと熱い。無いままでは動物も
植物も生きていけない、まさに母なる太陽です。

……さて。朝方に蚊が出ました。今年2匹目です。
星は眠りました。穏やかな日の光、鳥の声がします。
叩くか、かまれるか、生かすか……戦いはつづきます。
(仕留め損ねて、おでこを2箇所やられた朝です😔)




星は昼間に見えなくても、いつもそこに輝いています
よい週末をお過ごしください🍀


▶ほかの記事をお探しですか?(記事検索)
すべての記事:人気、急上昇、新着、定番など

いいなと思ったら応援しよう!

久藤 あかり | はじめまして! スキ、コメントが1番うれしいです。私の記事を元にあなたの記事を書いてもらうのも大歓迎!心が動く言葉はありましたか?ご感想お待ちしています😊