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見なよ……相模原市のプラネタリウムを……

本日の朝刊と一緒に届いた『NIKKEI プラス1』を眺めていたら、1面「何でもランキング」の特集テーマが「科学館 大人もワクワク 学び直し」だった。謎の五七五。宇宙に思いを馳せ、科学を身近に感じるような科学館を専門家がランキングにしたという。

1位は日本科学未来館。未知の先端技術を絶え間なく展示している点が評価されている。現在、特別展「深宇宙展〜人類はどこへ向かうのか」を開催しており、わたしもこの夏に足を運んでみたいと思っている。2位は「夜の科学館」を実施している浜松科学館、3位は宇宙飛行士訓練を疑似体験できる福岡市科学館だった。

私のなかのキムタクが「ちょ、待てよ」と言う。科学館ではないが、わがまち相模原市の博物館もなかなかに良いぞ。なんとこの夏、世界初の映像が体験できる新プラネタリウムがリニューアルオープンしているんだぞ。

というわけで、このnoteでは私の住むまち相模原市の博物館を、リニューアルしたプラネタリウムを中心に紹介していく。

ちなみにタイトルは、マンガ『メダリスト』の有名なセリフをもじったものだ。まあ原型をとどめていないので、気付く人は誰もいないだろう。


10億個もの星々と8K全天周映像を体験せよ

わがまち相模原の市立博物館に設置されているプラネタリウムがリニューアルしたという報を聞きつけ、宇宙・天文分野にほのかな興味をもつわたしは、いそいそと予約をして現地に向かった。

あおあおとした緑に囲まれた相模原市立博物館

JAXA宇宙科学研究所がある相模原市。「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」をうたっている。

博物館のすぐ向かいにあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)と連携した天文展示室では、イトカワからのサンプルリターンを果たした小惑星探査機「はやぶさ」に関連する展示や、隕石から太陽系誕生の謎にせまる「コズミックラボ」などを見ることができる。博物館の屋上にある太陽望遠鏡で撮像した太陽の映像は、展示室にあるテーブルスクリーンでリアルタイムで鑑賞することができる。太陽の光は8分19秒かけて地球に届くんだって。すごい。

リニューアルオープンを記念したポスター

いざ、プラネタリウムへ。新しい機材は五藤光学研究所の「CHIRON III(ケイロンスリー)」。ケイロンはギリシア神話に登場する半人半馬のケンタウロス族の賢者で、神々から学んだ多くの事柄を神話上の英雄に伝授した存在としても知られている。星の明るさだけでなく、豊かな色彩を表現できる最新式のプラネタリウム機材だ。

驚くべきは、投影できる星の数。その数なんと10億個。10億個ってなんなの?さらに最新の8Kで全天周に美しい映像を投影できるプロジェクターを4台も配置。

10億個もの星々と8K全天周映像を同時に体験できるプラネタリウムは相模原市だけ!なんと世界初!わがまち相模原と世界初という響きがぴんとこない(失礼)!

そんな思いを抱えながら、プラネタリウムリニューアル番組「新たなる光 RE:UNIVERSE」を視聴する。相模原市の夕闇から徐々に見えてくる星々。真夜中、都会の光が消えるとそこには満点の星がきらめいている。繊細な星々に彩られた天の川と、その川に隔たれている美しく光るベガとアルタイル。七夕の季節はプラネタリウムにぴったりだ。

そんな夜空を見ていたら、後半は「水」にまつわる宇宙の旅に出発である。地球を離れ、月に火星、その先の様々な惑星・天体を巡る。8K全天周映像で見る最新の宇宙の様子は圧巻だ。知らない間に宇宙のこんな精細な映像が見られるようになっていたなんて。それでも、人類にとって宇宙の95%はまだ謎に包まれているらしい。宇宙、はてしない。

人口衛星の実物模型を見ながら宇宙に想いを馳せよ

大満足でプラネタリウムを後にする。エントランスには小惑星探査機「はやぶさ」の実寸大模型や、工学実験衛星「ひてん」、小型高機能科学衛星「れいめい」の実寸大模型が飾られている。

小惑星探査機「はやぶさ」の実寸大模型。でかい。
工学実験衛星「ひてん」の模型。1993年に運用終了。
月探査技術の実証のために開発された工学実験衛星。
現在も運用中の小型高機能科学衛星「れいめい」の模型。
大型衛星と共に打ち上げられる、相乗り小型衛星。

常設展示と特別展もコンプリートせよ

ガラスの向こうから入ってくる木漏れ日を感じる通路を抜けて、常設展示も覗いてみる。

展示室へ続く通路

相模原の地形・地質に自然の様子、遺跡の発掘調査の結果や、原当麻にある無量光寺を中心に中世の宗教の様子、そして江戸時代の農業と商業、近現代の市の変遷など相模原のことをまるっと知ることができる。

ちなみに、私の小学生の頃から常設展示の内容があまり変わってないので、こちらもリニューアルしてくれてもいいんですよ……!でも今の展示に愛着もあるんだよなぁ。揺れ動くアラサーの心。母に連れられて、学校の校外学習で、社会人になって懐かしさとともに、いろんなタイミングで博物館を訪問した思い出があるんだよなぁ。

今なら30周年記念企画展も開催中。この30年間に集められた膨大なコレクションが、展示スペースに所狭しと並べられているのは、なかなかに圧巻である。

記念展は観覧無料!

コレクションごとに担当学芸員さんの等身大のコメントもあってとても面白い。市の文化や歴史、自然を後世に伝えていくために、さまざまな活動をされている。頭があがらない。

まとめる気のないまとめ

本当はまだまだ伝えたいことがあるけれど、今日はこのくらいにしておきたい。本当に素晴らしいんだよ、相模原市の博物館はさ……。

外にははやぶさ2をモチーフにしたマンホールもあるよ

相模原市に住んでいようがいなかろうが、ぜひ最新のプラネタリウムと郷土愛を感じる展示を見に来てほしい。宇宙・天文分野の展示も楽しいよ。そしていつか、日経新聞に掲載されてくれよな。

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