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「本当にオルカンだけで足りる?」プロが指摘する3つの死角。1歳半の息子の未来を守るために、身近なFPが実践する『+α』の資産バランス

みなさん、こんにちは。
「ファイナンシャルプランナー相談」へようこそ。
1歳半のわんぱくな息子の育児と、毎日の家計改善に奮闘しているFPパパです。

新NISAが始まってから、SNSやネットの記事で「とりあえずオルカン(全世界株式)を買っておけば間違いない」「これ1本で老後資金は全自動でクリア」という声を本当によく耳にしますよね。
王道として紹介されているので、「我が家もとりあえずオルカンを毎月積み立てているよ」という方はとても多いと思います。

でも、心のどこかで「本当にこれだけで私の老後は大丈夫なのかな」「みんなが良いって言うから買っているけれど、何か見落としている罠はないのかな」と、小さなモヤモヤを抱えていませんでしょうか。

実は先日、1歳半の息子がリビングで、お気に入りのおもちゃのミニカーを「これだけあれば他に何もいらない」と言わんばかりにギュッと抱きしめて寝落ちしている姿を見て、妻と「大人のオルカン信仰も、これにちょっと似ているかもしれないね」と、顔を見合わせたばかりです。

今日は、オルカンという素晴らしい投資信託のメリットをしっかり認めつつも、運用のプロたちが指摘する「意外な3つの死角」について、難しい専門用語を使わずに一緒に優しく紐解いていきましょう。

誰も教えてくれない、オルカンに潜む「3つの死角」

誤解のないように最初にお伝えしておきますが、オルカンは本当に優れた、世界に誇れる素晴らしい投資信託です。これ1つで世界中の何千という企業に分散投資できるのですから、基本の土台としては満点です。

しかし、「これ1本『だけ』で老後は100%安心か」と言われると、そこにはプロの運用担当者も指摘する、見逃せない3つの死角(盲点)が隠されています。

  • 死角1:「世界が成長しても、自分の老後にタイミングが合うか」という時間軸の罠  世界経済は長期で見れば右肩上がりに成長していく可能性が高いですが、それはあくまで「30年、40年」という超長期の話です。いざ私たちが60代や70代になって「さあ、ここから老後資金として切り崩そう」と思ったそのタイミングで、世界的な大暴落が直撃している可能性はゼロではありません。引き出す時期に暴落が重なると、資産の寿命が一気に縮まってしまうリスクがあるのです。

  • 死角2:「実は中身の約6割がアメリカ」という偏りの罠 「全世界」という名前がついていますが、実は中身の時価総額の約6割以上はアメリカ市場が占めています。つまり、実質的には「半分以上は米国株ファンド」に近い値動きをします。もし将来、アメリカ経済が長期間にわたって低迷するような事態になれば、全世界株式といえどもその荒波をまともに喰らってしまうことになります。

  • 死角3:「100%株式リスク」と為替の罠 オルカンは「株式」100%のファンドです。値動きのクッションになる債券や現金は含まれていません。さらに、海外の資産に投資しているため、私たちの資産は外貨建てで運用されています。将来、もし「超円高」が進んだ場合、世界経済がいくら成長していても、私たちが日本国内で使う「日本円」に換算したときの取り崩し額が目減りしてしまうというリスクがあります。

これら3つの死角を考えると、「ただ毎月ボタンを押して放置していれば、100%老後は逃げ切れる」と盲信してしまうのは、少し危うい気がしてきませんか?

FPの私はこうしています:大切なのは「天守閣」と「お堀」のバランス

では、私たちはオルカンを買うのをやめるべきなのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。大切なのは、オルカンという「最良の土台」をしっかり活かしながらも、それに依存しすぎない「家計のバランス(防衛陣形)」をあらかじめ用意しておくことです。

FPであり、証券アナリストとしての視点も持つ私は、新NISAの主軸としてオルカンを愛用していますが、それ『だけ』に全財産を預けることはしていません。
必ず、いざという時にすぐに使える『日本円(現金)』のクッションを厚めに残し、自分のリスク許容度に合わせて別の資産もブレンドしています。

少し私の趣味のお話をさせてください。
先日、日本遺産検定3級の目線で、とある歴史ある古い城下町をゆっくり歩いていたんです。
そこには数百年の風雪に耐えた頑丈な石垣を持つお城がありました。 そのお城を眺めていて気づいたのは、立派な天守閣(オルカン)があるだけでなく、周囲には必ず深い「お堀」があり、複数の「出入り口(門)」が作られていたことです。
敵が攻めてきたとき、あるいは災害が起きたときに、逃げ道や別の防衛手段が幾重にも重なっているからこそ、そのお城は数百年もの間、町を守り続けることができたんですね。

私たちの資産形成も全く同じです。
オルカンという強力な天守閣を信じるのは良いですが、それと同時に、暴落時に心を支えてくれる「現金の保有量」をコントロールしたり、年齢に合わせて安全資産への振り分け比率を考えていくような「お堀(守り)」が不可欠なのです。

「これ1本で全自動」というネットの甘い言葉に流されず、「我が家の場合は、オルカンの横にどれくらいの現金を置いておけば安心だろう?」という引き算の視点を持つこと。
それこそが、20年後に家族みんなで「あのとき、ちゃんと守りのバランスも考えておいて良かったね」と笑い合える、本当の安心に繋がっていきます。

「そうはいっても、自分の年齢や家族構成だと、具体的にオルカン以外にどんな資産をどれくらい持てば死角をなくせるんだろう?」
「今の我が家の貯金バランスで大丈夫か、誰かに客観的に見てほしいな」 そんな風に、一人で画面を見つめて不安になってしまったら、いつでも私の相談室を頼ってくださいね。
周りの極端な「オルカン最強論」に振り回されることなく、あなたの大切な家族が10年後、20年後、そして遠い老後まで安心して暮らせるような、オーダーメイドの家計の陣形を一緒に作っていきましょう。

🎁【一歩踏み込んで、一緒に考えてみませんか?】

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

1歳半の息子を育てる43歳のFPとして、普通の家庭の目線から、少しでもあなたの暮らしに役立つヒントをお届けできていれば嬉しいです。

もし、「うちの家計の場合はどうなんだろう?」「難しいお金のこと、もっと安心して相談できる場所がほしいな」と感じたら、ぜひメンバーシップ『ファイナンシャルプランナー相談室』を覗いてみてください。

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