「定期預金1.2%」の裏に隠された落とし穴。1歳半の息子の未来を守るために、身近なFPが実践する『インフレに負けない』お金の守り方
みなさん、こんにちは。
「ファイナンシャルプランナー相談」へようこそ。
1歳半のわんぱくな息子の育児と、毎日の家計改善に奮闘しているFPパパです。
最近、大手銀行やネット銀行がこぞって「定期預金金利1.2%キャンペーン!」なんて大々的にアピールしているのを、街の看板やスマホの広告で見かけませんか?
「今まで0.001%とかだったのに、1.2%もつくなんて大チャンス!これなら安全に増やせる!」と、急いで口座を開設した方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、心のどこかで「銀行がこんなに美味しい話を必死にアピールするなんて、何か裏があるんじゃないのかな」と、小さなモヤモヤを抱えていませんでしょうか。
実は先日、1歳半の息子がリビングで、私が「お片付けしたらおやつあげるよ」と言った瞬間に、見たこともない猛スピードでおもちゃを箱に詰め込み始めたんです。その必死な姿を見て、妻と「あ、今の銀行が定期預金を集めている必死さって、これにちょっと似ているかもしれないね」と、顔を見合わせたばかりです。
今日は、定期預金の金利アップという嬉しいニュースの裏に隠された「銀行の本当の狙い」と、私たちが気を付けるべき「目に見えない落とし穴」について、難しい専門用語を使わずに分かりやすくお話ししていきますね。
誰も教えてくれない、定期預金1.2%に潜む「落とし穴」
「金利が1.2%になる」というのは、確かに数字だけ見れば素晴らしいことです。
元本が保証されている預金でこれだけつくなら、一見メリットしか見えませんよね。
しかし、なぜ今、銀行はこれほど必死になって私たちの預金を集めようとしているのでしょうか?
そこには、プロの視点から見ると見逃せない「落とし穴」が隠されています。
落とし穴1:銀行は「もっと高い金利」で誰かに貸し出して儲けている
銀行はボランティアで金利を上げているわけではありません。みなさんから「1.2%」の金利で集めたお金を、国債の運用や、企業への融資、住宅ローンなどを通じて「それ以上の高い金利(例えば2%や3%など)」で別の誰かに貸し出しています。つまり、金利が上がっている時代だからこそ、銀行は預金をたくさん集めれば集めるほど、その「サヤ(差額)」で大きく儲かるチャンスなのです。
落とし穴2:金利1.2%よりも「物価の上昇」の方が早いという残酷な現実
これが一番大きな落とし穴です。「預金の数字が1.2%増える」としても、もし世の中のモノの値段(インフレ率)が「2%」や「3%」のペースで上がっていたらどうなるでしょうか?
そうです。数字の上ではお金が増えていても、いざ買い物をしようとしたときにはモノの値段がそれ以上に高くなっているため、実質的な「お金の価値」は目減りしてしまっているのです。元本は保証されていても、買い物のパワー(購買力)は保証されていない、これがインフレの怖さです。
落とし穴3:長期で資金が「ロック」されるリスク
「1.2%」の恩恵を受けるためには、多くの場合、1年や3年といった期間、お金を定期預金として銀行に預け入れる(ロックする)必要があります。その間にさらに世の中の金利が上がったり、もっと良い投資のチャンスが巡ってきたり、あるいは急な物価高で生活費が必要になったときに、身動きが取りづらくなってしまうという罠があります。
これらを踏まえると、「定期預金に入れておけば安心・安全で100%逃げ切れる」と盲信してしまうのは、少し危うい気がしてきませんか?
FPの私はこうしています:大切なのは「兵糧(現金)」と「出城(分散投資)」のバランス
では、私たちは定期預金を絶対に使うべきではないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
大切なのは、銀行のキャンペーンを都合よく利用しつつも、それに依存しすぎない「家計の防衛陣形(バランス)」をあらかじめ用意しておくことです。
私は、直近で使う予定のあるお金や、いざという時の生活防衛資金は、喜んでこの『1.2%』のような高金利な預金に預けて活用しています。
しかし、10年、20年先といった未来のための資産は、インフレに対抗できるように『株式(新NISAなど)』や『実物資産』へしっかり振り分けてバランスを取っています」
定期預金という「確実な兵糧」を確保するのは大賛成です。
でもそれと同時に、インフレという時代の変化に対抗して価値が一緒に膨らんでくれる「新NISA(オルカンや米国株など)」という出城を外に築いておくこと。
この2つの防衛手段が幾重にも重なっているからこそ、我が家の家計は長期間にわたって守られ続けるのです。
「1.2%だからここに全部預ければ安心」という表面的な数字に流されず、「我が家の場合は、インフレに負けないためにどれくらいを投資に回し、どれくらいを定期預金でガッチリ守るべきだろう?」という、全体のバランスを見る視点を持つこと。
それこそが、20年後に家族みんなで「あのとき、ちゃんと守りの陣形も考えておいて良かったね」と笑い合える、本当の安心に繋がっていきます。
「自分の今の貯金バランスだと、インフレに負けてしまわないか心配だな」
「定期預金と新NISA、具体的に我が家なら何対何の割合で持つのがベストなんだろう?」
そんな風に、一人で画面を見つめて不安になってしまったら、いつでも私の相談室を頼ってくださいね。
銀行の都合の良いアピールや世間の極端な情報に振り回されることなく、あなたの大切な家族が10年後、20年後、そして遠い老後まで安心して暮らせるような、オーダーメイドの家計の陣形を一緒に作っていきましょう。
🎁【一歩踏み込んで、一緒に考えてみませんか?】
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
1歳半の息子を育てる43歳のFPとして、普通の家庭の目線から、少しでもあなたの暮らしに役立つヒントをお届けできていれば嬉しいです。
もし、「うちの家計の場合はどうなんだろう?」「難しいお金のこと、もっと安心して相談できる場所がほしいな」と感じたら、ぜひメンバーシップ『ファイナンシャルプランナー相談室』を覗いてみてください。
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