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金縛り              【06/20/2026】


やはり疲れの抜けない土曜日 


平日の疲れを持ち越すからか、相変わらず土曜日はいつもヘトヘトだ。

今日は午前中に娘の土曜授業があり、参観に行き、帰宅して、娘がバレエのレッスンに行っている間に少し横になった。

すると、急に身体が動かなくなった。

誰かが背中側から押しているような気配がする。

声を出そうとしても、まったく言葉にならない。

「ああ、またか」

そこで気づく。

金縛りだ。

金縛りは身体からのメッセージ


私は幼い頃からよく金縛りにあう。

子どもの頃には、自分の身体から意識が離れて、天井から眠っている自分を見下ろしたり、そのまま階段を飛ぶように降りていったりするような、不思議な浮遊感を何度も経験した。

気味の悪い体験だった。

フランス留学中にも、貴族のような人たちに首を絞められ、逃げようとして身体が浮き上がり、首を絞められている自分を天井から見つめている、そんな夢とも現実ともつかない感覚を味わったことがある。

医学的には「睡眠麻痺」と呼ばれ、眠りから覚める時や、眠りに入る時に、意識はあるのに身体だけが動かせなくなる状態だという。

原因として、ストレスや睡眠不足などが挙げられるそうだ。

最近の私は、娘のことでも心配事があるし、仕事でもいろいろあった。

主人のことでも気がかりなことがある。

そんな時は眠りが浅くなり、夜中に目が覚めることも多い。

だから今日、また金縛りにあった。

きっと、そういうことなのだろう。

誰かの気配を感じたり、身体を押されているように感じたりすることを「霊感」と考える人もいるかもしれない。

けれど、私にとって唯一確かなことは、

「疲れているよ。少し休んで」

と、身体がサインを送っているということだ。

本当は、ゆっくり休んで、何も考えずに好きなことに没頭する時間が必要なのだろう。

とはいえ、現実にはなかなかそんな時間はない。

だからせめて今日は、ゆっくりお風呂に入って、好きな本を読んだり、映画を観たりしよう。

日常に少しのゆとりを。

何か新しいことを始める時間はなくても、ほんの小さな楽しみがあれば、それで十分なのかもしれない。


今日のタロットカード


そんな日に引いたタロットカードは、「カップの5」。

倒れてしまった3つのカップを見つめる人物の後ろには、まだ倒れていない2つのカップが残っている。

うつむいて立ち尽くすその背中からは、深い悲しみや疲れのようなものが漂ってくる。

けれど、その姿と残されたカップは、

「つらいことや心配事はある。でも、失われていないものもちゃんと残っている」

と語りかけているようにも見える。

そして、川の向こうには帰るべき家が描かれている。

今は無理に元気になろうとしなくていい。

倒れたカップを起こそうと頑張るよりも、

「疲れているんだな」

「今日は休もう」

と認め、自分を労ることの方が大切なのかもしれない。

金縛りもまた、身体や心が

「少し立ち止まって」

と伝えてくれていたサインだったように感じた。

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