流れる砂利と向き合う石垣積みの一日 日の出 No35
日の出Villageの作業が、また一つ進みました。
今回は、ずっと気になっていた敷地へのエントランス
“土地が道より少し高いためにエントランスの傾斜から砂利が流れ落ちてしまう問題”の解決に向けて、土留めを兼ねた石垣を積むことにしました。
エントランスは人の出入りも多い場所なので、どうしても車の出入りや雨が降るたびに砂利が動き、流れ出る量を見て手作業で砂利を戻していました……。小さな悩みのようでいて、毎回の積み重ねでストレスになる部分です。

人力だと何時間もかかる仕事勿論ユンボのお仕事です。
しかも、ちょうど石を積みたい位置に水栓が埋まっている。
避けようとしても避けきれない、困った配置。
結局、水栓を掘り起こして配管を組み直すことにしました。
水道メーターの位置も少し動かすため、このあたりはいつも参加願っている有資格の友人がメインの仕事です。 石組もそうなんですけどね・・
つまり今回は 手元手伝いのお仕事です。
まずは、基礎の石から。
石垣は“最初の一段”でほぼ決まります。
ここがかっこよくないと、その上にどれだけ立派な石を積んでも意味がありません。

大きめの石を仮置きして角度を合わせ、動きそうな箇所には土や小石を丁寧に詰めていきます。
この作業、見た目以上に時間がかかり、そしてやり直しも多い。
でも、山を歩くときの「一歩一歩の積み重ね」とどこか似ていて、嫌いではありません。
周りの地盤を締めていく。
基礎が落ち着いたら、石の周辺を鉄棒で突き固めていきます。
ただ締めればいいわけではなく、力加減ひとつで石の角度が変わるので、息を合わせるような作業です。

今回もユンボがメインのお仕事で 何十キロ以上ある石を動かし 運ぶ。
“石をバケットに乗せ、思った位置にそっと置く”というのは想像以上に難しく、結局最後の仕上げは手作業で仕上げることになります。

最後は目地で仕上げ。
全体の形がまとまってきたら、最後にセメントで目地を入れて仕上げます。
自然素材だけで行きたい気持ちもあるのですが、ここは雨の影響を大きく受ける場所。しっかり固定させて安心して使えるように、必要な部分には人工物も取り入れます。

石を積むというシンプルな作業の裏には、
配管を移設したり、基礎を整えたり、地味で時間のかかる工程がたくさんあります。
今回は石垣を組んだことで水の逃げ道もなくなる為 暗渠パイプの設置をしたのでその工事も行いました。
この後 様子を見てエントランスは古い舗装を取り除き新たにコンクリート舗装で固めます。
でも、こうした「見えない部分」に手を入れていくことこそ、
ものづくりや自然との付き合い方にも通じている気がします。
また進展したら、続きをご報告します。
