桃雀-MOMOJAN-(新版) 遊び方の説明書(詳細ルール)
対応人数:2人専用 / プレイ時間:30分 / 8歳以上
(2025.11)
こちらのページは製品版 桃雀-MOMOJAN-(新版)の公式ルールページとなります。テープルゲームズ版の桃雀をお持ちの方は、
桃雀-MOMOJAN-(テープルゲームズ版:旧版)遊び方説明書
を御覧ください。
※なお、テープルゲームズ版の桃雀をお持ちの方でもこちらの新版ルールでも遊ぶことは可能ですが一部カード構成が仕様変更となっております。
【テープルゲームズ版 桃雀-MOMOJAN-から新版の変更点】
太陽と月のカードが4枚になりました。それに伴い、数札1で太陽と月の代用はできなくなりました。
点棒が増え、30点→40点持ちスタートとなりました。
「旅」「鬼ヶ島」「桃太郎」「日本一」は役ではなく、アガリ時の追加セットボーナス点となりました。
役一覧から「槓(カン)」、「嶺上開花(リンシャン)」、「四色同順(ヨンショク)」がなくなりました。
「槓(カン)」がなくなったことにより7点役の「宝物(タカラモノ)」の条件を変更しました。
各役の点数を見直し調整しました。(※役一覧表を参照)
■ゲームの概要
千回!いや、一万回遊んでも楽しい!
2人で遊べる”鳴き特化型”の麻雀系ゲーム!
MOMOJAN(桃雀)は歴史ある人気ゲーム「麻雀」から派生した2人専用の麻雀系ゲームです。
2人のプレイヤーは親と子をラウンドごとに交代で行い、役を作ってアガることで相手から点棒を奪います。さらに7点以上の点数でアガることが出来れば得点が倍になるシステムです。
互いに親を交代で2回ずつ(※計4回ラウンド。ただし親がアガるともう一度親を継続します。)行ったらゲームが終了します。
ゲーム終了時に相手より点棒をより多く持っているプレイヤーが勝者です。
もしくはゲームの途中で相手の点棒をマイナスにしたプレイヤーの勝利です。
■内容物
カード合計 56枚
数札
・4種(モモ/レモン/ミカン/イチゴ)×1〜9(36枚)絵札
・5種(犬/猿/雉/太陽/月) ×4枚(合計20枚)
点棒 18本
赤:6本(10点棒)/青:2本(5点棒)/白:10本(1点棒) 合計18本
役一覧表 2部(2人分)
日本語説明書1部
補足事項
本家の麻雀は同じ札(タイル)がすべて4枚ずつありますが、MOMOJANでは数札に関しては1枚ずつしか存在していません。(※絵札は動物3種、太陽、月がそれぞれ4枚ずつあります。)
麻雀を遊んだことがある方はいつもと思考の勝手が違うかもしれませんが、何度か遊んでみてMOMOJA独自の感覚に是非慣れてみてください。
■ゲームの目的
MOMOJANでは互いのプレイヤーが、最低3セット以上のセット+頭(アタマ=同数字2枚、または同じ絵札2枚)を相手より先に作ってアガることを目指してゲームが進行します。
しかし、アガりを目指して前に進むことも大切ですが、もし相手がリーチしてきたり相手がアガりそうな気配を感じたら、自分が相手に振りこんでしまわないように守備的に戦うのも時には大事─。
この「押し引き」もまたMOMOJANの醍醐味なのです。

■ゲームの準備

1.点棒の配布と初期点数
各プレイヤーは、以下の点棒を受け取ります。
赤点棒(10点棒):3本
青点棒(5点棒):1本
白点棒(1点棒):5本
ゲーム開始時の所持点数は、1人合計40点となります。
2. 手札の準備
カードすべてをよくシャッフルします。
各プレイヤーに7枚ずつ配ります。
配られたカードは相手に見せないように持ち、手札とします。
3. ドラ表示カードと王牌の準備
山札から表を見ずに4枚を取り出します。
そのうち一番上の1枚だけを表にします。これがドラ表示カードとなります。(※ドラの説明は後述します)
残りの3枚は裏向きのまま、ドラ表示カードの下に重ねてまとめておきます。これを王牌(ワンパイ)と呼びます。
4.山札の配置
残った山札を、同じぐらいの高さの3つの山に分けます。
これらを2人の間に裏向きで置きます。
💡推奨(補足) ゲームの性質上、山札に同じカードが固まりやすいため、3つに分けて遊ぶことを推奨しています。1つの山札にしてもゲームに支障はありません。
5. 先攻・後攻の決定と場への支払い
ジャンケンで勝った方が親プレイヤー(先攻)となります。
相手の子プレイヤー(後攻)は、持ち点から1点を場に出します。
(補足:先攻=親、後攻=子と呼びます。)
これでゲームの準備は完了です。親プレイヤーからゲームを開始してください。
■MOMOJAN 専門用語集
MOMOJANには麻雀でおなじみの用語と、MOMOJAN独自のオリジナル用語が登場します。以下をご参照ください。
セット
「セット」とは、3枚1組の組み合わせのことです。
数札(フルーツ)の場合
連番: 同じ種類のフルーツで数字が連続している組み合わせ(例:3-4-5 や 7-8-9 など)。
同数字: 別のフルーツの組み合わせで、すべて同じ数字である組み合わせ(例:2-2-2 や 6-6-6 など)。
絵札(動物/太陽/月)の場合
同種類: すべて同じ種類の絵札の組み合わせ(例:犬-犬-犬 や 月-月-月 など)。
「モモ」のカード
「モモ」の1~9はすべてワイルドカードです。他のすべてのフルーツの代わりとして使用できますが、数字は固定されます。
聴牌(テンパイ)
アガリに必要な札が、残り1枚となった状態のことです。
役(やく)
アガった時の手札と公開セットを合わせた特定のパターン、またはアガった時の特定の状況のことです。
別添の役一覧表に記載されている通り、MOMOJANには多くの役が存在します。
アガった時の手札と公開セットによって、様々な役が重なることで得点が増していきます。(※得点計算方法は後述します)
ドラ
ラウンド開始時の準備段階で用意されたドラ表示札の数の「次」の札が「ドラ」になります。
アガリ時にそのドラを持っていれば、1枚につき1点が加算されます。
ただし、ドラはあくまでボーナス点であり、役ではありません。アガリたい時に役がなく、点要素がドラしかない場合はアガることはできません。
■ドラとなる札
(例:ドラ表示札→レモンの「4」の場合)
フルーツの種類に関係なく、数字が「5」の札すべてがドラとなります。表示札が「9」の場合はドラは「1」となります。
(例:ドラ表示札→「猿」の場合)
ドラは「雉(キジ)」となります。ドラの順番は「犬 → 猿 → 雉 → 犬」のサイクルで数えます。太陽と月も同様のサイクルで数えます。
開(カイ)
麻雀にはない、MOMOJANオリジナルの公開鳴きアクションです。
自分の手札のみから、数札または絵札のセットを作り公開することを指します。
「カイ!」と相手に聞こえるように発声し、セットを公開します。(セットの具体例は図を参照してください)
・「ポン/チー」とは?
相手プレイヤーが今捨てたばかりの札1枚と、自分の手札にある札2枚の計3枚で組み合わせセットを作り、公開することです。
同絵札 / 同数字のセットを作る場合は「ポン!」と発声します。
連番のセットを作る場合は「チー!」と発声します。
相手が捨てた札と自分の手札2枚を組み合わせたセットを公開します。(鳴いたセットの並べ方は画像を参照してください)
補足事項
このポンやチーを麻雀用語で「鳴き(なき)や、鳴く(なく)」と呼ぶ。
MOMOJANでは「開(カイ)」も鳴きの一種です。

■ゲームの遊び方
ゲームの基本的な流れとアクション
MOMOJANは、基本的に「山から1枚引く → 手札から1枚捨てる」という動作を繰り返しながら進行します。
この動作に加え、以下のタイミングでセットを公開するアクションが可能です。
「開(カイ)」: 1枚引いた時、手札内だけでセットが完成したら公開する。
「ポン / チー」: 相手が捨てた札を使ってセットを作り公開する。
セット公開後の選択
セットを公開した後は、必ず以下の2つの選択肢から行動を選びます。
山から新たに3枚引く
手札から1枚捨てて手番を終える
💡 戦略的なジレンマ
セットを公開し続け、山からカードを引けば引くほど、得点を増やすチャンスは広がります。
しかし、山札が尽きてしまうと、その時点でゲームは終了します。山札終了までにアガれなかった場合、得点を得られません。
そのため、プレイヤーは「セットを公開し続けて高得点を狙う」か、「手堅く早くアガリに行く」かという、難しい判断を迫られることになります。
■手番の流れ
手番はプレイヤー間で交代で行います。
手番プレイヤーは、まず以下のAまたはBのどちらか一方を選択してアクションを開始します。
1. 手番開始時のアクション選択(必須)
A. 山札から引く
通常の進行です。
B. 相手の捨て札で鳴く(ポン / チー)
相手が直前に川(捨て札スペース)に捨てた札に対してのみ選択可能です。
─A: 山札から引く
いずれかの山札から1枚引き、手札に加えます。(必須)
【任意】 手札内に3枚セットが完成していれば、「カイ!」と宣言し、セットを公開できます。
次の手順(「カイ、ポン、チー実行後の選択」)へ進みます。
─B: 相手の捨て札で鳴く(ポン / チー)
「ポン!」または「チー!」と宣言します。(必須)
相手の捨て札1枚と自分の手札2枚を組み合わせた3枚セットを公開スペースに並べます。
次の手順(「カイ、ポン、チー実行後の選択」)へ進みます。
─カイ、ポン、チー実行後の選択
上記の「カイ」「ポン」「チー」を実行した場合、プレイヤーは以下のどちらか一方を選択します。
新たに山札から3枚引く
別々の山札から1枚ずつ、合計3枚を新たに手札に加えます。
手札から1枚、川に捨てる
1枚捨てて手番を終了します。
💡 連続カイのルール
山から3枚引いた結果、さらに手札内にセットが完成した場合は、すぐさま連続で「カイ」を行えます。カイをする度に、再び山札から3枚を引きます。これは手札でカイができる限り、何度でも繰り返すことが可能です。
※注意:カイは、必ず1セットずつ行う必要があります。
2.手番の終了(必須)
「カイ」をしない場合、または「ポン」「チー」の後に3枚引きを行わない場合は、手札から1枚を川に捨てて手番を終了します。(必須)
次のプレイヤーの手番に移ります。
補足事項(MOMOJANで間違いやすいルール)
MOMOJANは手札7枚からスタートしますが、セットを公開し1枚捨てて手番を終えることで、手札枚数が4枚または1枚になった状態で進行することがあります。一度その枚数になったら、それ以降の手番で7枚や4枚に自動的に戻ることはありませんのでご注意ください。自分の手番ではない時の手札枚数は、必ず7枚、4枚、または1枚のいずれかになります。もしそれ以外の枚数になってしまった場合は、どこかで出し忘れや引き忘れが発生しているため、気づいた時点で相手と相談し、引くか捨てることで枚数を元に戻すか、あるいはミスをしたプレイヤーは今回のラウンドをアガリ放棄とするか、対処を決めてゲームを続行してください。
🎥 プレイ例の動画
以下の動画で、各アクションの動きをご確認いただけます。
開(カイ)のプレイ例(※字幕をONにしてください)



補足事項
MOMOJANではアガるためには公開したセット+手札内のセット含めて、最低3セット+アタマ2枚が必要となる。そのため、まだ自分が1セットも公開していない場合セットが足りないためアガることは不可能なので注意しましょう。
開(カイ)は必須ではありませんので、もしも手札内にセットが出来ていたとしてもそのまま黙って手札内にセットを保持しておくことも出来ます。
ポン/チーのプレイ例
山から3枚引く場合
3枚引かずに手番を終了する場合
カイまたはポン/チーの後に3枚引かずに手札が1枚になる場合:




この時点で、子は1枚を何か捨てる必要があるので「月」を捨てることにした。
立直(リーチ)宣言と制約
1. リーチ宣言の条件と方法
MOMOJANでは、手札を聴牌(テンパイ)の状態(あと1枚揃えばアガリの状態)にしていれば、「リーチ」を宣言できます。
鳴きの状態に関係なく(ポンやチーをしてセットを公開していても)リーチは可能です。
リーチを宣言するのは、自分の札を川(捨て札スペース)に捨てる際です。
【手順】 捨てる札は通常の場所に置きますが、目印として横向きに倒して捨てます。
2. リーチ宣言後の制約とリスク
リーチを宣言したプレイヤーは、以下の厳しい制約を受けます。
待ち札(アガリの形)を変えることはできません。(カタチを変えられない。)
アガリ札を引き当てるまでは、毎手番「山から1枚を引き続ける」のみとなります。
それ以降、捨てる札も選べなくなり、手札の形を操作することは一切できなくなります。
3. リーチのメリットとデメリット
リーチは、アガれば1点の役になる上、相手に「あと1枚でアガる」というプレッシャーを与えられるメリットがあります。
反面、一度宣言すると「待ち札を変えられない」という大きなリスクも背負うことになります。
【補足事項】
麻雀と違い、桃雀(MOMOJAN)ではリーチ後の「裏ドラ」は存在しません。
■ラウンド終了と得点計算
1.アガリの条件(必須)
MOMOJANでアガるためには、以下の3つの条件をすべてクリアしている必要があります。

形が完成していること: アガリ時には、最低でも3セット(公開セット+アガリ時の手札)とアタマ(頭)が必要となります。(※アタマはセットとしては数えません)
役があること: 最低でも1つは役がないとアガれません。(役一覧表を参照)
セットが揃っていても、役がなければ点数は0点となりアガリは認められません。
フリテンアガリになっていないこと: フリテンの制約を受けていないこと。(詳細は後述)
上記の条件をすべてクリアしていればアガることができます。
2. アガリ方(ツモ / ロン)
アガリは、以下のいずれかの方法で宣言します。
ツモ:自分で山から引いてきた札でアガる時、「ツモ!」と宣言します。
ロン:相手が今捨てた札でアガる時、「ロン!」と宣言します。
ツモ、またはロンを宣言したら、相手に見えるように手札を公開し、その後、得点計算を行って点棒を相手から受け取ります。
補足事項
💡 ロンアガリのボーナスロンでアガった場合のみ、ドラと同じように1点追加ボーナスとなります。 ただし、これはボーナス点であり、役ではないため、役がない状態でロンのボーナスのみでアガることはできません。
3. フリテンとは?
麻雀と同じく、MOMOJANにも「フリテン」のルールが存在します。
「フリテン」とは、自分の川(捨て札)に、現在のアガリ形をなす札が含まれているテンパイ、またはそのような状態のことです。
フリテンの状態では、「ツモアガリはできるが、ロンアガリはできない」という制約がかかります。
ただし、「もも」札はワイルドカードのため、フリテンの対象外となります。
【フリテンの例】
子プレイヤーが「レモンの2か5」または「モモの2か5」でアガれるテンパイ状態にあるとします。(手札にはアタマ「月月」と「レモン3と4」)
しかし、このプレイヤーがすでにこのラウンドで「レモンの2」を川に捨てていた場合、フリテンとなります。
このフリテン状態では、相手が「レモンの5」を捨ててもロンアガリはできません。
ただし、自分で「レモンの2」や「レモンの5」をツモれば、フリテンに関係なくアガることができます。
補足事項
つまり、相手が自分で川に捨てている札を、こちらが捨ててもロンはされないのでそれがいわゆる「安全札」となる。
(※麻雀で言うところの「安全牌」(アンパイ))
補足事項
もも1~9はワイルドカードのため、すべてのフリテンから対象外となります。上記の例の場合でも相手が「モモの5」を捨てたらそれに対してロンができます。また、モモが川に捨ててある場合も同様で、どの果物にも属さないという扱いになり、モモの数字はフリテン対象外となります。
・得点計算例
別添の「役一覧表」に従い、アガリ時の役を確認、計算します。
累積した合計得点が7点以上あった場合、得点が倍となります。
補足事項
「旅」「鬼ヶ島」「桃太郎」「日本一」の4つの役はカイやポン、チーなどでセットを公開すればするほど得点が上がっていく追加セットボーナスです。
この4つは「役」ではありませんのでご注意ください。
ロンやドラと同じ、追加ボーナス点です。
また役と違い、累積で数えることはできないため、いずれか一つのみの計算となります。
補足事項
点棒は必要に応じてお互いに両替を行なってください。
補足事項
麻雀と違い、桃雀ではリーチ後の「裏ドラ」は存在しません。
・アガリの得点例その①

(例)
子プレイヤーがリーチをしかけ、「太陽2枚+ミカン2,3」を手札に持ち「ミカン/モモ1or4」を待ち札とした。親プレイヤーが「ミカン1」を捨てたのですかさず子プレイヤーは「ロン!」と宣言し、アガリを決めた。
上記の画像の状態で得点を計算すると・・・
リーチ(1点)(※捨て札を横にして立直宣言した)
犬(1点)(※犬の3枚セット)
一気通貫(2点)(※果物の「123」「456」「789」がある)
ドラ1枚(1点)(※今回のドラ「4」が1枚ある)
旅(1点ボーナス)(※アガリ時に4セットある)
ロン(1点ボーナス)(※相手の捨てた札でアガった)
=合計14点(合計得点7点となり、7点以上あるので得点倍)
を相手からもらう。
(※さらに、子プレイヤーがラウンド開始時に出していた1点棒は子プレイヤーが自身で回収し、親が移る。)
・アガリの得点例その②

(例)
親プレイヤーはあえてリーチをせず(※ダマテン)に「レモン2とイチゴ2+月2枚」の4枚を手札に持ち「2(モモorミカン) or 月」を待ち札とした。親プレイヤーは自分の手番で山から「月」を引いたので、「ツモ!」と宣言し、アガリを決めた。
上記の画像の状態で得点を計算すると・・・
雉(1点)(※雉の3枚セット)
月(1点)(※月の3枚セット)
鬼ヶ島(2点ボーナス)(※アガリ時に5セットある)
ドラ2枚(2点ボーナス)(※今回のドラ「2」が2枚ある)
=合計6点(7点未満のため得点倍にならず)
を相手からもらう。
(※さらに、子プレイヤーがラウンド開始時に出していた1点棒は親プレイヤーが回収する。親はアガったので、親は移らずにその親のまま連チャンとなり、次のラウンドを行う。親が連チャンとなったため、子は次ラウンドは1点棒2本(2点分)を開始時に前に出す必要がある。)
(※補足)
あえてリーチをせずに相手を警戒させない戦法として「ダマテン(黙ってテンパイの略)」というものがあります。自分がまだテンパイをしていない風に相手を油断させておいて、自分が欲しい札を相手に捨てさせる戦法です。ただし注意点として、リーチをしていないため「リーチ」という役がつかないので、このままアガっても役がちゃんとあるかどうかを確かめておいてからツモやロンをしましょう。
(※MOMOJANではアガリ時に役が最低1つはないとアガれません)
・アガリの得点例その③

(例)
子プレイヤーは親プレイヤーの捨てた「モモ8」をチーしてから、山から3枚引きを選択せずに、1枚を自身の川に捨てリーチ宣言をし、「ミカン8 or レモン8」の単騎待ち札とした(この時、子プレイヤーの手には「イチゴ8」の1枚のみ)。
その後、親プレイヤーが「いちご8」を捨てたのですかさず子プレイヤーは「ロン!」と宣言し、アガリを決めた。
上記の画像の状態で役を計算すると・・・
リーチ(1点)(※捨て札を横にして立直宣言した)
犬(1点)(※犬の3枚セット)
猿(1点)(※猿の3枚セット)
雉(1点)(※雉の3枚セット)
きびだんご(2点)(※最後のロンも含め全てのセットが鳴きセット)
家来(5点)(※犬猿雉がそれぞれ3枚ずつある)
日本一(7点ボーナス)(※アガリ時に7セットある)
ロン(1点ボーナス)(※相手の捨てた札でアガった)
=合計38点(合計得点19点となり、7点以上あるので得点倍)
となる。
(※さらに、子プレイヤーがラウンド開始時に出していた1点棒2本は子プレイヤーが自身で回収する。)
■ノーテン・テンパイ時のラウンド終了
MOMOJANでは、どちらのプレイヤーもアガることができずに山札がすべてなくなっても、ラウンド終了となります。
山札がなくなった時点で、手札の状態に基づき「テンパイ」または「ノーテン」を判定し、点棒の精算を行います。
1. テンパイとノーテンの定義
テンパイ(聴牌): リーチしている状態を含め、あと1枚でアガれる状態のことです。
ノーテン(NOテンパイ): アガるためにはまだ2枚以上必要な状態のことです。
ラウンド終了後、お互いに手札を公開し、自身がテンパイかノーテンかを申告します。
2. 点棒のやり取り
以下の判定結果に基づき、点棒のやり取りを行います。
A. 互いにテンパイの時の処理
セット公開点を計算し、優劣で点棒を精算します。
セット公開点の計算: 互いに自身の公開スペースに並べているセットのみをチェックし、点数を計算します。(手札の中のセットは数えません。)
開(カイ)セット:1つにつき 2点
鳴きセット(ポン/チー):1つにつき 1点
点棒の精算:
互いの合計を比較し、点が高い方のプレイヤーが、「差分の半分の点(※端数切り上げ)」を相手からもらいます。
同点の場合は、どちらも点棒はもらえません。
⚠️ 注意:相手との差分で7点以上になったり、7点以上の点棒を得られたりする場合でも、得点が倍になることはありません。得点が倍になるのはアガった時の7点以上の場合のみです。
B. 1人だけがテンパイ、もう一人がノーテンの時の処理
ノーテンでラウンドを終えたプレイヤーは、それまでにどれだけセットを公開していても0点扱いとなります。
テンパイのプレイヤーは、自身のセット公開点を0点との差分とみなし、その半分の点(※端数切り上げ)を相手からもらいます。
C. 2人ともノーテンの時の処理
互いに0点同士となるため、どちらも点棒をもらえません。
3. 親の交代
互いにテンパイ、または1人だけテンパイの場合:
親は交代します。(連チャンはなし)
子プレイヤーがラウンド開始時に場に出していた点棒は、点棒をもらったプレイヤーが回収します。
(この時、前ラウンドで2人ともノーテンだったために回収されていなかった点棒が残っている場合も、点棒をもらったプレイヤーが回収できます。)
2人ともノーテンの場合:
親は交代します。(連チャンはなし)
子プレイヤーが場に出していた点棒は回収せず、次ラウンドの勝者が回収できるため、そのまま場に残しておきます(※これを「供託」と呼ぶ)。
【例:互いにテンパイ時の精算】
A:開2セット(4点)+鳴き1セット(1点)=合計 5点
B:開3セット(6点)+鳴き2セット(2点)=合計 8点
結果:Bが優位(差分3点)。
Bは差分3点の半分の 2点(端数切り上げ)をAからもらいます。
4.ラウンドの終了
得点計算を行なったら次のラウンドの準備を開始する。
王牌の札も含め、すべての札を再度シャッフルし、それぞれに手札7枚配って、4枚の王牌を用意しドラ表示札を表に向け、山札を同じぐらいの高さに3つ用意し、次のラウンドを先ほどと同様に行う。親が先行のプレイヤーとなる。
補足事項
親がアガった時は再度同じプレイヤーが親を連続(連チャン)で行います。親が連チャンした時などは総ラウンド数も増えるため全4ラウンドで終わるとは限りません。また、5ラウンド連続(5連チャン)で親がアガった時は強制的にその親プレイヤーがゲームの勝者となります。
■ゲームの終了
1.ゲームの終了条件
以下の条件を満たした時点でゲーム終了となります。
互いに親を最低でも2回ずつ交代で担当し、その最後の親のラウンドが終わった時。
2. 勝者の決定
ゲーム終了時の所持点棒で勝敗を決定します。
点棒が多いプレイヤーがゲームの勝者となります。
同点で終了した場合は、最初に親(ゲームのスタートプレイヤー)を務めたプレイヤーの勝利となります。
補足事項(点棒の最終回収)
終了時点で、前のラウンドで誰も回収せずに場に残っていた点棒がある場合は、ゲームの勝者がすべて回収します。
■Q&A(よくある質問)
Q.山札から3枚引きした結果、手札に新たにセットができていたら連続で「開(カイ)」はできますか?
A.できます。
そこでカイをしてセット公開し、さらに山から3枚引きをして、またカイをしてセット公開し、さらに3枚引きをして、、、、とセットを毎回3枚引きの度に公開し続けられる限り、3枚引きとカイは連続で行なってかまいません。
Q.7枚の手札が配られて自分の手番でいきなり開(カイ)はできますか?
A.できません。
開(カイ)をする前に、手番の最初には必ず「①山から1枚引く」 or 「②相手の捨て札で鳴く」のいずれかが必須のためです。
Q.手札が7枚配られて、最初に相手が捨てた札でいきなりロンアガリできますか?
A.できません。
MOMOJANでアガるには最低3セット+頭(アタマ)が必要なため、それではセットが2セットしかなく、アガリ条件を満たしていないからです。
Q.カイまたはポン/チーなどをした後に山から3枚引きをせずに1枚捨て手番終了したことで手札が4枚になりました。次の自分の手番の時、最初に3枚引きをして手札をまた7枚に戻すことはできますか?
A.できません。
そもそも手番の最初に山から3枚引きはできません。
山から3枚引きできるタイミングは、カイまたはポンまたはチーをした「直後」だけです。手番終了後、プレイヤーの手札は常に7枚か、4枚か、1枚の状態になります。手番中に山引きした時などで一時的に手札が増えることはありますが、手番終了時に4枚だった人が7枚に戻っていたり、1枚だった人が4枚に戻っていたりはMOMOJANでは起こり得ません。
Q.リーチした札(川に横向きで捨てた札)を相手にポンやチーで鳴かれたあとアガっても、役の「一発(イッパツ)」は付きますか?
A.リーチ札を相手に鳴かれた場合、「一発」の役は消えてしまいます。
Q.「アガリ」は手札が残り1枚の状態からしかアガれないのですか?
A.1枚、4枚、7枚のどの状態からでもアガれます。
テンパイになっていれば1枚、4枚、7枚のどの状態になっていてもOKです。
Q.すでに自分が1セット公開している状態で、手札が7枚の状態からいきなりツモやロンでアガることはできますか?
A.できます。
(例:すでにカイで1セット公開している。手元には7枚(れもん123、いちご678、犬)。手番で犬をひいてきたのでアタマが完成、ツモ!と発声しアガれる。など)
アガるためには最低3セット+頭(アタマ)が必要ですが、すでに1セット以上を公開済みで、手札内にさらに完成した1セットと頭(アタマ)がある状態でテンパイであればツモやロンあがりが出来ます。
例えば、1枚をリーチ札として川に捨て、その後手札7枚の状態でアガリを待つことも可能だったりします。
Q.麻雀のように「槓(カン)」はできますか?
A.MOMOJANでは「槓(カン)」はできません。
Q.「ツモ」は役になりますか?
A.麻雀と違い、MOMOJANでは「ツモ」は役になりません。
ただし、ロンでアガった時にはボーナス点として1点がドラ同様に点数に加算されます。相手が得をしてしまうため、相手に当たり札を振りこんでしまわないよう注意しましょう。
Q.リーチしてアガった後、裏ドラは見れますか?
A.麻雀と違い、MOMOJANでは「裏ドラ」は存在しません。
Q.間違ったポンやチーを言って手札を一部公開してしまった時はどうすればよいですか?(誤ポン/誤チー)
A.その場ですぐに間違いに気づいたのであれば、相手の捨て札はそのままにして、手札も戻して通常通りゲームを行います。
もしも後になってから、すでに公開してるセットに間違いが発見された場合は、間違いを犯したプレイヤーはそのラウンドでアガることは出来ない「アガリ放棄」となります。ただし、ラウンド終了までカイやポン、チーなどは行えます。
また、ラウンド終了後はテンパイになっていたとしてもそのプレイヤーはノーテン扱いとなります。
「ポン」や「チー」を誤発声してしまっても手札を見せていないのであれば、ペナルティにはならず、通常通りアガることはできます。
Q.間違ったロンやツモを言って手札を公開してしまった時はどうすればよいですか?(誤ツモ/誤ロン)
A.間違いを犯したプレイヤーはそのラウンドでアガることは出来ず「アガリ放棄」となります。ただし、ラウンド終了までカイやポン、チーなどは行えます。
また、ラウンド終了後はテンパイになっていたとしてもそのプレイヤーはノーテン扱いとなります。
同じく「ロン」を誤発声して手札を見せてしまった場合もアガリ放棄となります。
(※ツモやロンでアガった時に、フリテンになっている時この間違いが起きやすいので、リーチやテンパイの時は自分の川をしっかり確認してフリテンになっていないか注意しましょう。)
ちなみに、手札を見せずに思わず「ツモ」や「ロン」を言ってしまった時はペナルティはありません。ただし、わざと言うのはもちろんNGです。
Q.互いにテンパイで同点、またはノーテンでラウンドが終了しました。子が場に出している点棒(供託)はどちらが受け取りますか?
A.どちらも受け取らず、そのまま親を交代します。次ラウンドでアガるか、テンパイで優った方がそれをまとめて回収します。
Q.準備の時、3つの山札に分けるのはなぜですか?
A.MOMOJANは牌(タイル)ではなくカードのため、あまりよく混ぜずに1つの山にした状態で3枚引きをすると、先ほど遊んだ時のセットの塊がそのまま引けてしまう時があるためです。
できるだけその現象を避けるため、山札はざっくりと同じぐらいの高さに3つに分け、3枚引きする時は必ず3つの山から引ける時は引いてください。
Q.山から引く時はどこから引いてもよいですか?
A.どこから引いても構いません。ただし、ゲーム中にできるだけそれぞれ同じ高さになっているようにバランスよく色んな山から引くことをオススメします。
Q.山札が残り2枚(または1枚)の時に、3枚引きをしたい場合はどうすればよいですか?
A.山札が残り2枚以下の時は3枚引きは選択できません。したがって、手札から川に1枚捨てる、しか選べません。
Q.相手がラウンドの最後に捨てた札はポン/チーで鳴けますか?
A.鳴けます。
麻雀では通常鳴けませんが、MOMOJANでは鳴けます。
もちろん、鳴いた後は今度は自身が手札から1枚を川に捨てます。
(また相手がさらにそれを鳴いたり、それでアガることも可能)
Q.頭(アタマ)は公開スペースに公開できますか?
A.出来ません。
頭(アタマ)はセットではないため公開できません。
Q.MOMOJANではフリテンはありますか?
A.MOMOJANにも麻雀同様フリテンがあります。
その場合、ロンアガリは無し、ツモアガリはOKです。
また、MOMOJANでは「モモ」はワイルドカードのため、すべてのフリテンから対象外となるので、待ちや川の札が「モモ」の場合は通常どおりロンが可能です。
詳しくは上記の「フリテン」の欄をご覧ください。
Q.互いにテンパイ同士でラウンドが終わり、相手に公開セットの差分で7点以上の差をつけた場合も得点は倍になりますか?
A.なりません。
得点が倍になるのはアガった時に役やセットボーナス、ドラなどのボーナスを加えて7点以上になった時だけです。
Q.テンパイの状態になったらリーチは必ずしなければいけませんか?
A.リーチは強制ではありません。
あえてリーチをしないことで、いわゆる「ダマテン(黙ってテンパイ)」をして相手の油断を誘うことも可能です。何か役さえあればリーチをしていなくてもアガれます。
Q.リーチする時、麻雀のように点棒は前に出す必要がありますか?
A.麻雀と違い、MOMOJANではリーチの際に点棒は出しません。
また鳴いていてもリーチができます。
Q.互いに親を2回担当する前にゲームが終了することもありますか?
A.あります。
ゲームが途中で終了する条件は以下のとおりです。
└1人の親が5ラウンド連続でアガリ、5連チャンする。
└役一覧表にある「おしまい」という役を達成した。
└どちらかのプレイヤーが持点0点を超えて-1点より下になってしまった。
(※0点ちょうどはセーフのためゲームが続行します。ただし、子プレイヤーがラウンド開始時に点棒を必要分を前に出せなくてもそこでゲームが終了し、負けとなります。)
Q.テンパイでも親は継続しますか?
A.しません。
親が継続するのは親がアガった時だけです。
Q.ゲーム中、自分が持っている札の内容を相手に教えてもよいですか?
A.相手に手札の情報を教えることは禁止です。
また、相手にウソをついて「○○○の札を持ってる」などを言うのも禁止です。
Q.ゲーム中、点棒の両替は自由ですか?
A.自由です。
本数が限られているため、互いに両替を必要に応じて行なってください。
Q.役のひとつ「清一色(チンイツ)」を達成する時、同時にセットボーナス点の「鬼ヶ島」や「桃太郎」などは狙えますか?
狙えません。
MOMOJANではカードの構成枚数の都合上、「清一色(チンイツ)」は3セットまたは4セットの形にしか理論上不可能となっています。
つまり、5セット以上のセットボーナス点は狙うことが不可能です。
■作者より
本家の麻雀でも一応2人で遊べるいくつかのオリジナルルールは世の中に存在していますが、2人でも遊んでも面白い麻雀系ゲームが作りたくて完成したのがこの「MOMOJAN(桃雀)」です。
MOMOJANは麻雀が本来持っている面白さはもちろん、麻雀にある「鳴き(自分の牌をセットで公開する)」に特化したゲームとなっています。
麻雀のルールを知っている方ならMOMOJANルールの理解も早いと思います。
もし、麻雀自体のルールをご存知ない方であれば最初は色々とルールも多く取っ付きにくい印象かもしれませんが、実際に手番でやることはきわめてシンプルですので、役の一覧を覚える大変さなどは後に置いておいて、まずはとにかくゲームを始めてみることをオススメします。
何度も繰り返し遊ぶうちに自然と役も覚えてきて、色んな駆け引きや戦略の幅が広がると思います。
まさに本家の麻雀もそういうゲームです。まずは基本ルールだけ理解したらあとはひたすら遊びながら徐々に覚えていく、そんな遊び方で十分です。
MOMOJANでは鳴けば鳴くほど得点がアップしていく仕組みです。ただし、札の残り枚数も限られているため鳴きすぎるとアガる前にラウンドが終了してしまうかもしれません。
鳴きまくって高得点の高みを目指すのか、はたまた状況的に相手が先にアガる前に手っ取り早く少ない得点でもアガることを優先するのか。このあたりのせめぎ合いやジレンマを是非楽しんでもらえたらと思います。
また麻雀と同じく、相手にアガられないように振り込まない注意も必要です。特に相手がリーチしてきた時は相手の待ち札や場の状況を慎重に見極めましょう。
本家の麻雀が1000回、1万回と遊べるように、このMOMOJANが何度も遊んでもらえることを期待して・・・。
末長く楽しんでいただけたなら幸いです。
■MOMOJAN 役 一覧表

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