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悪口は社会資本の見える化だった

悪口で思い出すこと

山口周さんの直近のVoicyで、『悪口や誹謗中傷を言われたら、自分の社会資本が増えるチャンスである』という話をされていました。

今回の文脈で言う社会資本とは、平たく言うと『人と人との間にある信頼・つながり・助け合いのネットワーク』のことで、困ったときに味方してくれる人の“見えない財産”のようなものです。、

悪口を言われてるのに社会資本が増えるとは、一見すると『???』ではありますが、私も実は身に覚えがあります。

というのも、研究職当時、入社2年目の終わり半年間ほど、私のことをやたらとディスる15歳年上の先輩女性がいたのですよね。

どんなことがあったかと言うと、私が同じ部門のメンバーへ流した進捗報告のメールへ返信の形で、誰も㏄に入れずに、メールで実験のダメ出しをしてくる方でした(そしてそのメールにマネージャーとOJTを㏄に入れて返信する2年目のカシワ)。ちなみに彼女は私と同じプロジェクトへ所属はしていましたが、私のOJTでもマネージャーでもなんでもありません。

また、別のグループの同僚曰く、私の実験データを引用して『これは実験として全くなってない』みたいなダメ出しを打ち合わせで披露していたとのこと。

聴いていた同僚たちも、ここまであからさまだとやりづらいですよね。

周囲の人の話を聞くと、彼女はその前の年にも別の後輩女性へ同様に接していたとのことで、私は入社2年目のペーペーながら何となく察したのを覚えています笑


意外と協力的な同僚たち

私のことをディスってくる先輩女性の方が遥かに社歴も長いし、コレは社内でも肩身が狭いなぁと思っていたところ、少し意外なことが起こりました。なんと多くの方は『大変だね』と言ってこちらの味方になってくれたのです。

彼女は前から所内でも評判が悪かったらしく、『あんなオバサンの言うこと気にしなくていい』とズバリ言ってくれる人もいました(その表現がいいかどうかはまた別問題です笑)

結果的に、例の先輩女性から悪口を言われたおかげで、部署内での信頼関係が見えたのです

悪口を言われたのに、周囲の同僚たちとは仲良くなれるという不思議な出来事でしたが、山口周さんのお話を聴いて、そういうことだったのかと合点がいったのでした。

ちなみに彼女は翌年春に別の拠点へ異動したので、そのまま付き合いはなくなり、めでたしめでたしという流れです。

社会資本が増える、の意味

社会人としてはたらく限り、よほど特殊な職種でなければ少なからずチームワークを発揮して動くことになります。

前半でも述べた通り、今回の社会資本には自分のことを助けてくれる同僚たちも含まれます。

苦手なことを周囲にお願いして助けてもらったことは私も数え切れません。

その中で、自分の一時の精神的な気持ちよさのために悪口を言い、協力してくれる社会資本を自ら断ち切っていくのはあまりにも短期的視点と言いますが、残念な考え方だと思います。

今回は悪口を言われたことで、これまでは私が味方として認識していなかった人からも支援してもらったりと、結果的に社会資本が『増えた』結果となりました。

もちろん悪口を言われるのは決していい気分ではありませんでしたが、結果として自分に味方してくれる人たちがわかったのはいい経験です。

今の私は同僚たちに対して信頼や、お礼を言うことを重視していますが、ペラペラと悪口を言う彼女の姿が一つの反面教師にもなっています。

私は当時の彼女と年齢が近くなりましたが、入社数年目の若手社員のアウトプットを必要もなく叩こうとは微塵も思いません。アラフォーになって入社2年目の人間の考察や解釈を叩かないと自我を保てなかった彼女が気の毒に思えます。

(ちなみに彼女のありがたいお話によると、彼女は大学受験時代の模試の英語で偏差値が72だったとのこと。当時ですでに20年以上前の栄光をペラペラ言う点からも彼女の人間性が垣間見えます。さすが先輩すごいですー🥰💝)

まとめ

35歳を過ぎても悪口を言われないやつはダメだ、という野村克也さんの名言があります。

私は意図せず20代でありがたくも悪口を言われたわけですが、言われる側はノーダメージとはいかず、多少はダメージもあります。

ただ、悪口を言われる=自分の味方となる社会資本を可視化できる・棚卸しできる機会と捉えられれば、少しは精神的にも楽なのではと考えました。

悪口を言われても、見ている人はきっと見ているマインドで乗り越えていけたらと思います。

それではまた!

長めの雑談

はじめに紹介した山口周さんの放送では、京都の先斗町(ぽんとちょう)について軽く序盤でお話されていました。

私も社会人1年目に一人旅で訪れてから先斗町のファンで、夕方になると狭い路地にうっすらと明かりが灯る雰囲気がたまらん通りです。当時(2013年)のXperiaで撮影した写真もどうぞ。

夜はうっすらとした怪しい先斗町も。。
朝になればとても健全な雰囲気に!

一人旅のあと、『先斗町に一人で行ってきました』と同僚たちに言うと、関西圏に縁のある人とそうでない人とでは反応が全然違うのが地味に面白かったです。

前者は『えっ!あんな危ないところに一人で!?気いつけなあかんで。。!』と引き気味な反応、後者は『お!いいねー!』と冷麺のようにライトな反応でした。

前者の方曰く、先斗町は昔からの花街として『怖い人』も一定数いらっしゃる街とのことで、街の神秘的さだけでホイホイ立ち入ってた当時の自分を振り返ると、無知や若さとは怖いものですね(その後も普通に何度も一人で行きましたが)。

それではまた!

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