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「良い会社」とは?~働きやすさと働きがい、どちらが大事??

い会社とは?

突然ですが、「良い会社」とは何でしょう?

(少し想像してみてください)


例えば…

・給与が高い
・労働時間も適切
・職場の人間関係も重要

・やりたい仕事
・何か社会に役立つ仕事
・会社の社会的な知名度…

など、人により様々だと思います。さらに、絶対コレッ!という要素もその人の中で優先順位があったりなかったりでしょう。

一概には決めることはできないのは当然ですが、多くの方が会社組織や仕事をする以上、時折、「良い会社」について考えさせられると思います。

そこで、ここでは「良い会社」とは何かを心理学敵観点から考察してみたいと思います。

そもそも何に「魅力」を感じるのか?

仕事や会社に対して皆さん何に魅力を感じましたでしょうか?
さきほどの「良い会社」よりも具体的な内容が思い浮かぶ方も多いでしょう。

ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」を聞いたことがある方も多いと思います。フレデリック・ハーズバーグ(Frederick Herzberg)は、アメリカ合衆国の臨床心理学者であり、モチベーション理論を提唱したことで有名です。心理学の学術分野のみならず経営・ビジネスの分野にも大きな影響を与えました(理論の詳細やハーズバーグについてこちら)。

この理論の画期的な点は「仕事の不満足要因と満足要因は異なる」としたことです。すなわち、仕事の不満が解消されても、仕事に満足するわけではないということです。

仕事の不満足要因と満足要因は別物、ということを示す。
ヒトのモチベーションを分解したところが画期的な仮説と言われます

出所:GLOBIS学び放題×知見録

例えば、給与が低い、職場環境が悪いというのは不満足要因。これらが満たされたとしても仕事自体に満足するわけではない、つまり、働きがいが持てるわけではない。

同様に、社会貢献が実感できるなど働きがいがある仕事(=動機付け要因が満たされている状態)でも給与が極端に低い仕事(=衛生要因が満たされていない状態)もある。この場合は、やりがいがあるが働きやすさに乏しいです(企業サイドからすろと、離職リスクが高まります)

●衛生要因(不満足要因)  ≒【働きやすさ】
●動機付け要因(満足要因) ≒【働き甲斐・やりがい】

極端に言えば、ベンチャーは【やりがい】重視。
大手企業は【働きやすさ】重視、ともいえるかも?!

と考えることができると私は考えています。

ハーズバーグ拡張版:4象限から見る「良い会社」

このハーズバーグ仮説を更に拡張した図が以下です。

横軸はハーズバーグ、縦軸はその動機付けの種別を精神的/物的とし、4象限から「良い会社」を分類しています。

精神的は所謂「感情面」を揺さぶるものでしょう。
物的観点は定量的で他社とも比較可能な要素です。

良い会社には4つの分類ができそうです。

例えば、左上【働きやすさ×精神的】は、会社に対していわゆる”波長”が合うといえそうです。会社が打ち出す方針やビジョンに加え、人間関係の良さ、雰囲気などでしょう。

一方、対極にある【働き甲斐×物的】では、ビジョンや方針といったカルチャーフィットではなく「給与」などの金銭的報酬面に対して妥当性がある、より望ましいと考えるということです。

4象限の優先順位を考える

どれか1つという人もいれば、もちろん全ての象限が重要という人もいるでしょう。良い会社を考えるうえでは、さらに以下の観点で考えることがお勧めです。

  • 「重心」(=中心としたい観点)はどれか?

  • 4象限の「割合」はどれくらいか?

  • 「時間軸別」(短期、中長期)で重視するものは?

自分が何に魅力ややる気を感じるかを知ることは非常に重要です。
自己理解ができていると、キャリア選択の参考になるばかりか、目の前の仕事についても気持ちの持ちようが変わります。さらに、上司や管理職の方も部下マネジメントにも役立つ観点です。

まとめ:自分をどれだけ理解しているか?

「良い会社」というのもハーズバーグ仮説を援用しながら、4象限で考えてみました。実際、良い会社を4分類するのは簡易的であり、最終的には良い会社というのは個人の主観的直観的判断になるでしょう。

ここで重要な点は、こうした分類をもとに自己を理解することです。自分の価値観、判断基準を認識できていると何が「良い」かという評価もしやすくなります。絶対がない現代。誰も決めてくれないゆえに、自分なりに自分で考えたプロセスとその説明ロジックが求められます、その前提が「自己理解」だと、私は考えています。


以上、ここまでお読みいただき、ありがとうございます(^^)/

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